なりたい大人たち

映画を見ると、自分の「こういう大人になりたい」像がどんどん追加されていきます

最近見た「インスタント沼」のハナメのキュートさと行動力、底抜けの明るさは是非とも見習いたいし、「湯を沸かすほどの熱い愛」の双葉の深すぎる愛とか

あとは映画じゃないけど、「エミリー、パリに行く」のエミリーの奔放さは愛してしまうなと思うし、真似したいような、一歩勇気が出ないような気持ちになる

そして最近見た、「浜の朝日の嘘つきどもと」は自分の中の理想の大人像がまた追加されたなと思いながら、キラキラした目でスクリーンを見ていた

あさひのちょっと映画的な行動力はなかなか真似できないけど羨ましくなるし、バオくんの純粋さもいつまでも忘れたくないなと思った

けどこの映画は、間違いなく佳代子がMVPでしたね！まりこちゃんて佳代子なんか？と思わせる自然さ 棒読みとかじゃなくて、自分のものにしてすらすらセリフ言ってる感じ、すごかった

あさひとはじめて屋上で会った時のかんじ、あんな正解な対応あるだろうか そして自分がその立場になった時、強要するでもなくでもちょっと肩を抱くというか寄り添う感じ、出せるかな、難しいよな

「どうせ100年後には死んでるんだから、今死ななくてもいいじゃない」

と声をかけられるだろうか

あさひのことを友達だと言って、一緒に映画を見ながら号泣して、どこまでも対等で、変にお世辞や綺麗事は言わないけど肯定してくれる

あのバランス、すごい 私もそういうことができる大人になりたいって心の底から思った

ブラボー佳代子！