タイの国立公園を散歩
Sermの義兄さんが休日だということで、国立公園に連れていって下さりました。
この公園は7つ滝があることで有名です
朝8時頃、私たちが宿泊しているゲストハウスへsermが迎えに来てくれました。
宿は村から少し離れたところにあるモダンなつくりの建物です
アメリカの国立公園もそうですが、日本とは違って自由に堪能できます。
なんと滝壺で泳げるほど
1番上の滝まで行くのは、 5歳くらいの子どもにもちょうど良いトレッキングになります。
少し水遊びをしたものの、公園入口にいる魚の方に興味があったようで、そそくさと来た道を戻りました
そして、次は温泉へと案内してくれました。
ここは、生卵を買って自分で井戸に沈めて作る温泉卵が名物のようです。
鶏とアヒルの卵がありました
午後は沼で魚釣り、のはずが投網による魚掴みになりました。
Sermのお父さんが網を投げ魚を掴みます。ベテランの技に大人も子供も魅せられました
夕飯には獲った魚を捌いて、はらわたを取り出し、ウコンとレモングラスを入れてじっくりと炭火で焼いてくれました。
焼いている間は、sermのお母さんが伝統的なお菓子を作ってくれました。
器もバナナの葉っぱで作ります。
米粉とココナツとメロンで作る、ういろうのようなお菓子でした
魚が食べたくなったら生活圏内の沼や池に獲りに行く、服をつくるために綿花から栽培する。大変だとは思いますが、手仕事には子供と一緒にできる作業があって、回を重ねる毎に大人も子供も成長する機会が沢山あると思います。
それは技術的だけでなく価値観や精神面においてもです。
早く大量にできるようになるだけが成長ではなく、深さやしなやかさを合わせもった関係性の強化、豊かさの拡充といったことを含めた全体的な成長です
Sermのお父さんの立ち姿は木仏のようで、立ち振る舞いに豊かな人生が現れているようでした
大人もヘトヘトになる2日目が終わりました
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