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『Nailie(ネイリー)』94%が個人事業主のネイル業界で予約体験を変えるSNS型予約プラットフォーム

C2C社は、様々な業界のパートナー様へダイレクトマッチングのプラットフォームを提供しています。C2C社のYouTubeチャンネルで公開している、「C2C社代表ソルからパートナー様へのインタビュー」を、noteでもご紹介いたします。

※本インタビューは、2021年6月に実施した内容です。

ゲストパートナー #1
株式会社ネイリー  代表取締役CEO 浅倉健吾様
2007年に21歳で起業し、株式会社ファイブスターを設立。アパレルFC店や販売代行店、ネイルサロンを立ち上げる。その後、飲食店も展開。2018年にネイリスト直接予約アプリ『Nailie』をリリース。2021年2月現在、ネイル&アイラッシュサロン「TRU NAIL&EYELASH」を国内25店舗、ベトナム・ホーチミンで「TRU NAIL&BEAUTY JAPAN」を展開。 URL : https://nailie.jp

C2C社第1号案件『Nailie』開発のきっかけ

ソル: C2C社は、様々な業界でマッチングプラットフォームを作りたいという事業者様にシステムの提供をしている会社です。この番組ではクライアントパートナーをお呼びして、各業界のマッチングプラットフォーム事情を、深堀りしていきたいと思っております。
本日のゲストはネイリー社から、代表の浅倉健吾さんにいらしていただいております。それではよろしくお願いいたします。

浅倉: はい。ネイリー代表の浅倉です。よろしくお願いします。ネイリストに直接予約できるサービス、CtoCのサービス『Nailie』を運営しています。お願いします。

ソル: よろしくお願いします。浅倉さんとは結構付き合いが長くてですね、元々はこのC2C社の仕事と全く関係なく、私がエボラブルアジアというオフショア開発の会社を立ち上げていて、約1000名ぐらいのオフショア開発の会社なんですが、そちらでベトナムに居るときに、浅倉さんも10年以上ネイルサロンを経営されていてベトナムに一号店を進出させるというときに、共通の友人を介してベトナムで紹介していただいたというのが、もう7~8年前ぐらいですかね?

浅倉: そうですね。7~8年くらい前ですね。

ソル: それで出会ってですね、よく食事も一緒に行かせていただいていたんですけど、その流れで確かNHKの特集か何かで、Uberの特集を見て、、

浅倉: テレビで見て。

ソル: ネイルの業界もこうなるんじゃないかと。

浅倉: そうです。はい。CtoCというか個人の業界なので。

ソル: そうですよね。それでマッチングプラットフォームを作りたいという相談を受けたときというのが、ちょうどC2C社を私が創業するというときでしたので、実はC2C社としても第一号案件という形でやらせていただいたっていうのが、それはもう3~4年ぐらい前ですよね?

浅倉: そうですね。はい。3年前ぐらいですね確か。

ソル: 昔からの結びつきでやらせていただいているので、そんな感じで今日も楽しくやっていきたいなと思ってます。

浅倉: はい。お願いします。

『Nailie』サービス概要について

ソル: 最初に『Nailie』というサービス、初めて聞かれた視聴者の方もいらっしゃると思うので、簡単に概要を教えていただけますでしょうか?

浅倉: はい。ネイリストに直接予約ができるサービスで、SNSの様にネイルデザインが見れたりとか、いいねを押せたりフォローができたり、直接そこから予約ができて、決済まで完結するサービスになっています。

ソル: 店舗ごとではなくて、ネイリスト単位で予約できる?

浅倉: そうですね、はい。個人個人でできるサービスですね。

ソル: レビューが見れたり、デザインが見れたり。

浅倉:  そうです。

ソル: お気に入りネイリストが簡単に見つかる。

浅倉: そうですね。

ネイルサロン経営者から見たネイル業界の課題

ソル: はい、では早速ですね、そんな『Nailie』についてもっと深堀りしていきたいと思います。本日1つ目のトークテーマですけれども、『Nailie』を作ろうと思った背景には、業界の問題点とか課題、それを解決したいというような思いがあったと思うんですけれども、その業界の課題などについてどんなふうに感じられていたのか、お聞かせいただければと思います。

浅倉: はい。これはネイル業界というか、美容業界全体にいえることなんですけど、今すごくクーポンサイトが強いので、そこに広告費がすごくかかってしまうんですよね。特にネイルサロンだと個人でやられているネイリストが多いんですけど、なかなかそこに多額の広告費がかけられないという業界の課題があって、『Nailie』だと広告費がかからずに無料で始められて売上からマッチング手数料をもらう仕組みなので、そういった業界の問題を解決できると思っております。

ソル: なるほど。逆にユーザー側の不というか、問題、課題というのはどんなものがあったのでしょうか?

浅倉: ユーザー側でいうと、広告費を払った順にサロンが表示されるので、、

ソル: それは従来のサイトの場合ということですね?

浅倉: そうです。クーポンサイトの場合は広告基準に出てくるので、本当に自分に合ったものではなくて、そのサービスがレコメンドするものが出てくるんですが、『Nailie』の場合は、口コミやレビューが掲載順位に反映されますし、自分に合ったお勧めのネイリストが選べるようになっているので、そこがユーザーにとってのメリットだと思っています。

ソル: 従来のクーポンサイトは、あくまでもやはり店舗単位予約なんですか?

浅倉: そうですね。はい。

ソル: なるほど。

浅倉: なので基本的にその店舗の中で、上手いネイリストや、ちょっと自分に合わないネイリストがいても、なかなかユーザーからは見えづらいということがあって、

ソル: 『Nailie』の場合は完全に個人単位で、個人に予約ができると?

浅倉: そうです。はい。

ソル: つまりデザインが載っていれば、確実にそのデザインをした人に施術してもらえると、そんな感じですね?

浅倉: そうですね。はい。

ソル: 市場全体で見たときに、やはりマッチングプラットフォームが向く市場、向かない市場があると思うんですけど、その辺はネイル業界はどうなんでしょうか?

浅倉: そうですね。美容業界だけ見ても、ネイルが一番向いていると思っていて、それはネイリストというのは一応民間の資格があるんですけど、国家資格はなくて、今日からでも始められる、誰でも始められるという職種なんですよね。あとは場所の制限もなくて、自宅でできたりどこでもできるので、個人で事業を立ち上げやすいというのはあると思いますね。

ソル: 実際、市場全体の中での個人事業主の率は高いんですか?

浅倉: 高いですね!90パーセント以上の方は個人事業主という。

ソル: 90パーセント!それは確かにすごく高いですね。

浅倉: 高いですね。はい。

ソル: ということはそもそも『Nailie』を出す以前から個人事業主の方はたくさんいらっしゃって、

浅倉: そうです。

ソル: そこに向けて集客ツールとして機能していると、そんな感じですかね?

浅倉: そうです。まさにそうですね。

ソル: なるほど。それだけ聞くと非常にCtoC向けの市場というか、伸びていきそうな感じがします。サービスリリースして今1年半くらいですかね?

浅倉: そうですね。1年半ぐらいですね。はい。

『Nailie』に対するネイリスト、ユーザーからの評価は?

ソル: 2年弱ぐらいですかね。ではリリース後の実際の評価というところを2つ目のトークテーマとして聞いていきたいんですけれども。ネイリストの方、ユーザーの方それぞれ、今のところ『Nailie』に対してどんな評価をしていただいてるのか簡単に教えていただいてもよろしいでしょうか?

浅倉: まず、ネイリストでいくと、今1万人。

ソル: 1万人!おお。すごいですね。

浅倉: 1万人突破して、毎月約500人から600人が登録していただいてるサービスです。

ソル: 毎月ですか?

浅倉: はい。

ソル: おお、すごいですね。それは広告とか打たれて?

浅倉: いや、ネイリストに関しては広告は打ってないんですよ。

ソル: じゃあ口コミで広がってるっていう?

浅倉: そうですね。

ソル: すごい勢いですね。

浅倉: そうですね。はい。ネイリストの方にはすごく支持されていると思います。

ソル: 実際、『Nailie』でやられているネイリストの方で、いくらぐらい売上を、多い方だと上げられてるんでしょうか?

浅倉: 一昨年の夏に、人気のネイリストの方で、個人で月に100万円以上。

ソル: 『Nailie』だけでですか?

浅倉: 『Nailie』だけでですね。

ソル: それはすごいですね。

浅倉: はい。それくらい売上を作られている方もうまれていますね。コンスタントに仕事をとれているので。

ソル: それも全て成果報酬というか、広告費はかからずに売り上げが上がってるっていうことですね?

浅倉: そうです。はい。広告費はかかってないです。

ソル: それは確かにネイリスト側からすると、すごく評判良さそうですよね。ネイリスト登録数1万人というのは、リリース2年弱という期間では本当にすごい数字ですね。

浅倉: そうですね、はい。かなり高いと思います。

ソル: 逆にお客様側からの評価というのは、どうなんでしょうか?

浅倉: 今、ずっとコロナでなかなかネイルサロン自体に行けない現状が続いていたんですけど、先月5月ですね、過去最高売上を達成しました。

ソル: 素晴らしいですね。

浅倉: はい。ユーザー側からも支持されていることを実感しています。

ソル: なるほど。それはやはり、クーポンサイトとか、あとは電話で予約してという従来のスタイルと比較したときに、『Nailie』に利便性を感じていただいてるという感じですか?

浅倉: そうですね。はい。やっぱりサロン単位でしか見えなかったものが、『Nailie』だと個人単位で見れるので、より自分に合ったネイリストを探せるし、クーポンサイトだと掲載できていなかったネイリストの方もいたんですが、『Nailie』だと掲載無料なので、意外に家の近くにネイリストの方を見つけられたりとか。

ソル: なるほど。では今までだと繁華街まで出ていっていた人が、「実は家の近くにあったんだ」というような発見があったりとか。

浅倉: そうですね、まさに。

ソル: 実際そういう郊外のネイルサロンにも、結構予約は入ったりしているものですか?

浅倉: そうですね、万遍なく。やはり中心は東京とか大阪、サロンが多い地域なんですけど、なかなか今まで見つからなかったような地域で登録されている方も多いので。

ソル: なるほど。ターミナル駅とかではなくても、沿線の小さい駅とかでも予約が入っている感じなんですね。ちなみに、お客様側のリピートユーズはどうなんでしょうか?

浅倉: 『Nailie』は、ワンタッチで予約ができて、キャッシュレスなので現地でのお会計もないんですよ。なので一度使ってもらうと、かなりリピートされている方が多いですね。

ソル: 本当に話を聞いていると、このコロナ禍で最高売上更新というのもそうですし、ネイリストの方も短期間に1万人以上登録してるというところを含めて、ネイリスト側・ユーザー側、総じて高い評価をいただいているという感でしょうか?

浅倉: そうですね。はい。業界自体に今までなかったものなので、ものすごく評価いただいていると思います。

『Nailie』開発で苦労したこと、こだわったこと

ソル: ちなみに我々も開発スタートからずっと一緒にやらせてもらっているんですけれども、今までで、「ここは苦労したな」とか「ここは大変だったな」というようなステージはありましたか?

浅倉: 元々僕が全くITというか、アプリサービス自体の知識がなかったので、ゼロから勉強したんですけど、そこは四苦八苦して、、それこそエンジニアの方に結構迷惑をかけてしまって、やはりそこが結構大変でしたね。

ソル: 何かこだわりというところで言うと、やはりネイルサロンを経営してるというバックグラウンドもございますし、ネイリストの方にとっての使いやすさにはすごくこだわられていた感じですか?

浅倉: そうですね、まさに。はい。あとはやはり価格で勝負しないサービスなので、デザインが見やすいとか、UI自体もネイリストが見てかわいいと思ってもらえるようなUIにしていますね。

ソル: なるほど。確かに、サービスを作る際にネイリストの方にインタビューした時も、すごく直感的な意見が多かったですよね。

浅倉: そうなんです。はい。どんな機能があってもなくても、パッと見てこれかわいくないと思ったら使わないとか。やはりネイリストの方はアーティスト気質なので。

ソル: 業界ならではのそういう事情があるんですね。

浅倉: そうですね。

今後の『Nailie』の展開について

ソル: これが最後のトークテーマになるんですが、現状非常に伸びている、堅調に成長しているというお話なんですけど、今後はどんなふうに『Nailie』というサービスを成長させていきたいかというところをお伺いして締めていきたいと思います。その辺りを教えていただいてもよろしいでしょうか。

浅倉: はい。基本的に僕らが『Nailie』を始めて、目指している世界というのが、ネイリストの働き方、新しい働き方を提案していくっていうものなんですよね。ですので、これまで従来だったらホームページを見て、予約をして行って、現地で会計をしてみたいな流れがあったんですけど、そこをアップデートして新しくしていきたいっていうのがありますね。

ソル: なるほど。

浅倉: Uberみたいに今ネイルしたいなと思えばすぐネイリストが来るとか、近くでお店がすぐ見つかる、といったサービスもどんどん展開していきたいと思っていますし。

ソル: なるほど、即時性の需要ですね。やはり今のサービス、例えばクーポンサイトなどではなかなか見つからないものなんですか?

浅倉: そうなんですよね。基本的には各ネイルサロンが予約の管理をしていて、直前の時間についても予約のシステムでは空いているように見えていても、電話での予約が入ったりすると、すぐには予約表に反映されないということが多いので、なかなかすぐ近くで今行けるネイリストが見つかりづらいということはありますね。

ソル: 『Nailie』としては、そこを確実に行けるところだけピックアップされるようにするという感じですか。

浅倉: そうですね。はい。逆にネイリスト側からユーザーにリクエストが来るようなシステムも今開発しています。

ソル: なるほど。「私、今行けますよ」っていうのが?

浅倉: そうです。

ソル: 「渋谷」「今から」みたいな感じ探すと、すぐ見つかる?

浅倉: そうです。ネイリストのほうから立候補するみたいな。

ソル: それだと確実に空いてますね。

浅倉: そうですね。はい。

ソル: それは楽しみですね。

浅倉: そうですね。今開発中で。業界全体でできてないことなので、できたらすごくよいなと思っています。

ソル: なるほど。非常に楽しみだなと、お話を伺いながら私も感じたんですけど、私としても改めてこのネイル市場の中で、『Nailie』というものが作り出す新しい価値創造ということに、非常に可能性を感じましたし、開発を担当させていただいてるC2C社としても、それをしっかりと成長させていけるようにこれからも頑張っていきたいと思わせていただける有意義な時間でした。ぜひ最後に、今日の話を通じ、感想や今後の意気込みなどがあれば、伝えていただければと思います。

浅倉: はい、そうですね。業界全体で広告費の問題もあり、独立したいけど躊躇しているネイリストの方も多いと思うんですけど、そういう方を応援する、後押しするサービスになっていると思うので、ぜひ挑戦してもらえたらと思っています。そのときは『Nailie』を使っていただけたら、というふうに思っております。

ソル: ありがとうございます。これからも一緒にサービス向上していきたいと思っておりますので、『Nailie』をまだ使ったことのない方は、ぜひ使ってみていただければと思います。ありがとうございました。






























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