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「マイナスに考えてるから、マイナスが起きてしまう」と不安になるのは責任を放棄してるから

”自分”というフィルターを通して世界を見ている

物体が、その固有振動数に近い周期性をもった力を受けると振動を始める。

これを、共鳴や共振と言います。

人生も、ずっとこんな法則に従って展開しています。

「物体が、その固有振動数に近い周期性をもった力を受けると振動を始める」

この文章の、”物体”が物質世界で起こる(あなたが感知している)現実、”力”があなたが発するエネルギーです。

エネルギーは思考や感情から生まれ、あなたが(意識的にせよ無意識的にせよ)物事に関して抱く主観的な考え、「観念」からも当然発生しています。

「中の中ぐらいの生活で充分」
→自分で「中の中」だと感じる生活水準を送ります

「貯金はできないけどお金には困らない」
→実際その通りの現状なはずです

「年に何回か旅行に行きたい」
→行けているでしょう

「お金持ちにはなれない」
→なれません

観念は、経験や周りの人や環境、集合意識などの影響でできあがります。

望んでいないように思えても全ては思いのまま

「夢を持っても叶わない」

「自分の人生こんなもの」

こんな感じの観念を持っていたりすると、必ず夢は叶いませんし、こんなもんだよなという人生が歩めてしまいます。

望んでいない人生のように見えて、ちゃんと自分の思った通りに世界は動いてくれているんです。

観念は、幼い頃からの親の影響を受けているケースが多いと思います。

例えば、「良い子にしていなさい」。(大人同士の会話にはほとんど登場しませんね)

素直で
成績優秀で
お手伝いができて
親や先生の言う事を聞く

「良い子」とは、もしかすると、大人にとって”都合のいい子”かもしれません。

こうして、人の目や世間での評価を基準に生きていくことに慣れてしまうと、”自分”が本当は何がしたいのか、どう感じているのかという感覚がマヒして

”親に”認められたい!
”彼に”愛されたい!
”世間に”認められたい!

と、満足感を得るためには、”自分以外の要素”が必要なんだと感じるようになります。

”思考する力”と”感じる心”は誰のものか?

そして、「認めてもらいたい」とか「愛されたい」の裏側には、現状

→認めてもらえていない
→愛されていない

という観念が見えます。

当然、こういった観念があれば、あなたは「認めてもらえない状況」や「愛されていないと感じる状況」を感知することになります。

他人を軸にした人生は、”その人”の言動に左右され続けるので、自分の気分も上がったり下がったり。

一度考えてみてください!

「今起きている現実を認識している。」

これを行っているのは誰ですか?

「目に見える世界が全てだ。」

そう思っているのは誰ですか?

「〇〇を食べて美味しいと感じる。」

これを感じているのは誰ですか?

「ニュースを見て嫌な気分になる。」

これを行っているのは誰ですか?

「他人の言動に一喜一憂する。」

それを選択しているのは誰ですか?

「人生なんてつまらない。」

そう思っているのは誰ですか?

頭の中だけは絶対的自由が守られている

日常の全てを行い、思考し、感じている(それを選択している)のは

神様でも
占いの先生でも
親でもなく

自分自身です。

他人があなたの頭に介入してきて、勝手に思考することはできません。

逆にいうと、何を"思考"するかは絶対的に自分だけの"自由"です。

そしてその"思考”から発せられるエネルギーが、現実に影響を与える訳です。

「自分の意思の元、自分の責任の元で色々な経験をしているのだ」ということをはっきり認識すると、「自分の人生の創造者は"自分"だ」ということが理解できます。

「マイナスなことを考えているから、マイナスなことが起きてしまう。」

「最近調子が良かったのに、今日はまた落ち込んでしまった。」

『思考は現実化する』という概念を勉強中の方で、このようなことを言っている人たちをよく見かけます。

前提として、自分の"思考"について敏感になるのはすごく良いことです。

ですが、「自分の人生の創造者は"自分"だ」ということの本質が理解できていれば、いちいち不安になったり一喜一憂する必要は全くないはずです。

身に起こる全ての責任を取る=究極の自由

マイナスなことを考えても、気分が下がっても、それを変えていける力を''あなた"は持っていますから、見えない”何かに怯えたり、戦ったりする必要はありません。

別にどんな状態になろうと、どんな気分になろうと、不安にならずにこう思ってください。

「自分の思考は絶対的に自由だ。経験への責任は自分にあるし、思考はいつだってコントロールできる!自分の人生の創造者は自分しかいない。」

きっと今までと違う感覚が味わえると思います。

"思考"することの"自由"が与えられているから、"責任"も取れる。

当たり前です。

人がこう言うから、皆がこうしてるから。

それは本当にあなた自身が感じていることですか?あなた自身がやりたい事ですか?

他人に人生を乗っ取られないでください。

あなたの人生は"あなた"にしか経験できないのだから、他人のせいにして文句を言うのをやめ、今すぐ「自分の人生」を楽しんでください。

"自分の身に起こるすべてのことに進んで責任をとろう。そうすれば想像しうる限りの素晴らしい未来を築くための、輝かしい究極の自由を見出すことになるだろう"

世界が変わっていく様を見るのは楽しい

もし今これを読んで、自分の感覚をマヒさせてしまってきたと感じる人がいるなら、リハビリしましょう。

自分にどんな観念があるかを見つけて、それを変えたり手放したりすることをゲームのように楽しめばいいのです。

例えば、働いている会社や業界に「休日も無しでがむしゃらに働く」という雰囲気があって、これまでそれを”当たり前”だと受け入れていたとしても

「大好きな読書の時間も取りながら、ゆとりのある働き方ができる。」

に変えていいのです。(どうなりたいかを”決める”ところから始まります)

充分幸せで、感謝できる毎日を送っているから欲を持っちゃいけない。

→なりたいもの、やりたいことをもっと表現していこう!

お金はあまり良いものでは無い。

→お金は必要だからお金を好きになろう!

とかでもいいです。

観念を変えたことで、現実が変化していくのを見るのはとても楽しいですよ。

ぜひ、自分の人生を意図的に創造する楽しさを体感してください!

編集後記

『世界は自分で創る』2014年04月02日、03日、21日、06月07日の記事を編集、再編しています

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