「僕がイラストレーターになるまでの長く曲がりくねった道」 その③
この記事は昨日の続きです。
「その3.更なる地獄へ落ちた30代」
職業アイデンティティー
さて、僕はこうして「少年ビックコミック」新人賞を頂いた。
ところが、賞が発表になり、さぁこれで本格的に漫画家を目指そう・・という時になって・・・思いもかけない自分の欠陥に僕は気づいた。
それは、プロの漫画家になるためには余りにも大きな欠陥だった。
例えば、漫画家志望の若者のポケットには、大方こんな夢が詰まっている。
人によって少しずつ違うにせよ・・・
もちろんお金を稼ぐ、人に