デジタルシフトの具体化

大手広告代理店や、経営コンサル会社が、
デジタルシフトと銘打って、web広告事業を一生懸命やっている。

しかしながらその実態の大半が
素人をかき集めて、ただリスティング広告やるとか、ただウェブサイトつくるとか、その程度で、本当に、ウェブサイト製作、広告、CRM全てを包括してコンサルティングできる、デジタルシフトへの基盤を作るということができているウェブ人材がどれだけいるだろう。

当たり前だけど、

デジタルシフトの基盤づくりは、ウェブ初心者には到底できない。
ましてや、昔ながらの広告マンや、経営コンサルタントにもできない。
概念すら分かっている人はほとんどいない。

もし信頼できる基準を強いていうならば、

インターネット広告に10年以上携わりながら、ウェブサイトを自らつくれて、seo対策を自ら実施したサイトが3業界以上、さらに検索エンジンのアルゴリズムの知識も常日頃取り入れている人。

となるかもなのだけど、ほとんどいない、というか日本に50人未満かも。

だいたいインターネットに携わる人たちは下記のような人たち。

・ウェブサイトつくるのが専門なんで、みたいな職人タイプ。

・web広告のことなら任せてくださいという、立ち回りオンリーで稼ぐ媒体販売人。

・顧客管理、メール配信は任せてくださいという、ASP業者。

たちが悪いのは、脇の甘い中小企業ターゲットで、ワードプレスで簡単に作ったサイトを300万とかのリースで売りつけるゴリゴリ営業会社の営業マン。

これらの人たち、結局全体をみわたせないから、ほとんど効果出せません。

事業を伸ばすために、デジタルを活用するわけですから、下記をまずヒアリングしてくるコンサルタントとつきあわないといけません。

事業の利益率、
販売スキーム、
インサイドセールスの実施状況
現状の販売目標
それに対するKPI
KPIの分析手法

などなど。

バナーやる
とか
リスティングやる
とか
LPつくる
とかは手段でしかないので、

まず目標設定を明確にして、いくらかけたら何件販売できるのかをシミュレーションして、毎月密なやりとりが出来る体制を持ったウェブコンサルティング会社を見つけなければ、
ただしいデジタルシフトはできません。

またデジタルにおける、内製化も社長の一声で実施し始めていますが、だいたい素人集団で始めるもんだからクオリティが低い。

時間が経てば、知見が溜まって…

という方もいますが、

濁った水は、時間が経っても勝手には浄化されません。

いろんな業界の、ウェブサイトやプロモーションの状況を分析したり、テストして改善してということを物凄い数をこなして初めてWEBプロモーションというものの全体像がみえてくるので、一社のなかですぐれたウェブチームを内製化するのはかなり難しい。

内製化する志はよいので、外部のコンサル会社と手を取りながら進めないといけない。

周りを見てください。
内製化でうまく言ってる会社は、一つもない。
特にmaツール を活用して、インサイドセールスチームを作ろうと一生懸命な企業が増えましたが、今までよりも非効率になってるような会社も見受けられます。

ただしいデジタルシフトをするには、経験豊富なコンサルタントと、騙されない企業の担当者が必要です。
ま、うまくいっても、うまくいかなくても、うまくいってるように見せるのは、WEBデータを活用すれば簡単なので、経営側から見るとわからないと思いますけど。

全ての企業が本当のデジタルシフトを実現する方法を、大まかにはイメージが出来上がってるのだけど、さらに硬いものとするために、模索しながら、記述を続けていきたい。


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