3月18日のランチとディナー ババガンプシュリンプ フレミング

この日はサンドイッチを頼んでいなかったので、ランチで和久井さんとババガンプシュリンプに行く。これは知る人ぞ知る、あの映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」によって始まったというエビ料理の店である。会場から少し歩いたところにあるのだが、渡米初日の夕方に店の前を通ったら、長い待ち行列ができていた。ディズニーから帰ってきたらみんなここへ行くのだろう。だが、ランチタイムは空いているという情報があったので行ってみた。お店の人が、フォレストそっくりさんで楽しい。今日は二回、そういわれたよ、と話していた。きっとトム・ハンクスに似た人を採用するのかも。で、テーブルの札が大事なのだ。普段は映画の中でフォレストが走り続けたように、Run,Forest,Run!のカードだ。で、オーダーしたいときは、Stop,Forest,Stop!の赤い札にするのだ。そうすると、Forestさんがやってきてくれるというわけだ。

オーダーしたいときはこの赤い札を出す
フォレスト、止まって!という赤い札でオーダー可能に
で、フォレストさんが来てくれる
フォレストそっくりさんのウェイターがやってくる
何もないときは青い札で
オーダーが済んだら青い札。フォレストは走って良いのだ

あの映画は、知的障害や発達障害の人を描いたというよりも、そのフォレストが生きていく中で、出会うたくさんの人を巻き込んでどう幸せにしていったかという映画に思える。ベトナム戦争で足を失くした同僚が、ホームレスを経験しながら、新しい人生を見つけ、義足を得、新たな伴侶を見つけていくエピソードもあったと思う。もちろん、フォレストの活躍には、大いに笑って泣いた気もするが。
で、肝心の料理だが、ガンボスープが絶品だった!クラッカーも入れるのだけど、最初からお米も入っていて、なんだか、雑炊みたい。ガンボだから当然オクラもたくさん入っている。今日が最終日だし、ということで、コロナビールで乾杯した。エビをココナッツで揚げた料理も、軽くて美味しかった。あまりに楽しくて、出るはずだった午後のセッションを一個すっとばしてしまった。でもここの料理は素敵だ。次回も来よう。ちなみに、私より長くUSに滞在した和久井さんは、そこでもこのチェーン店を探し、何度かガンボスープを食べに行ったそうである。スープは偉大なUD食なのだ。

ガンボスープとシュリンプ、コロナビールでご機嫌の和久井さん
ガンボスープ、シュリンプ、コロナビール!

夜は、かつてIBMでご一緒していた浅川さん、高木さんとFlemingへ。オープンエアなら、ということで高木さんが予約してくれた。聞くと、二人とも、この数年、コロナのためにほとんど外食していないという。日本科学未来館に二人で移ってから、とても気を遣うらしい。立場が立場だけに、コロナに罹患すると、なんとプレスリリースが出るそうだ!偉くなるというのは大変なことなのだ。自由な外資系企業から、特にアメリカの組織から、日本の公的機関に移動するというのは、いろいろ大変だろうと推測される。
未来館も、アクセシビリティやユニバーサルデザインについて詳しい人がいたわけではないので、展示の見せ方や情報保障など、これから見直すべきこともたくさんあるはずだ。しかし、二人ともものすごく楽しそうに仕事をしているように見えた。今はロボットの展示をしているそうだ。夏休みの終わりまで続くというので、友達を誘って行ってみよう。私もこのところ、カワイイロボットにはまって、少しレポートも書いている。これは日本独自の文化なのだ。ロボット展、楽しみだな。
ステーキも野菜もデザートも3人で一つをシェアして充分だった。ファウストという赤ワインがとっても美味しかった。またどこかでばったり会えるといいなあ。今度は日本で!

ステーキも野菜も一個をシェア
ステーキも野菜も一個を3人でシェアして充分だった
ファウストというワイン
ファウストというワインが美味しかった


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