『第4話:「救済は遠くに」:ワクチン後遺症と制度の狭間で』

待ち時間は命のリスク

2024年5月1日、私は予防接種健康被害救済制度の申請に必要な内科の診断書を受け取るため、かかりつけ医を訪れました。

この診断書は、ワクチン接種後に生じた健康上の問題に対する国の救済制度を利用するための重要な一歩です。

しかし、これが終わりではありません。 

整形外科をはじめ、他の専門医からも診断書を集めなければならず、それぞれの文書料は私の負担となります。申請しても、救済が受けられるかどうかの結論が出るまでには少なくとも1年以上かかると言われています。


「おかしいじゃないの?」
と思わずにはいられません。

この長い待ち時間、もしかしたら命に関わるかもしれない状況で、ただ待つしかないのです。

身体が思うように動かない毎日、対症療法だけが提供される現実に直面しています。

つらい日々を送る中で、不誠実な社会の姿が浮き彫りになります。


私は、ただ救済を求めています。


この制度が、私たちが直面する困難に真摯に応え、もっと迅速に対応してくれることを心から願ってやみません。

私は医者でも科学者でもありません。一般の人間として、この経験を皆さんと共有しています。

今日現在、私は激しい全身倦怠感に苦しんでいます。インフルエンザにかかった時のような痛みが全身にあります。発熱はありませんが、回転性のめまい、耳鳴り、動悸、息切れが続いており、直近1ヶ月で体重は10kgも減少(ある意味ダイエット?)しました。運転することがやっとの状態です。

人生の半分を終えた現在、寿命が間もなく来るのではないか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?