【導入セッション🚪】
導入セッションとは?
導入セッションとは、コーチングの関係を持つことを決めたコーチとクライアントが行う、最初の意図的な協働関係を築くセッションのことです。
お互いのニーズやスタイルを知り、本音で話せる関係を築き、今回のコーチングの関係が何を目指すものなのかといったことを決める機会です。
クライアントが何を求めてコーチをつけようとしているのか?このクライアントはどんな人なのか?何を大切に生きてきて、人生の現時点でどのような変化を作り出そうとしているのか?
このコーチは、どのようなことを大切にして、どのような願いを持ってコーチングをしているのか?
2人が継続して行うコーチングの関係の最初の扉を開けるような、そしてこれから2人で歩む世界を覗き見るような、そんな機会になります。
「本質的な変化」に欠かせないもの!
私が初期につけたコーチは、一泊二日で自然の中で導入セッションを行いました。殆どビジョンクエストです(笑)。
初日に海辺で、今の自分を思い出し、どんな変化をもたらしたいかについて語りました。生きること、死ぬこと、一見コーチングに関係のないようなことまで、色々話しました。
一晩をひとりで過ごし、2日目は山の中腹の森の中で話しました。昨夜自分の中に浮かんだこと、夢のことなどを語り、今回の経験を踏まえて、これから始まるコーチングの関係で目指すものを決めました。
20年近く前のことですが、今でも鮮明にいくつかの場面を覚えています。そして、その当時あやふやだった自分の人生のイメージが、今はくっきりと実感できるようになっています。
コーアクティブ・コーチングでは、クライアントさんが抱えている課題を扱うわけですが、主人公はクライアントさんです。まずは、セッションの中でコーチと紡ぎ出した仮説に沿って以前であればやらなかった実験的な行動をクライアントさん自らが起こします。その実験的な体験をベースに自ら解を導き出すことで、自分の望む方向を見出したり、自分が無意識であった自分の願いなどに気づいていくことになります。
導入セッション後継続的に行う通常セッションも「人(Being)に焦点」を当てるため、課題(Doing)を解決したときに、クライアントの本質的な変化(成長)ももれなくついてくることになります。
このような予定調和でないDoingとBeing両面の変化が起こるのも、導入セッションを行うからと言えるでしょう。
どうデザインする?
流石に一泊二日の導入セッションを推奨はしていません(笑)。
フルフィルメント・コースの中でもお伝えしているポイントはいくつかありますが、導入セッションには、そのコーチが何のためにコーチングをしているかといった姿勢が現れます。自由にデザインして、何よりもコーチも楽しめるものであることが大切ですね。
CTIファカルティ 「いろり」こと青木聡美
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