《今週のプリンス読書会 #81》1984 Week 31: アポロニア6
Duane Tudahl さんの本(『PRINCE AND THE PURPLE RAIN ERA STUDIO SESSIONS: 1983 AND 1984』)を1週間分ずつ読む《今週のプリンス (What Did Prince Do This Week?) 読書会》で聞いたことのメモと感想です。
2024/8/3配信分。読書範囲は、AUGUST 1984〜FRIDAY, AUGUST 3, 1984
ソングライターズの殿堂
10:52くらいから、C. Lieghさんがソングダイターズの殿堂入りのこと、プリンスのソングライティングについて語ってくれました。濃いです。ソングライティングは、他の要素(楽器の演奏など)と並ぶ、プリンスにとって大事なことだという話で、ヘイズ氏の言葉を引用していました。プリンスのソングライティングの世界の素晴らしさを、曲名やアルバム名をずらりと挙げてどんなふうにすごいのか説くPREACHで圧巻でした。
伝えられているように、協会は過去に2回、授賞式出席の打診をしていることから、プリンスは殿堂入りの候補になったことを知っていたわけで、本人もソングライターズの殿堂は望んでいただろうからよかったとも言っていました。
(最初にスケジュール調整しなかった本当の理由までは知ることはできませんけれど)
なお、C. Lieghさんは、以前もプリンスのソングライティングについて話していたことがありました。
プリンスと女性
今週は“Happy Birthday, Mr. Christian”のベーシックトラッキングがあったので、Apollonia 6 GuyのZachさんがゲストでした。Zachさんのブログはときどき読むことがあって大好きです。
読書範囲に沿った話から膨らんで、プリンスと女性ということで、とくにパープル・レイン期にしぼって、曲や映画にからめて盛り上がりました。大事なトピックです。56:50あたりから。後日リピートして聞きたいです。
今回のお話もおもしろいのですが、Zackさんの#EroticCity40の発表もすごくおもしろそうです。
プリンスの女性関係はTwitterでも素晴らしい研究!がされていて、個人的にタイムリーな話題でした。しかし、数えきれないほどの女性が出てきます。
読書会で少し興味深かったのは、アポロニアはプリンスと関係を持っていたかどうかの見解は、人によって異なることでした。アポロニア本人が否定していても関係を持たなかったなんて信じられないという人と、あり得るという人とがいました。
Happy Birthday Mr. Christian
今回の読書範囲によると、この曲はアポロニアから聞いた話をベースにしているとのことです。アポロニアとは、恋愛関係にあったかどうかは分かりませんが、二人の関係から生まれた曲があるというのは確かなのだろうと思います。チャットで、“Starfish and Coffee”と同じだというコメントがありました。プリンスは、誰かからインスピレーションを受けて曲を作るということが本当に多いと思いました。
アポロニアは美しい人ですし、映画にとってもヴァニティの代わりになる救世主として現れた重要な人ですし、演技だけではなく、アルバムも作ったり、そうとう一緒に頑張っています。例えが悪いですが、一般人でも学校祭の準備を一緒にがんばったりすると、ふだんは惚れもしない相手につい惚れてしまうということはあるでしょうから、それがプリンスと映画や音楽を作るシチュエーションになればお互いに惚れあってしまう「可能性」は大いにありそうです。
読書会の動画(1984 Week)
https://www.youtube.com/live/ioDfk9F33SE?si=8L-u8DYIy5jaE3a-
読書会プレイリスト(1984 Week)
https://youtube.com/playlist?list=PL6YE_-qkWwSnxNFTKYaM-_aYXShaFrfuN&si=qeVb0sXsYBZqsYBK
読書会のサイト
https://www.polishedsolid.com/what-did-prince-do-this-week/
https://bookclub.polishedsolid.com/
Duane Tudahlさんのサイト
https://www.duanetudahl.com/welcome
https://www.duanetudahl.com/prince-book
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