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【真パパ活】育休を取得した時の周囲の反応【第2回】

はいどーも199です。

まず、初回の投稿を読んでくださった読者の方々、またスキボタンを押して頂いた方々本当にありがとうございます。

この第2回を書く活力を与えてくださったのは紛れもなくその読者の方々です。たくさんの投稿がある中、私の投稿を見つけて頂き、そして読んで頂き本当にありがとうございます。

初回は気合入りすぎて長文過ぎたので、第2回は読みやすい長さにまとめられるよう心がけます。頑張ります。

あと今回の記事はあまり女性には読んでほしくないので、女性の方はこの時点で読むのやめて頂いた方が私としてはありがたいです。

会社の同僚

私の勤めている会社は全く自慢ではありませんが、いわゆるホワイト企業ですので、育児休暇を取ることを伝えても誰も否定するどころか、良いなーとか奥さん想いやなーとか最近増えてるもんなーとかいった反応でした。

ただ、続けて既婚者の先輩方(男)に育児に関して話を聞くと、みんな口を揃えて言うのは
「男が子育てで出来ることなんてほとんどないぞ。長期間で育児休暇なんかとっても多分暇だぞ。」
でした。割と驚くくらい聞いた人全員に言われました(笑)
勿論厳密に一緒ではありませんがニュアンスというか意味することは全て同じでした。
あー、やっぱり世代間のギャップっていうのはこういうところにあるんだなーとしみじみ思った次第です。

これは完全な憶測ですが、おそらく私が半年後育休から職場に復帰した際に
「ほらね」
ってな内容のことを言ってくる方がいるかもしれないですが、私は現時点で育児休暇を取得したことによって、育児に大きな貢献ができているという自負があるので、
「男でも子育てで出来ることは沢山ありましたよ」
と感想をお伝えしたいと思います。

私が現時点で思う女性と男性の育児における明確な違いは母乳が出るか出ないかです。それ以上それ以下でもありません。
おそらく上述のような回答は家事能力が無いこと(意欲が無いこと)の言い訳をされているのだろうと思ってしまいます。
なんなら私は自分の乳首から母乳が出ないことが本当に悔しいです。妻が娘に母乳を与えているとき、本当に羨ましいという感情を抱きます。

家族親戚

家族や親戚は当たり前かもしれないですが、大歓迎といった反応でした。
特にお義母さんからは本当に感謝されました。

やはり、ウイルス蔓延のこの環境の中、自分の娘が1人孤独に子育てと格闘することは心配だったようです。
「妻ちゃんの心身の負担が軽減出来るように精一杯頑張るつもりです。至らない点は必ず出てくると思いますが、その時は妻ちゃんからお義母さんに連絡が入ると思いますので私の愚痴をたくさん聞いてあげてください(笑)」
とお伝えしました。

私も別に褒められたくて育児休暇を取得した訳ではないので、全く気にしていませんが、私を褒めているようで実は褒めていないニュアンスの表現は多く聞かれました。

「そんな長期間、育児休暇を取得出来るなんていい会社に勤めているねー。」

友人

友人には基本的に言った時に、ほぼ全員に驚かれました。
その問答が
私「育休取るねん」
友「へー、良いなー。どのくらいとるの?」
私「半年」
友「半年かー。・・・はっ半年!?!?」
もうお決まりかってくらい皆驚いてくれました(笑)
まだまだ若い世代にとっても男性が長期間育児休暇を取得するのは驚かれるようなことのようです。

それに続くリアクションは
「俺には絶対無理やわ。そんな長期間会社離れられない。」
(お前はそんなオンリーワンの存在じゃないよ。会社にとってはいつでも代替可能やで。)
「良いなー。羨ましいなー。俺も取れるなら取りたいわー。」
(取ったらええやん。何が遮るもんあるの?全てはお前の意志やで。)
「そんな長期間、育児休暇取れるなんていい会社やな。」

(多分お前が俺の会社おっても育休取ってないやろうけどな。)

え?なんか漏れてる?知りません(笑)

妻目線

この記事を書きたかったのはこの妻目線の反応を書きたかったからに他なりません。

ここまで書いた3つが妻目線になるとどうなるのかというと、
会社の同僚「良い旦那さんだね。」
家族親戚「良い旦那さんだね。」
友人「良い旦那さんだね。」

これは育休取得した初期の頃に私は気付けなかった問題なのですが、
育児で一番大変であるはずの母親に対して、男性が長期間の育児休暇を取得することに対する周囲の反応は皆父親を褒める構図になってしまうのです。

私は周囲の人間が男性ばかりなので、私を褒めることはないんです。だから、私は珍しがられたり羨ましがられたりすることはあっても褒められることはありませんでした。
しかし、女性目線は違います。
そんなに奥さん想いの旦那さんで良かったねー。と周囲の人からは私が褒められているのです。

妻は私にその話をしていなかったので、私が妻の周囲の人間に褒められていたことは後々分かることになります。

つくづく女性心理って難しいなーと思うのですが、妻にとってはその旦那に対する誉め言葉を聞くたびに
「良い旦那さんだね。(あなたは育児楽が出来ていいわね。ほかの大多数の人はもっと苦労しているのに。)」
こんな風に聞こえてしまっていたようです。こういう小さなストレスが母親には積み重なって大きなストレスとなります。

完全に盲点でした。正直、ここまでは頭が回りませんでした。
このことで私の妻は少なからずストレスを抱えており、ある時、衝突した際に打ち明けてくれました。

私が思うこの問題点に対する対策は育児休暇を取得する際に妻には
「俺が長期間育児休暇を取得することは君の友人や会社の同僚には伏せておいてくれないか?」
です。
家族親戚はさすがにお互い関係しますので、伏せるのは無理だと思いますが、これが今のところ私が考える最善策です。恥ずかしいから言わないでくれとお願いしておけば、そう簡単に言わないでしょう。

女性心理とは本当に難しいし、かなり理不尽です。

私が結婚生活において、一番重要だと思う心構えは
”表面上の謝罪”です。
「ごめんね。それは俺全く気が付かなかったよ。俺は育休を取得することで褒められた経験が無かったから。でも、これだけは分かっておいて欲しい。俺が育休を取得したのは誰かに褒められたいからじゃない。自分の子供の育児に俺がガッツリ参加したかったから取ったんだ。」
この問題を打ち明けられた時に私はこう妻に伝えました。

正直、心の中では(言ってくれなきゃ気付けないよそんなこと)と思ってしまいましたが、それが彼女に対するNGワードであることは把握出来ていました。まず、謝る 
その後に自分の思いを丁寧な言葉で相手に伝える。
幸い、私の妻は賢いので、感情的にならずに自分の思いを精度高くぶつければ理解してくれます。

母親はいろいろな面でストレスがかかっています。どんだけ理不尽であってもサンドバッグになってあげる瞬間は必要です。ただ、ここで重要なことは単なる謝罪では効果が薄いってことです。必ず、謝罪+自分の思いをセットで伝えることを私はお勧めします。

あと、この時の自分の思いをぶつける際の注意点ですが
「妻のため」「お前のためを思って」「妻が楽になると思ったから」
と理由を相手依存にしない方がいいと思います。
自分の思いは自分の中で完結する言葉にした方が個人的には相手に深く伝わるように思います。

ではまた。


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