実務のおじさん研究者がいることの意味

2週間に渡る #大学院 滞在と佐賀県伊万里市への訪問を終えて、昨日の夜に事故なく、木城町に戻ってきました。
そして、1日病院でした(笑)

さて、タイトルの意味について、私だけが感じていると思ったことを、現在も交流がある #関西学院大学 の石原先生がFacebookに投稿された内容がツボったのと、研究室の4年生二人からメールをもらったので、少しご紹介します。

1 研究者が減ると国が衰退する
2 家族を持ち、私費で大学院で学ぶ40代、50代が多い
まとめは、『上がりじゃないのよ学位は』中森明菜風

次に若手研究者が優遇される科研費。社会科学の発展には、実務も経験した中高年の博士が必須。

では、私が大学院の研究室にいる意味は⁈
『就活や卒論のことで大変お世話になりました。ありがとうございました。困ったこと、聞きたいことがあれば頼りますので、よろしくお願いします。』
『菅さんのお陰で、自分もこの1年頑張れました。来月たくさん飲みましょう。』

老害と思わないでください。
実務を続けながら、おじさんが研究室にいることの意味はあります。
なので、科研費ください(笑)

彼らが研究室に来た時、『何でおっさんがいるんやろ?』って思ったのは間違いありません。
いろんな話をして、お互いを尊重し合い、ここまで来ました。
私は研究室の仲間に技術の考え方を教えたのでは無く、彼らが気付くことを伝えただけです。
はるかに、彼らの方が頭が良いです。
しかしながら、頼られた理由は、実務の経験を伝えたからに他なりません。

学位や資格は取って終わりではありません。
一方で学位や資格は要らないと言う人もいます。

答えは分かりませんが、世界を見渡してみたら良いと思います。
日本の官僚や政治家ではなく、世界の官僚と政治家を。
それが答えのような気がします。

科研費ください(笑)

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