NONSTYLE井上が復活した理由って

こんにちは、耕作です。

今回はNONSTYLE井上さんの本「スーパー・ポジティヴ・シンキング ~日本一嫌われている芸能人が毎日笑顔でいる理由~ 」の本を読んだ感想を書きます。

画像1

この本を読んだ感想は、NONSTYLEは石田さんだけの力じゃないんだと思った事です。
NONSTYLEは石田さんのネタと戦略と井上さんのキャラとツッコミで成り立っていると思ってました。
戦略を練っていたのは石田さんだけではなく、井上さんもだったという発見がありました。

そして、井上さんの当て逃げ事件から比較的短い謹慎時間で復帰できたのは井上さんの人脈術によるものではと思いました。

①井上さんの戦術

この本自体、2013年なので今もやっているかはわかりませんが、井上さんはかなり人に気に入られる事を愚直にやっています。
・マネジャーが変わったら先手で挨拶する。
・あけおめメールはアドレス帳にいる人全員に送る。
・先輩と呑みにいく時は女の子を用意する
・ファンレターには返信していた。

そういう事をやっていたので、ファンは着々と増えていきました。初期のNONSTYLEはネタで獲得するより地道な努力で得たファンの方が多いそうです。

井上さんのキャラも面白いからというより多くの人に愛されるのはを考えてできたそうです。
なんともいえない顔の男がナルシスト全開なら、周りに人はツッコミやすい。自分の写真をやたら上げるのも、それが1番多くの人が反応するからだそうです。

ポジティブだからやっているというより、こういう事をやっているからポジティブになっている気がします。
自分のなりたい像があって続けているからできたキャラなのかなと思います。

②Mー1後の人気について

Mー12008では優勝しましたが、人気はオードリーに圧倒的に負けてました。
NONSTYLEも劇場では人気ありましたが、キャラでは圧倒的にオードリーに負けてました。
井上さんのイキリやナルシストはMー1の後に強調しだしたそうです。
僕が思うに今までは今までは個人個人(ファンレターの返信など)の対応が多く、狭いコミュニティでは人気を取っていたが、全国TVになると人間関係よりインパクトや使いやすさで仕事が決まるイメージがります。

特に石田さんは一つ一つの仕事を力入れていて、知名度を上げることには疎い印象があります。
井上さんは人との交流でこれまでチャンスを得ていたので、特定の人に覚えられることはできても、不特定多数には慣れてなかったと思います。

井上さんのキャラもテレビでやりだすというよりTwitterで呟いたり、周りの人にイジられて、それをテレビが面白がって使われた結果浸透しました。
自分発信というより、周りの反応をみてというのがしたたかな感じがします。

③当て逃げ事件について

井上さんは天然でナルシストをやっていると思っていたのですが、この本を読むと自分の事を客観視できていることがわかりました。
また、人間関係についても損得、自分が成長できるかどうかを考えているそうで、切る人は切るそうです。
そういう人なので、事件後の行動も早かったのではと思います。
謝罪するところにはすぐ謝罪し、世間にイメージの悪い行動は自粛し、1番迷惑のかけた相方の石田さんとはかなり話したのだろうと思います。

そういうことがあったので石田さんも真摯に対応できたのだと思います。

後、イキリやナルシストキャラがあったおかげで凄く叩きやすかったのもあると思います。
好感度が高かったり、叩く隙がない人は不祥事起こすと今まで叩きにくかった分、憎悪が込められましたが、井上さんに関しては普段とあんまり変わらない叩きだった様な気がします。
(石田さんがツッコみすること自体不謹慎とか、1番のアンチだったことも大きいが)

そういう感じで、叩かれ慣れていたので、叩いてもあんまり面白くなかったと思います。

まとめると
・ファンレターの返事など普段からファンを大切にしていた。
・スタッフやマネジャーにきちんと対応していた
・叩きやすいキャラクターだった
・1番のアンチは石田さんだった

こういう理由があり井上さんは復帰が早かったのかなと思います。

今回もありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?