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ことばのヤングケアラー


パキスタンから群馬に来た彼は、当時9歳。
両親は、日本語を話せず、読み書きもできなかったため、小学校で日本語を学んでいた彼が、ことばの面で一家を支えてきました。役場では両親の通訳をして、提出する年金の書類も代わりに書きました。

“ことばのヤングケアラー”でした。


日本語はとても難しい言語です。
漢字にひらがなカタカナ表記も複雑。
言葉の壁はとても高い。

比較的子どもたちの方が順応性高いのはわかっていたが
親の通訳のために学校に行けないほど一家を支える存在になるとは
知りませんでした。

子どもはどんなに辛くても親を見捨てられずに我慢してしまう傾向がある。

親を愛しているから
本当は愛して自分を守って欲しいと願っているが
どうしても自分が親を守るほうになる。


子どもが子どもらしく生きることを諦めない世の中にしたいですね。

まずは知ることから
知らないと何も行動できないもの。

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