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特撮映画上映イベント@新文芸坐に行ってきた話【ZO、J、ブルースワット、ビーファイター】

先日、こちらのイベントに行ってまいりました。

というわけでライダー、メタルヒーローでそれぞれ感想を少しずつ…

仮面ライダーZO、仮面ライダーJ

これは撮影OK

もともとZO本当に大好きなんですよね私。それゆえ今回は即決でした。
もちろんJも好きだし、真含めてネオライダー自体好き。世代は全然掠ってすらないけど…
なのでこの両作品をスクリーンで、しかもフィルム上映ということで当時と同じ環境で観られたのは本当に貴重で最高の体験でしたね。
また大画面でアクションやガワの迫力を格別に味わえたのはもちろん、(特にJはこっちで観てナンボだったな…)目が肥えていないながらもフィルムならではの質感を楽しめました。

上映後は雨宮監督、竹谷隆之氏、MC鈴村監督のトークパート。裏話や当時の苦労話など貴重なお話を聞いてこられました。

どこを取ってもディープなお話が繰り広げられていましたが、個人的に特に印象的だったのは雨宮監督の「ZOは自分(監督)の初代への憧れで作ったが、怖すぎる、子供が泣いたと東映に怒られた。その反省を持って作ったのがJ。」というお話。
もともと私はZOとJを原典以外で最もプリミティブな仮面ライダーであり、仮面ライダー1号と2号に相当するライダーと捉えていました。そして2本立て続けに改めて観てそれを再認識した上に、そうして通しで観た中で特性の一部に加え作品としてZOからJに繋がる流れまでもがZOは初代の旧1号編に、Jは一文字編に酷似していると実感していたところでしたが…
怒られの有無はともかく、やはり概ねそれでズレはなかったのだなと…これからもその解釈のもと、止まらず愛していこうと思います。

また初代ライダー関連でさらに気になったのは「ZOは宇宙飛行士の本郷猛が月に行って、そこからストーリーが展開されるという初期案があった」というお話。いやいや、なにそれ…!?
しかしそう驚きながらお話の続きを聞こうとしたところで残念ながら時間切れ…もっと聞きたかったのですが…今後の何かしらの機会に期待。

しかしこの上映会はこれで終わりませんでした。
そうしてトークパートが終わり、あっという間だったなあなどと思っていたところに…

まさかのINFIX長友仍世登場、「愛が止まらない」の生歌が披露されました!

ご本人からの逆オファーだったとのことですが、ここまでやってもらえる、見せてもらえるのかと…愛が止まらないサプライズに感動でしたよ本当に。。
雨宮監督を恩人と言って土下座までしていて長友氏ご本人もなかなか愛が止まらない人でしたね。

本当に素晴らしい上映会でした…

ロビーの竹谷氏私物

ブルースワット、重甲ビーファイター

これは撮影OK

ZO&Jの余韻に浸りながらの腹ごしらえを挟んでこちらへ。

まずは上映。どちらも観たことはありましたが、やはりZO&J同様にスクリーンで、当時と同じフィルムで視聴体験を追体験できたのが世代ではないゆえ本当に良かったなあと。
特にブルースワットはTV版の再編集ということもあり、知ってるあのブルースワットを劇場の大きなスクリーンで見られたことにさらに感動。

そして上映後はショウ役正木蒼二氏、ブルービート/甲斐拓也役土屋大輔氏、ジースタッグ/片霧大作役金井茂氏、MC鈴村監督のトークショー。登壇者の皆さんの青春の思い出が和気あいあいと語られました。
NGと言われてなくても他に載せていいものなのか、となるお話まで(笑)また色々な貴重なお話を聞いてこられましたが、個人的なこの日一番の話題は土門廣氏の話題でした。
「こうちゃん」と呼ぶ正木氏から彼の当時のエピソードが語られましたが、「ブルースワット」でシグがダメージを受けた時の発声はアル・パチーノのダンスの演技から来ているとのこと。あの「フゥワァッ!」って演技は特徴的ではありましたが…
この時正木氏がその声から話し声まで声真似をしているのも印象的でした。
極めつけは水着回ロケの宴会(偉い人参加)を抜け出した正木氏とセイジ役の田中優樹氏が呼び戻されて戻る時の女装に抜け出していないのになぜか便乗してきたというエピソード。いや、あまりにもブルースワットすぎるしこのお茶目さなんてもはやシグそのもの(笑)
しかし土門氏にはシグはもちろん麻生勝のキャラクターから知的で寡黙、質実剛健の体現者というイメージを勝手に持っていましたが、そんな彼の、早々に芸能界から引退されて未だ消息不明な彼のイメージ通りだったり意外でお茶目だったりする素顔を当時の仲間の話から知れたのがなんかすごく良かったですよね。色々な意味で嬉しかったです。ちなみに正木氏曰く女装メイクは気持ち悪かったらしいです(笑)
色々な考えもあることでしょうし、表舞台にまた出てきて欲しいとは言いづらいところですが、せめて正木氏とはまた会えると良いですよね。サラも。あとビーファイター2人とレッドル2人も。

最後はビーファイターの2人の生「重甲」とショウの生「許さねえ!」の披露で締めくくり。

ライダーと、メタルヒーローとで最高の休日になりましたよ本当に…

別作品でもこういう機会があればまたぜひ色々と参戦してみたいですね。

ではまた。

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