ジュリアとトモキの伝言

ジュリア・ミントの夕刊フジ週間連載「プーチンの国より愛を込めて」に書き切れなかったこと…

ジュリアとトモキの伝言

ジュリア・ミントの夕刊フジ週間連載「プーチンの国より愛を込めて」に書き切れなかったことや、音楽活動のこと、 そして、ジュリアの音楽パートナー、Tomoki Hirataの過去から現在に至るユニークなミュージックライフをお伝えしていきます!

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  • 🔥Flash Back🔥Tomoki Hirata

    ハウス&ガレージプロデューサーTomoki Hirataの過去の体験談や、 海外有名アーティストとの興味深い交流、 そして現在の音楽活動や人生観について綴っています。

最近の記事

Tomoki Hirata(KORG インタビュー記事と忘れえぬ思い出)

12月14日、 楽器メーカーKORGさんから自分のインタビュー記事が出た。 DTM制作やハウス&ガレージなどのダンスミュージック制作に 興味がある方にインタビュー記事を読んでいただければ幸い、 と思っている。 今回のインタビュー記事とは関連性がなかったので語らなかったが、 KORGの方々とは忘れえぬ思い出がある。 それは90年代の終わり頃、 日本のKORG社員のお二方がロンドンに出張で来た時のことだ。 本場のダンスミュージックシーンを見たいとの希望で、 彼

    • Tomoki Hirata(今年3度目のitunesハウスチャート1位を獲得)

      12月3日付けのitunes日本ハウスチャートで1位を獲得した楽曲 Tomoki Hirata feat.JB Rose - He Sayz (Full Vocal Mix) まさかこの曲が1位になるとは思わなかった。 なぜなら、 この曲は2001年に作った アンリリーストラックだったからだ。 遡る11月下旬に自分のインスタに上げてみると、 何人かのファンの方から ”リリース切望しています” というメッセージをいただき、 今さらとは思ったが、 とりあえず

      • Tomoki Hirata(UKガラージの制作手法とUADの活用術)

        Universal Audio 日本総代理店 HookUp Incさんのサイトより、 自分と今作「Requiem」のエンジニアを担当してDavid Brantの インタビュー記事が掲載されました。 記事タイトルの通り、 UKガラージの制作術と共に今作アルバムに至った経緯も 語っておりますので、 UKのハウス&ガラージに興味のある方は是非! Tomoki Hirata

        • Tomoki Hirata(再び韓国のサブカル誌で取り上げられたアルバム記事の和訳)

          韓国で人気のサブカルメディアVISLA Magazineが、 先月リリースしたアルバムに関する記事で 再び自分を取り上げてくれた。 今回は可能な限り和訳したので、 お時間ある時にでも是非! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 去る7月シングル「Don’t Stop」を公開して旺盛な活動を続けていくアーティストTomoki Hirataのデビュー30周年を記念するアルバム 「Requiem」が先月13日発売された。 先行で日本の「コミケ」にアルバムを出品したた

        Tomoki Hirata(KORG インタビュー記事と忘れえぬ思い出)

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        • 🔥Flash Back🔥Tomoki Hirata
          24本

        記事

          Tomoki Hirata(ついにCDアルバム発売)

          8月13日、17年ぶり5作目のソロアルバムをリリースいたします。 こちらが全曲のトレイラーとなっております。 さらに夕刊フジさんの記事にも紹介されました。 こちらはリリース先レーベル、Diverse SystemのTwitter 告知となります。 CDは表裏表紙合わせて17ページのブックレットになっており、 全曲の解説文と今回フューチャリングしたイギリス、南アフリカ共和国、ロシア、豪華6ゲストアーティストのプロファイルも書かれております。 今作に関しては色々と感慨

          Tomoki Hirata(ついにCDアルバム発売)

           韓国の有名なサブカル誌にて賛美を受けた新曲「Don't Stop」

          最近、 韓国の有名なサブカルチャーマガジン、VITAL Magazineで、 自分の新曲「Don't Stop」が1ページに渡り記事化されていた。 タイトルは、 「スーパー冷房モードのようにクールな曲」 ここまで賛美していただくとは思わなかった。 機会があればGoogle翻訳を使って韓国語の記事を読んでいただければ、 ありがたい。 さらに、 署名ライターの名前を翻訳するとキムソンミとなっていた! ソンミといえば、 あのトムハンクスの有名な映画 「クラウド

           韓国の有名なサブカル誌にて賛美を受けた新曲「Don't Stop」

          新曲が再びitunes ハウスチャートNo.1に!

          2023年7月15日付けのiTunes Japanese House Chartで、 再びNo.1になった Tomoki Hirata feat Crystal Mint -Don't Stop 来月中旬発売の CDフルアルバムに先駆けての先行シングルです! 本流の4×4 UK Garageのグルーヴとファンキー感を 是非体感してください! Julia Mint & Tomoki Hirata

          新曲が再びitunes ハウスチャートNo.1に!

          「プーチンの国より愛を込めて」最終話に代えて

          2018年11月より夕刊フジ電子版からスタートしたジュリア・ミントの週刊連載エッセイ、 「プーチンの国より愛を込めて」は今週の第213話を持って終了致します。 4年半の長きに渡り読んで下さった全ての読者の皆さま、 また、この機会を与えてくださった夕刊フジ編集部に厚く感謝とお礼を申し上げます。 ジュリアから皆さまへの最後の挨拶については、 このリンクから最終話を読んでいただければ幸いです。 また、少なくない読者の方々からの書籍化要望の声もありますので、 近い将来、

          「プーチンの国より愛を込めて」最終話に代えて

          Tomoki Hirata(クワイア系の音色が好きだ)

          ミラノ大聖堂から見た景観。 ガレージとかソウル系のイメージが強いせいか意外に思われるが、 自分はヨーロッパの教会を見るのが好きだ。 ちなみに無宗教だからカソリックもプロテスタントも ロシア正教も関係なく、 ヨーロッパの様々な教会を見学した。 ステンドグラスと厳かな雰囲気や混声合唱団の歌声に 何とも言えず魅了されるのだ。 その理由は昔聞いたエニグマの曲から来ているのかもしれないし、 長くヨーロッパに暮らしていたからかもしれない。 だから、 そういった理由か

          Tomoki Hirata(クワイア系の音色が好きだ)

          ビートマニア(I.C.B.リマスタリングとJDとの思い出)

          先週アップされたI.C.B.のリマスターミックスの反響と評判がいいようだ。 もし、この曲の声ネタの持ち主であるJD Braithwaiteも このことを知れば大笑いしただろう。 前にもここで書いた通り、10数年前から行方不明のJDだが、 今回鮮明に思い出したことがある。 まだ、UKガレージがブリティッシュ・トラディショナル・ガレージと呼ばれていた1996年の12月の今時期、 JDがその総本山のひとつといわれていたクラブに招待してくれた。 その場所はロンドンのど真

          ビートマニア(I.C.B.リマスタリングとJDとの思い出)

          Tomoki Hirata (Ocean Love のMVと配信スタート)

          Tomoki Hirata feat. Crystal Mint - Ocean Love の ミュージックビデオと共に全ストアへの配信が始まった。 もう夏はとっくに終わってしまったけど、 グルーヴィーでトロピカルなサウンドに ジュリア・ミントの切ないヴォーカルが織りなす Vocal Deep Houseとなっているので、 興味のある方は是非聴いていただけたら、と思う。 そして今、 来夏某レーベルから発売予定の自分のアルバムを制作していて、 もちろん、この楽

          Tomoki Hirata (Ocean Love のMVと配信スタート)

          Tomoki Hirata(エリザベス女王とイギリスでの忘れがたき思い出)

          自分の第二の祖国イギリス。 エリザベス女王の死去により、 自分のイギリスの母とも呼べる人を思い出した。 その人、ルイーザは英国での永住権取得や銀行口座開設の時、 いつも保証人になってくれた恩人であり、 その交流は1995年から今も続いている。 そんな彼女は、初代大英帝国海軍元帥であった チャールズ・ランべ卿の一人娘であり、 https://en.wikipedia.org/wiki/Charles_Lambe ロンドンの別宅以外に、 スコットランドにもゲス

          Tomoki Hirata(エリザベス女王とイギリスでの忘れがたき思い出)

          Crystal MintとTomoki Hirata(両アーティストの違いとは?)

          本日、Crystal Mintの新曲「NOT」のフロア向けのDub Mixの YouTube動画が配信された。 Crystal Mint - NOT (Big Room Mix) 今回のサムネイルは鉛筆画ペインターのioさんに描いていただいたが、 その印象と近未来的なビデオが見事にマッチしたと感じている。 https://www.instagram.com/io_20210228/?hl=ja 最近のCrystal Mintの音色選びはジュリアに任せているが、

          Crystal MintとTomoki Hirata(両アーティストの違いとは?)

          Tomoki Hirata feat.Crystal Mint - Ocean Love

          昨日、BMSレーベル Diverse Systemさんから発売された 自分名義の新曲インフォです。 Tomoki Hirata feat. Crystal Mint - Ocean Love ここから、来年夏に発売のアルバムに発展していく予定。 がんばります! Tomoki

          Tomoki Hirata feat.Crystal Mint - Ocean Love

          Tomoki Hirata( Facing Upの未発売曲を25年ぶりにリリース!)

          本日、Tomoki Hirata - Facing Up (Extended Mix )の配信が始まった。 このMixは当時のMV用に制作された曲で7分弱のバージョンで、 MV自体はアジアの某航空会社の機内音楽ビデオにもなっていた。 当時のタイトルは、 Tomoki Hirata feat Luciana & Nick Clow -Facing Up (Original Mix) となっている。 今回は25年ぶりにロンドンでリマスタリングしての発売となるが、

          Tomoki Hirata( Facing Upの未発売曲を25年ぶりにリリース!)

          クリスタルミント (日本とロシア、国家間のはざまの中での新曲リリース)

          上の自分の画像は、5年前の夏の終わり、 モスクワでのクラブ帰りに深夜のクレムリン横の遊歩道を 歩いてホテルまで帰るときに撮ってもらったものだ。 プーチンの国、ロシア。 その中部にある人口150万都市エカテリンブルクに、 自分の音楽パートナーでシンガーソングライターの ジュリア・ミントが暮らしている。 そんなジュリアと自分のグループ、 Crystal Mintの新曲が本日リリースされた。 やっと、というか、実に半年ぶりの新曲リリースとなるのだが、 この間、様

          クリスタルミント (日本とロシア、国家間のはざまの中での新曲リリース)