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【サ活コーチ_直伝】正しいサウナの入り方(夏編)


夏本番!蒸し暑い日が続いておりますね。建物の中と外との気温差にやられて、自律神経が乱れ、倦怠感や疲労感がぬぐえず、ぐったりしていませんか?サ活コーチ、サウナスパプロフェッショナル、熱波師でもある澤田流、暑い夏をサウナで乗り越える極意第一弾として、正しいサウナの入り方(夏編)をお届けします。

●なぜ夏にサウナに入るとよいのか?

<夏バテしにくいカラダになる>

サウナに入ることで、体温調節機能が向上します。そして、自律神経も整います。暑い環境にさらされると、体は自然に冷却システムを強化します。具体的には、汗腺が活性化し、汗をかくことで体温を下げる能力が高まります。これにより、外気温が高いときでも体温を効果的に調整できるようになります。フィンランドにおけるサウナの効果に関する研究によると、定期的にサウナを利用する人々は、体温調節機能が改善され、暑さに対する耐性が向上することが示されています。

<デトックスが進みカラダがスッキリする>

サウナに入ることで大量の汗をかくと、体内の毒素が排出されやすくなります。これにより、暑い季節に体内に蓄積されやすい有害物質や老廃物を効果的に除去することができます。サウナによる発汗は、重金属や有害物質の排出を促進し、体内のデトックス効果を高めることが示されています。なお、重金属や有害物質の排出を促進するのに適したサウナの温度は、50度以下の低温サウナで、長めにじっくり入るのがおすすめです。

<心血管系の機能向上>

サウナに入ると、血管が拡張し、血液循環が改善されます。これにより、暑い季節における心血管系の負担が軽減され、心臓の健康を保つのに役立ちます。最近では、心臓病の手術後のリハビリに、低温サウナ(40-50度)に入るプログラムもあるようです。

●正しいサウナの入り方~夏編~

サウナに入る前に、水を十分にとることが大切です。喉が渇いたと感じた時は、すでにカラダは脱水状態です。


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①サウナ室に入る前に体と髪を洗う

サウナに入る前に、まずしっかり髪と体を洗いましょう。皮脂汚れやほこりを落とすことは、他のお客さんへのエチケットであり、サウナ室をきれいに保つためのマナーです。また、汚れを落とすことによって皮膚の汗腺が開き、汗をかきやすくなるメリットもあります。髪を洗っておくと、頭に熱がこもりにくくなり、長時間サウナに入れます。

②サウナ室に入る

体を洗ったら、さっそくサウナ室に入りましょう。階段状になっているサウナ室の場合、上段になればなるほど温度が高くなります。そのため、初心者は温度が低い下段に座るのがおすすめです。マナーとして、サウナマットをひくか、手ぬぐいを座るところに広げて座ります。また、頭を熱から保護するために、サウナハットまたはタオルで顔や頭を覆います(山賊みたいな感じ)。

サウナ室の温度にもよりますが、サウナには5~12分くらい入ります。ただし、夏は既に体温が高くなっているので、無理をせず、80度以上の場合は5分くらいからスタートするとよいでしょう。また、既に身体がほてっている場合は、最初に水風呂に入ってからサウナに入る(サウナ用語で「水通し」といいます)のもよいかもしれません。ちなみに、私は夏にサウナを楽しむときは、1セット:水風呂30秒→サウナ室5分→水風呂30秒→外気浴を3セット回します。より短い時間でサイクルを回しながら、自身の体調を観察し調整していきます。

サウナ室では、他のサウナ―の迷惑にならないよう、大声を出したり汗を飛ばしたりしないよう注意しましょう。最近は、ストレッチや運動をしている人も見かけますが、高温サウナで運動をするのは危険ですのでやめましょう。もちろん、タオルを絞るのもご法度です。*出るタイミングは、脈を取り、ドラえもんの「あんなこといいな♪」の歌のスピードになったら出ましょう。スマートウォッチを着用している方は、普段の心拍数の2倍ほどの速さを目安として確認するのもよいでしょう。

③かけ湯やかけ水で汗を流してから水風呂へ

サウナから出たら、水風呂へ移動します。入る前には必ず、かけ湯で汗を流してから入りましょう。汗をかいたまま入るのは、浴槽の水が汚れ、他のお客さんを不快にさせてしまう原因にもなるのでマナー違反です。かけ湯をするときは、他のお客さんに水がかからないよう、しゃがんで静かに流す気遣いも大切です。水風呂には、1~2分くらい入ります。 *冷水が苦手な場合は、足元から水をかけるだけでも構いません。 *30秒くらいすると、「気道がスースー」し、肩甲骨あたりにふわっと衣をまとう感覚があります。これをサウナ用語で「羽衣をまとう」といいます。 *水風呂から出ると、毛細血管まで血流が巡るため、「あまみ」という斑点ができることがありますが、しばらくすると消えます。

④外気浴・休憩スペースで休憩をとる

水風呂から出たら、水分補給をし、休憩スペースで5~10分程度の休憩をとります。施設によっても異なりますが、休憩スペースにはベンチやリクライニングチェア、デッキチェアなどの設置が一般的です。他のお客さんの迷惑にならないよう、ベンチで寝転んだり、浴槽の縁に座り込んだりしないようにしましょう。休憩が終わったら、使用した椅子にかけ湯をする配慮も忘れずに。


大自然の中での外気浴は格別です♪

サウナライフで、暑い夏を乗り越えましょう!次回は、サウナをさらに楽しむための「サウナとサブモダリティ」についてお届けします!!


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