cucumuのニットができるまで - Morisot -
すっととろける肌触り。
袖を通すと質感はとてもやわらかく、やさしく包み込みます。
Morisotに使われるプラチナウールは、スケールを一本一本を磨き上げることで、スケールはそのままに、細く、長く、なめらかになったウールです。
■スケールとは?
繊維径はカシミヤと同等の14.5ミクロン、保温性にも優れています。
従来にないウール素材にも関わらず、ウールが持つ優れた消臭性や吸放湿性を維持しているため、頻繁に洗う必要はありません。
質感と機能性に優れたプラチナウールは、肌に触れる面積の広いタートルネックニットにもぴったりの素材でした。
タートルネックニットの肝である高い襟は、裾から編み続いています。
一般的なタートルネックニットの場合、襟を一枚の編地から縫製をしているため縫い代が目立ちます。
それに比べて、筒状に編まれたMorisotの襟は縫い代がありません、
360°ぐるり、どこから見ても同じ表情。襟を立ててすっきりと着ていただけます。
首元から襟先にかけて襟の目数を増やし、首のシルエットに沿うように工夫をしています。
また、襟先は丸みをつけて編み上げています。
この丸みは、襟を折ったとき、前下がりのラインと揃うようになっています。
ゆったりとしたシルエットに見えますが、ドレープ性が高いため、着用時にはすっきりとしたシルエットになります。
Morisotは秋から冬、春の訪れまで長い期間で楽しんでいただけるニットです。
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