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音楽を文字に表すのが不義理かも。でも…to とむ

◎友人:とむくんのライブを観た。
いかん。彼がアーティストとして
振る舞っている時は、
敬意を払って、
Cigamacla(志河枕/しがまくら)くん
と呼ばなくては。(敬愛する先輩の教え)

Cigamaclaと英字ロゴで書くのは
なんだかなれないので、
お馴染みのひらがな:
しがまくらくんで通そう。

◎実は彼に、noteで感想を読みたい、
とオファーをいただいた。嬉しい。
ありがたい。ありがとう。やったね。
私は音楽の鑑賞経験も、素養も、
演奏経験も皆無だからこそ。
おそらく、技能に関する追及は
求められていないのだろう。
だから、素直に。ただ、感じたこと、
考えたことを残す。少しだけ、
褒め言葉?多めで。

私も「好き」な言葉が多いと、嬉しいから。
いつか助けを求める時が
あるかもしれないから、
今から仮を作っておく。
まぁ、半分冗談だけど。
(半分本気みたいな書き方が、
一番怖かったりする)

◎…すみません。しがまくらくん呼びが
慣れないので、やっぱり
とむくん呼びに変えます。
環境に順応する能力と、
きちんと機能するマナー作りの才能が
足りなかったです。反省。

◎気を取り直して。とむくんのライブを観た。
ここまで480字。まともなこと何も言えてない。
曲のセットリスト(フランス料理で言うと、
料理が届く順番。あれ、もしかしてこの例、
いらなかった?)とか、音響設備とか、
妙に髪の長い設営スタッフさんのことは
置いておくと。

☆言葉と行動が同じ速度で。
きちんと身体の足並みが
揃っている人なんだなと。
いつにも増して、羨ましくなった。

◎こう「感じた」(=言葉)から
こう「言おう」(=行動)とか。

こう「言って」(=行動)おけば
こう「感じる」(=言葉)ようになるだろう、とか。

ステージで華やぐ姿から。
見えたり、
聞こえたりする
「言葉」と「行動」の時差(ラグ。
かっこつけてみた)が
私には分からなくて。

☆今、思っているから、
今言う。
この基本的で誠実な態度が、
あの愛と孤独の音楽を前に、
私がおもむろに
学習してしまったことだ。

◎3年以上前に着手して制作した、
と聴いた歌も、
今、ステージに立つとむくんが感じていることを
そのまま言葉におろしているみたいに聴こえた。
(そもそも、そう感じさせるのが
ライブなのかもしれない。
それだったら、こんな当たり前のことを
記している私、恥ずかしい)

言葉の生成作業をライブで、間近で
観せていただいているみたいだった。
言おうか迷ったけれど、
マグロの解体ショーみたいな。
あっ。やっぱり言わない方が良かったかも。
字面から血生臭さが漂うかもしれないし。

◎ときどき、詩や文章を
感情の「真空パック」に例える人に
出会う(=彼らの著作に触れること)けれど。
こうやって、過去の記憶や思いが解凍されて、
充満されて、締めのとむくんの
「Cigamaclaでした」の最後の挨拶で
またすぐに蓋をして、
さっきのライブが煙のように撤収されて
次のアーティストさんのステージが
準備されていくのだな、と。

◎アーティスト名、歌詞、音楽、
ステージパフォーマンス。
何でも。自信があるものを、
「俺は俺の○○が好き」と。
相手の感想を待たず、
先に打ち明けてくれる
彼はかっこいい。

確かに、
私がむむむと感じた部分が
実は、一番工夫を凝らしていた箇所
だったりすると、考え込んだり。
言葉を選んでしまうことも
あるかもしれない。

◎でも、私は私が困っても、
相手が変わらず「好き」なものを
愛し続ける姿に憧れる。

そうやって、私が知らない世界で
夢を広げていく彼の苦しみ方が、
その大変さを実際に
体験していないからこそ
楽しそうにすら見える。
(↑ずいぶん、他人事な言いぶりだ)

◎私は私のタイミングで、
また彼の歌を、本音を、言葉を、
つまみ食いして。

とむくんが生み出した、
しがまくらくんに、
いつかとむくんが飲み込まれて
しがまくらくんだけにならないように。

祈ったり、あるいは祈るのを
わざとサボることで、
言葉で賄いきれない
応援の気持ちを、
今日も込める実験をするのだ。





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