大学院前期に起こった出来事
6月下旬の出来事
仕事をしながら毎週約600kmの移動を続けていました。
具体的には水曜日から金曜日までほぼフル講義で、頭の中に入りきらない状態に加え、課題も多く、気力・体力共に低下していきました。
金曜日の夜中に帰り着き、土曜日から火曜日はフルで仕事もしなければなりません。加えて、講義の合間に電話の着信、メール等が大量に入り、正直休む間がまったくない状態が続きました。
突発性目眩発症
福岡のアパートに着いた途端に突発性目眩が出ました。
民間コンサル時代にも発症したことがあり、加えて薬も持ってきていませんでした。
何とか部屋まで入り、そこから横になってほぼ2日間身動きが取れなくなりました。
起きられず、食べられず、考えたことは、”大学院を辞めよう”でした。
助教授の先生に一度メールをして、身体の状態を伝え、その後に電話で話をしました。
先生が言われるには、『これまで休まず講義、課題を提出されていて、かつ講義の2/3は出席されているので、前期の残りを欠席しても、単位はもらえると思います。前期の残りを休んで、後期に備えましょう。』
この言葉をいただいた時に、涙が出てきました。
ちょっと無理しすぎた自分。
何とか頑張ってきた自分。
応援してくれるみなさんに支えられてるから、働きながら大学院へ行けている。
もう一度、身体を休めて後期に備えようと決意しました。
木城町での生活
何とか木城町に戻ってからは、食事と睡眠、休息を十分に取りたかったのですが、それでも仕事の依頼が続きます。
そこで、正直に伝えました。
『業務多忙で体調が悪くなりましたので、ご迷惑をおかけします。他の方を御紹介しますが、いかがでしょうか?』
それでもお客さまは、”体調が良くなるまで待ちます。あなたに頼みたい。”と仰ってもらいました。
ありがたいお客さまばかりで、支えてもらっていると改めて感謝しました。
働きながら学ぶコトの意味
ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも気付けば大学院に進学されていました。
田村さんと比較するのはおこがましいですが、私たちの年代にとって、大学という存在はとても大きいものです。
学歴コンプレックスを持ち続けたまま、働き始め、それなりの地位を得たとしても、心の奥底にある大学への憧れはあり続けています。
私は大学院に行く前に、通信課程も受験し、履修した経験もあります。
続けられなかった理由は、やはり多忙さにありますし、教養課程が非常に辛い状況でした。
それでも、この年で大学院へ進学し、20代の心優しい若者たちと学べることに喜びを感じると共に、周りのサポートに感謝しています。
つまり、これから私がしていきたいことの一つが、学びのサポートです。
学びとは学校の勉強に限らず、多様な学びがあります。
私が進めていこうとしているのは、”実学教育プロジェクト”です。
実学教育プロジェクトとは?!
様々な事情があり、進学を諦めていた人。
進学を考えているが、吹っ切れない人。
何を学んだら良いか分からない人etc.
私の信条は、”学んだコト、経験したコトは誰にも奪われない”です。
学んだコトや経験したコトが今、これから何に繋がるかをしっかり考えていくプロジェクトです。
その答えはデザイン思考に他なりません。
私自身がデザイン思考と出会い、学びの幅よりも考える余裕がうまれました。
そこで実学教育プロジェクトはデザイン思考を基本に据えて、学びが結果に繋がる過程を楽しみます。
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技術士と行政書士の依頼が無くならない理由
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