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vol.2 ウォータースライダー
カフェを開こうと思ったのは、人との別れに慣れたことがきっかけです。
25年間生きてきてそれなりに出会いと別れを積み重ねてきました。どうしようもなく辛い別れも出逢えてよかったなぁと何度も噛み締めることができる出会いもありました。
それらを踏まえた上で今一番感じるのは、年々別れに対する感情が軽くなってきていることです。
大学を卒業して2度と会わなくなる友達
大好きだったバイト先の先輩
結婚して会えなくなる高校の友達
“仕方ない”や“大人になったんだ”などと別れに納得をつける引き出しだけが増え、出会いは偶然に任せることが自然と増えてきてしまいました。
大人になればなるほど“環境”に合わせることが上手になるから。
別れを悲しまないことに慣れてきてしまのかと。
それなら自分でその“環境”を作ろうと思いました。
いつか、自分が会いたい人がふらっと来てくれるようないつまでも続く環境を。
そしていつかは誰かにとっての“環境”になればと。
そんなところです。また書きます。
2021.12.12 KANNONCOFFEEにて
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