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「分からない人をわかるには?」

タイトルは本日開催したKAKEHASHIスタディカフェ#5のテーマです。


「分からない人をわかるには?」


これって今の時代本当に重要なテーマだなと終わった今ひしひしと感じています。

KAKEHASHIスタディカフェは

「障害を軸に共生社会について理解を深める」

ことを目的としております。

しかし今回は講師のさっちんさんに障害という切り口でなく家族や友人、職場の同僚といった身近にある人間関係にスポットをあててお話しいただきました。

人とのコミュニケーションというのは一日に何度も行われ、なんとなくこなしてしまうからこそ今日のように立ち止まって見直す機会があって本当によかったです。

障害診断のような「ラベリング」のメリットデメリットの整理


ラベルの有無でなく、分からない人をわかろうとする一手間が大切であること


評価を挟まず、他の価値観を認めるマインドセット


多面的、多角的、多軸的に相手の背景を想像すること


短期的、中期的、長期的という時間軸ごとに応じた声かけがあること


本当に多くの気づきを得ることができた時間でした。

最後に自分からも話しましたが、昨今のSNSで個人の投稿やネットニュースで炎上しがちなのは、この多面、多角、多軸の視点がどうしても抜け落ちてしまう枠組みなのだと思います。

相手の言動にリアクションをする前にほんの少しだけ、ほんの少しだけでも相手の背景や発言に至る経緯などを想像するだけで出てくる言葉も変わってくるのではないでしょうか?その積み重ねは人生を変えると思います。

今日、この機会に知ることができて本当によかった…

グループディスカッションでは様々な意見が飛び出しました。様々な業種の方、中学生や大学生などの若い世代の参加もあり、それぞれの視点から意見を伝えていました。

「お互いの価値観を認め合う」。ディスカッションではそれぞれの参加者がそれを体現していました。手垢のついた言葉ではありますが、なんとなくでなく手触りを感じるような感覚になりました。

ダイバーシティ&インクルージョンという実態の掴めない横文字への理解が深まった時間となったのではないでしょうか。参加者の皆さん本当にありがとうございます。

そして、本日手話通訳で参加してくださった小林邦枝さん本当にありがとうございます。

今回、聴覚障害を持つ参加者は結果的にいませんでしたが、当日の土壇場参加にも対応できるよう毎回控えていただいております。

イベント運営において障害を持った方への情報保障があることがスタンダートになって欲しいという想いがあり、小林さんには無理をいいながらご協力をいただいております。何度でも言います。ありがとうございます。

講師を務めていただいたさっちんさん、ボールで繋がったご縁で今回のように1つのイベントを一緒に創りあげることができて嬉しかったです。

コート上とオンライン上のギャップが凄くて。これも多面性ですね。


KAKEHASHIスタディカフェ、次回は1月か2月に企画しようと思います!たくさんの方のご参加をおまちしております😆

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