自分がお客様の立場になった時にはお店・宿が元気になるクチコミを書きたいと思う
嬉しいクチコミをいただきました。(宿のお部屋に設置してあるお客様の声シートへの書き込みです)
思いもよらず、
日本だけでなく世界中でコロナが
大流行しており、不要不急の外出は自粛しなければ
ならない時期で伺うことを大変迷いました。
でも、来て良かったです。
温かくスタッフの皆さんが出迎えて下さり、
悩みも吹き飛びました。
料理(カニ)もおいしくて、大満足でした。
数少ない家族旅行で大切な思い出になりました。
機会があれば、また来たいと思います。
ありがとうございました。
読んだ時、むちゃくちゃ元気をいただきました。お客様から元気をもらえる。クチコミってなんて素晴らしい仕組みでしょうか。
私達サービス業のやりがいってお客様に「お喜びの声」をいただいた時にあるんだなっていつも思います。
もちろん、その逆もあります。厳しい意見でモチベーションが下がる時も。時には理不尽なクレームであることも。でも、そんな時思うんです。
自分がお客様の立場で旅行をした際、頑張っているお店やお宿さんが元気になってもっと接客が良くなるようなクチコミを書きたいなぁって。
鶏と卵の話になりますが、悪いクチコミばかり入ってきたらお客様に対する敵意や懐疑心が生まれます。そんな中で良い接客は難しくなります。
逆に、良いクチコミが続くとスタッフ全体に笑顔が生まれ、さらに良いクチコミをいただけるようなより良い接客のできる相乗効果が生まれます。
20年以上クチコミに相対してきて、思えば昔は「悪いところの指摘」をされる方が多いイメージが強かったのですが、最近は「良いところを褒める」方が増えてきているように感じます。
事業者側の立場から申し上げます。褒められるとむちゃくちゃ嬉しくて、調子に乗って120%の気持ちで接客します。人ってそれぐらい単純です(笑)。逆に批判に対して歯を食いしばりながら我慢して接客している時はどんなに頑張っても100%のパフォーマンスは出ていないように思います。批判を被せてくる、クレームで大騒ぎする方は結果として良い接客は受けられないと思います。なぜならば、それが
人間だもの
というしかないのですがf^^;。
もちろん問題は指摘して良いし、無理に褒める必要もありません。褒めるのは良かった時だけで良いかと。でも、その”褒め”がお店がにとってとてつもないご褒美になっていて、やる気に変わり、結果お客様へのサービスが良いものになる好循環が生まれていることを多くの方が知っていてほしいと思います。自分がお客様になった時には
泊まり上手、買い上手
に。嬉しいクチコミをいただいた時は、自分の仕事のモチベーションを上げるだけでなく、自分もそんなクチコミを書ける人間になりたいと改めて思います。
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