知らない人に支えられて

いつもの事だけど、
いつもとは違って

いつもの事だけど、
いつも以上に受け取って

いつもの事だけど、
いつもではないんだと気が付いた

改めて感謝した瞬間
時間で言ったら３歩ぐらいの
瞬きするぐらいの瞬間

ただ、

ゴミを捨てに行っただけなのに。

ちょうどごみを回収してくださっている時間でした。
狭いゴミ置場の中で、
しゃがんで作業している後ろ姿が見えました。
分別作業をしているようです。
多分缶とか瓶とかペットボトルとか...
そして潰していたのだと思います。
側には綺麗に同じ形に潰された水のタンクが置いてありました。

「こんにちは」
「こんにちは」
「これあっちに入れておいて良いですか？」
「はい。どうぞ。」

作業の手を止めずにちょっと振り向きながら
そう会話してくれて
私はゴミを捨てて部屋に戻ってきました。

歩き出した時、
”これあっち”のような表現で燃えるごみってわかったのかなー？
”はい”って言ってもらったけどわかってたのかなー？
なんてね(๑˃̵ᴗ˂̵)
ちょっと思いながら微笑んでいたら

何かが急に湧いてきました

体の中心というのか、
お腹の底からというのか、
そこから胸に向かってもくもくもくッと
湧き上がってきたんです。

そして涙が出そうになった

あ〜
こうやって私は支えられて生きているんだな
こうやって見ず知らずの方の支えによって
こんな怠惰な毎日を過ごせているんだな😅

誰も一人では生きていけないんだよね
誰かが誰かの支えになって
全体として支え合って生きているんだよね。

当たり前だけど。

百も承知だけど。

そういう事なんだよな。

とね...

改めてというのかな
再度確認したというのかな

そんな思いが湧き上がってきました。

ゴミを捨てに行っただけなのに。

感動と喜びと至福を与えてもらえました。

慈悲の瞑想

マインドフルネスに慈悲の瞑想があります。
コンパッションを育てるものですが
瞑想中の全ての人に愛を送っていきます。

初めは愛する人のために
次に自分のために
大嫌いな人のために
関心のない人のために
生きとし生ける全てのものに

そう、愛する人、自分までは想像つきますよね。
大嫌いな人に送るのも想像つきますよね。（そーきたか...みたいな）
で、今日たまたま歩いていたら横を通り過ぎたような無関心な人にも送るんですよね。
それから全世界の生きている全ての存在へと広げていきます。
必ず無関心な人も含める
だってどこかで自分の生活を支えてくれているんだもんね。

だから無関心な人も取り上げて愛を送るんだなぁ〜って。

今日は、そんなわずかな時間の中に
何か永遠の”もの”を感じていました。

こんな２匹にも支えられています。