見出し画像

限界アイドルオタク社会人、大学生になる。#6 1月は大学で酒が飲めるぞ!初めての通学スクーリング【産能通信】

※当ブログでは本文ではスクーリングを「SC」と略しています

皆さんこんにちは。ちゃそぴです。

あっという間に2月になりましたね。新年早々地震で幕を開けた激動の1月が一瞬で終わりました。

僕にとって1月はSCの嵐。月曜日から金曜日まで馬車馬のように働かされ、土日は朝から夕方まで授業に全集中(もう古い)。そして最近chocoZAPにも入会したので週3でジムにも通い始めました。そんな慌ただしい1ヶ月が終わり、ここで一息と1月の終わりは推しメンが出演する舞台へ行ってきました。キャストは全員女性で現・元アイドルが多いコメディ系の作品として仕上がっていて、限界アイドルオタクは終始爆笑とオタク特有のニヤケ顔を晒しましたとさ。おわり。

…ではなく、今回は新年初めて、そして初めての通学SCとして「教養としての日本酒の知識」を学習してきました。その名の通り日本酒に関する基礎知識や製造方法などを学べる科目となっております。実際に日本酒のテイスティングが出来るという事で、この2日間早起きして自由が丘のキャンパスまでルンルンで向かいました。今回はその記録について書いていきたいと思います。


通学SCはいいぞ

通学SCとは、言い換えればフツーのキャンパスライフ。申込も基本的にはオンラインSCと変わりません。SC自体の申込方法は下記ブログに詳細を記載しているのでそちらをご覧いただければと思います。

通学SCのメリットとしては、やはり先生の講義を肌で感じながら聞く事が出来るので「大学に行って勉強する」という本来の大学生としての経験が出来る所です。グループワークでも学生の皆さんとの距離が近付けられるので、議論を交わす事で親近感を覚え、上手くいけば友達になれる事が出来るのも大きなアドバンテージです。ちなみに今回の授業を受けるために遠方から遥々授業を受けに来た方もいらっしゃいました(自分の時は仙台や福岡からやってきたとの事)。
オンライン経由でSCを受けるのも良いですが、せっかく大学に入ったからには実際に直接講義を受けた方が絶対に良いと思います。とは言え首都圏に住む僕が言うのもアレですし、遠方の方から「タダで遠出出来ると思うなよ!」とお叱りの言葉を受けるかもしれません。確かにおっしゃる通りです。
しかしそんな遠征費すら安く思えるのではないかと思ったのが今回受けた「教養としての日本酒の知識」です。こちらは1,500円ほど掛かる有料科目ですが、せっかく単位を取る為に大学に行くなら楽しんで卒業した方が良いと思うんですよね。騙されたと思って最後まで見ていってくれると嬉しいです。
※これは日本酒好きの飲んべえな筆者による文なので、日本酒がどうしても飲めない方は無理にこの通学SCに参加しなくても大丈夫です

※通学SC対象の科目は限られています。詳しくは下記ホームページの「通学スクーリング開講科目」をご覧ください。

兵道先生の授業、超おすすめ

教科書。ボリューミーですが内容は非常に分かりやすいです

さて今回受けた「教養としての日本酒」の担当講師は前回ご紹介しました兵道俊美先生です。
彼女は産能大卒業生であり、利酒師の資格を持った日本酒のれっきとしたプロです。そして利酒師であれば「日本酒の先生」として学生達に教える事が可能です。
基本は座学中心(全体で7割型ほど)で教科書の内容から忠実に学んでいき、シラバスに載っていたキーワードも使っていきながら進んでいきました。ただ所々で途中途中に利酒師ならではの興味深い補足情報が付け加えていた上に説明も分かりやすかったので、四角い頭である僕でもスッと頭に入っていきました。
また随所に質問を挟んで学生参加方式にさせる事で退屈を凌ぐ為の対策も取っていました。僕はこの授業で全く退屈と感じた事は無かったんですけどね。
ちなみに兵道先生のプロフィールが載っているサイトを発見したのでこちらもご覧ください。銀行員になった理由…

居酒屋産能開店、そして泥酔

1日目は日本酒の基本的知識や製造方法、酒造好適米の詳細といった話を座学中心で行ってきたのですが、夕方にはついにあの時がやってきます。
そう、テイスティングです。ここでは実際に4つのタイプに分けられた日本酒をグループワークを用いて試飲する事に。テイスティングとはいわゆる利き酒の事です。4つのタイプとは、日本酒を美味しく飲めるように香りと味わいの組み合わせによって分類された日本酒のタイプの事を指します。
これを分類すると以下のような図になります。

日本酒の4タイプ分類(Canvaで表を作り慣れてなくて死ぬほど疲れた)

日本酒は精米歩合(*)によって香りや味わいに変化をもたらす為、このように4タイプに分類することで嗅覚や味覚を用いて特徴を掴むことが出来ます。

*精米歩合:簡単に言うと玄米と白米の割合。精米(米の元になる玄米を磨いて白米にさせる作業。清酒の味や香りを良くするために行われる)後に残った白米の状態で割合が決まります。例えば玄米100gに対して40%の表層部を磨く事で精米歩合は40%。これが低ければ低いほど高精米と言われています。ムズカシイネー

という事で試飲タイム。待ちに待ったこの瞬間。個人的に好きなのは純米酒好きという事もあって醇酒(銘柄忘れましたが)。熟酒も匂いこそ芋焼酎のような強烈さでしたが、飲めば梅酒のような甘さとまろやかさが口に広がって非常に美味しかったですね。
おつまみも持参OKなので近くのコンビニへ行き黒胡椒入りのキャンディチーズをお買い上げ。酒と言ったらチーズ。グループワークの人からは「日本酒にチーズ…?」と疑問を持っていましたが、後に兵道先生の資料を見てみると、日本酒にはチーズ(というか発酵食品)がよく合うと書かれていて一目置かれ、少し有頂天気味になりました(そうですか)。

そして…

泥酔。

まぁ授業を受ける際の支障にならないぐらいにはセーブしましたが、授業で実質無料で(いいえ)日本酒が飲める訳なので自然と量が進んでいきます。結局一升瓶×4をすっからかんにさせて1日目を終えました。

2日目は午前中に少し座学を行った後、午後はほぼ教科書を使わずにDVD鑑賞や兵道先生作成の資料から日本酒ビジネスについての勉強、日本酒と歳時記の関係について学びました。この日も夕方にグループワークがあり(詳細は省略)片手に酒、片手におつまみという異常な組み合わせで取り組みました。ペンを持て、ペンを。

すまん、これ大学の授業か?

一応このグループワークは試験の出題範囲なので、泥酔中でも心して要点をまとめていました。

兵道先生曰く普段はあまり飲まない生徒が多く、日本酒が残ってしまうため基本2日目はテイスティングを行わないみたいなのですが、今回は僕を含めて飲んべえが多かったため急遽兵道先生が新たな日本酒を購入することに。もちろん大学の許可は取ってあります。
同じグループの女性がおつまみとして持ってきたいぶりがっこのチータラに舌鼓を打ってはまた泥酔。ちなみに筆者は誰にも迷惑掛けずにひたすら飲んでいたのでご安心ください。
そんなこんなで1日目は基本真面目に、2日目は楽しく学ぶ事ができ非常にメリハリの効いた授業だったと思います。

試験結果はいかに

結果発表~!

まぁこんな泥酔している中で当日に試験を受けられるはずがなく、授業翌日に最終試験を受けました。先述の通り2日目のグループワークで課された課題から問題が出題されました。SC中に書いたメモを参考に、自分なりに文章をまとめられたと思います。

そして…

またもやiPhoneのトリミングの限界。「教養としてのワインの知識」は今月受けます

結果は3週間後に届き、無事にA評価をいただきました!
いつも美味い美味いというだけで深くを学ぶ事は無かった日本酒。今回の授業である程度知識を付けた事でより一層酒を楽しむ事が出来そうです。きっかけを作ってくれた産能大と兵道先生、本当にありがとうございました。

次回はSCで衝撃を受けた教師との出逢いについてお話したいと思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!次回もお楽しみに!

TwitterとInstagramもやっています!
よろしければこちらのフォローもよろしくお願いします。
Twitter→@csppp3
Instagram→@csppp.3


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?