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偏光レンズはゴルフに最適か?

今回のnoteは、ゴルフ場での偏光レンズの効果効能を聞かれる事がおおくなったので、偏光レンズの威力と欠点を詳しくお伝えします。

偏光レンズの機能も、製造メーカーによっても違ってきます。メーカー別の見え方や違いも合わせてお伝えしますね。

偏光レンズはゴルフに万能か?

答えは、ノーです。そのレンズ自体についているカラーによっても変わってきます。前にも書きましたが、ゴルフで使われるのであれば「薄めのカラー」をお勧めします。一日4時間から6時間、プレーするわけですから天候の変化や環境の変化(フェアウェーと林の中では明るさが全く違ってきます)を考慮する必要があります。

求められるのは、「暗くないのに、眩しくない」です。そして自分のギアとして、アンジュレーションや距離感をわかりやすくしてくれるのが偏光レンズ。どうせサングラスを使うならギアにしたいものです。

始めに欠点からお伝えしましょう。この欠点のほとんどが普段と見え方が違ってくることから発生しています。

欠点は

◇ティーグランドの凸凹が気になる。(普段意識しないのに、偏光レンズをかけることにより、アンジュレーションがハッキリする為に起こる現象です。手入れ不測のゴルフ場でよく感じられます)

◇池の中のボールが良く見えて、自分も入れてしまいそう。(偏光レンズの一番の機能。「反射を無くす」為に起こる現象です。本当に沢山のボールが池の中にはありますよね・・・(笑))

◇ダフリやトップが多くなる。(上記の要因と同じで、反射をカットするためにフェアウェーやラフでもボールの周りの芝や草がハッキリと見え、普段と違う見え方の為に起こる現象です。これはすぐに慣れ解消されるのですが、お上手な方ほどこの症状が多いようです。見え方の違いでボールとの距離感を誤り、少し近くにアドレスしたり遠くにアドレスしたりする為に起こる現象です。)

◇フレーム(枠)の形状が限られる。(偏光レンズの構造(偏光膜を挟んでいる)上、出来なくはないのですが寿命が短くなる形状のフレームがあります。ナイロールと呼ばれる、フレームの下部がナイロンの糸で吊っている形状のものは避けたほうがよろしいと思います。膜とレンズ素材の間に、汗や水分が入り込みレンズの周辺部が剥がれやすくなります。

優れている点は

◇暗くないのに眩しくない。(メーカーにもよりますが、全体的に同じサングラスカラーであれば偏光レンズの方が明るく感じます。特に最近発売になった、Kodakのポラマックスプロは明るく、目が疲れない機能が満載です。眼病予防機能も備えていますので、50歳以上の方には特におすすめです。これなら林の中でも暗くないので安心して使えます)

◇アンジュレーションがハッキリし、ラインが読みやすい。(フェアウェーでのつま先上がりやつま先下がり、等が分かりやすく、ミスショット軽減につながります。グリーン上では芝の向き(目)が色の濃淡がハッキリしますのでわかりやすくなります。

◇景色があざやかに見え癒される。(偏光レンズの大きな特徴です。緑が鮮やかになる為、景色が肉眼の数倍綺麗に見えます。空の雲、木々や林・・・おかげで一日のプレーも疲れず楽しいものになります。スコアにもよりますが(笑)・・)

どの様なレンズを使うにせよ、自分に合ったもの・求めるものを選ぶのが一番です。お店で相談してみて下さい。直接、私に相談いただいても結構ですよ。相談は下記メールからお願いします。

EYE LOVE GOLF

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