梅スピリッツ「香雪-KAYUKI-」をいろいろアレンジしてみました
全体的に写真がナナメってるのは気にしない。
外出自粛により自宅で飲む機会が増えたことで、いろいろなお酒を取り寄せてみるようになりました。
今回取り寄せたのは、富士白蒸留所の「香雪-KAYUKI-」です。
香雪-KAYUKI-とは
和歌山県産の南高梅を使用した梅酒原酒(アルコール度数20度)を、さらに「蒸留」という工程を加えることで、凝縮した梅の華やかな香りと、アルコール分だけを取り出したスピリッツです。
- 公式ホームページより -
20度の梅酒をさらに蒸留しているため、ウイスキーやウォッカなどの蒸留酒に匹敵する(それ以上の)アルコール度数を実現しています。
なんと45度!
もうちょっと頑張ればコロナウィルスも殺せます。
ストレート
テイスティンググラスに注いで、まずはストレートで。
色は無色透明。グラスを回してみると、梅の香りが漂います。
梅酒の香りというよりは、梅酒の中に入っている梅を直接嗅いだ香りという感じでしょうか。
味は梅の味のする焼酎です。梅酒独特の酸っぱさや甘さはありません。
アルコール度数が高い割にいやなアルコールっぽさはなく、非常に飲みやすいです。
ソーダ割
次に炭酸水で割ってみました。
ストレートと比べて、グラスから漂う梅の香りは減りますが、口に含んだときの味や香りは、ストレートよりも感じる気がします。
ウイスキーはストレートよりもトゥワイスアップの方が味と香りが分かりやすい、というのと同じ原理でしょうか。
表現が貧弱ですが、ノンアルコールの梅スカッシュから甘味と酸味を抜いたもの、という例えがしっくりきます。
すっきりごくごく飲めます。
梅トニック
香雪 1 / 5
トニックウォーター 4 / 5
ライム 1 / 6個
タンブラーに注ぎ軽くステア。ライムを添える。
トニックウォーターで割ってみました。
ジントニックのレシピそのままに、ベースを香雪に変えてます。
香りはもうジントニックですが、ちゃんと梅の香りはします。
味はというと、トニックウォーターの甘味とライムの酸味が「梅っぽさ」を引き立ててくれていて、とても美味しい。良い感じです。
梅マティーニ
香雪 3 / 4
ドライベルモット 1 / 4
※今回はCinzanoを使用
ステアしてカクテルグラスに注ぐ。
先ほどの梅トニックでジンっぽい使い方をすると良さそう、ということが分かったので、ジンベースのカクテルにアレンジしてみました。
まずは「カクテルの帝王」と呼ばれるマティーニ。
ドライベルモットとの相性がどうなのかと懸念しましたが、ベルモットの酸味により梅っぽさが引き立ちます。
香雪の梅の風味とベルモットの風味もケンカせず、心地よく調和しています。
梅ギムレット
香雪 3 / 4
ライムジュース 1 / 4
シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
ギムレットには早すぎるかと思いましたが、だいぶ酔いも回っているのでそろそろ。
梅トニックでも書きましたが、甘味と酸味を足すことで「梅っぽさ」が引き立ちます。
だったら梅酒でいいじゃん、という意見もありますが、柑橘系の風味が加わることで梅酒よりもすっきり飲めます。
梅ホワイトレディ
香雪 2 / 4
ホワイトキュラソー 1 / 4
レモンジュース 1 / 4
※今回はCointreauを使用
シェイクしてカクテルグラスに注ぐ。
ベースの酒の違いだけなので、梅サイドカーでも梅バラライカでも梅XYZでもいいのですが、今までジン繋がりで来ていたのでホワイトレディにしました。
レシピは香雪とコアントローを2:1としていますが、そろそろ甘味が欲しくなってしまい、コアントロー若干多め(2:1.5くらい)で作りました。
香りや、口に含んだ瞬間の味はコアントロー感が強いですが、後から梅の香りが来ます。
冒頭にも書いた通りベース+ホワイトキュラソー+レモンジュースのカクテルは色々なバリエーションがありますが、香雪がベースのお酒の風味を一番感じられる気がします。
個人的にはこれがベスト。
かなり酔ってしまったので、今日はここまで。
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