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#WDPDTW読書会 1983 Week 37:エレクトリック・インターコース、サンセット・サウンド

Tudahlさんのを1週間分ずつ読む#WDPDTW読書会で聞いたこのメモと感想です。2023/09/16配信分。読書範囲:(Sunday, September 11, 1983–Saturday, September 17, 1983)


Electric Intercourse

9月12日はBaby I’m A StarとElectric Intercourseの作業でした。Electric Intercourseは8月3日のライブバージョンとスタジオバージョンのどちらを使ったかも不明で、この日の作業は詳細不明のようです。そして、この日をもって中断になったようです。読書会ではこの曲について熱く議論されました。本の中ではThe  Beautiful Onesの作業が始まる時にまた登場します。

Baby I'm A Starはひと段落、Purple Rainにとりかかる

Princevaultのサイトで調べると日付はわかりますが、Tudahl本を読んでいくと、日々の出来事を追って流れが分かるので楽しいです。

Sunset Soud

スタジオの様子もときどき本の中に書かれていて、(エコー)チェンバーと呼ばれる部屋の説明がありました。今はディレイを使うので、チェンバーを使うことはなくなってきたという理解ですが、サンセット・サウンド・スタジオの音は、きっとPurple Rainのアルバムでは大事なポイントになるのかもしれません。1999でもサンセット・サウンド・スタジオが使われて、その時はたしかスタジオ2でしたが、今回はスタジオ3です。スタジオ3のほうが奥まったところにあって、人も入りにくくて、プリンスが集中するにはよりよい環境とのこと。

ジル・ジョーンズのインタビューで聞いた気がするのですが、Lady Cab Driverの声をオーバーダビングするときに、部屋からプリンスを追い出して1人でがっつり録音したったわ!というエピソードがありました。チェンバーのことだったのでしょうか。写真でみるとすごい密室なので、一般人的な感覚では、この閉所空間に2人でこもって録音するのは嫌すぎると思います。しかもLady Cab Driver。

プリンスも、すぐにスタジオから人を追い出すようです。

エンジニアさんは、どうしてもプリンスが自分でできない作業をしてもらうためにいる、というコメントも本の中に書かれていました。プリンスにとっての必要悪だと。50個の楽器がすべてセットアップされていて手元のiPadで全部操作できるなら、プリンスは1人でスタジオ録音するだろう、と。


Rolling Stone誌の共同設立者

プリンスとは直接関係ありませんが、ローリング・ストーン誌に関することとしてメモしております。同誌の共同設立者、ジャン・ウェナーがロックの殿堂の理事を解任されたというニュースについて。深掘はしません。
https://www.reuters.com/world/us/rolling-stone-co-founder-jann-wenner-removed-rock-roll-hall-fame-board-2023-09-17/


読書会の動画
https://www.youtube.com/live/RJjqb9FvjTQ?si=YkOXQxcf84bIagCH
読書会のプレイリスト

読書会のサイト

https://www.polishedsolid.com/what-did-prince-do-this-week/

https://bookclub.polishedsolid.com/

Duane Tudahlさんのサイト


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