Dear Akiko
Rose Candle For Meを選んでくれたさいとうあきこさん
久しぶりに自由に作れるという恐れ多い機会に恵まれ
喜びと緊張の1ヶ月でした😊
1st Day
1回目の会う日は、自宅待機期間が開けてもまだまだ大手を降って外出という気分にはなりにくい時期でした。だからゴミゴミしていない出来るだけ広くて明るい空間が良いよね。と銀座のとあるお店で待ち合わせをしました。
少し遅れてきたあきさんは一瞬目があった時、
足が止まったような、後ろに下がったような感じがしたのが印象に残っていました。来たいのに来たくないのというような感じ?
疲れやつれているのに一生懸命作り笑いしたような...
(あれ、私何かやらかしたか?)
注文をして普通に近況報告をしあいながらキャンドルの話しに移っていく。
どこかにぎこちなさを感じながら。
こんな風になると良いよね〜という話をしていても
どこか身が入っていないもどかしさを感じながら。
(その理由はあとでわかるのですが)
MINTAKAはその方のキーカラー指定で作るのに対し、
RoseキャンドルFor Meはその方を私がイメージして作るので何色になるのか分からない楽しみがあります。
ですがご希望を聞いてその色から発想して作ることもできます。
久しぶりのFor Meで作れるのか若干不安に思いながらも色々お話をして
イメージを膨らませていきます。
あきさん:何色でもいいよ〜。
私 :本当に?!
あきさん:もう好きなようにやって〜!
私 :1枚1枚違う色にして全色使っても良い〜!?
あきさん:笑 うん好きなように〜!
私 :じゃー真っ黒のバラでも良い?
あきさん:えー💦それでも良いよ😊
それはそれで見てみたい気がする😅
私 :じゃー作っちゃおうかなぁ〜!!😅
あきさん:それをイメージしたのであればそれが今の私なんだろうし
必然だろうからなんでも良いよ〜!
私 :ありがとう。楽しんでやる〜!
こんな会話だったと思います。
これを話しているときだったかその前だったか
定かではありませんが、今までとは違う色味になることは既にわかっていました。
多色(それも今まで以上にcolorful)
しかし具体的な色が見えないままとなり、
その後作ってみてからのお楽しみということに。
制作開始
さて帰ってきてからは制作日までイメージの中であきさんと毎日毎日会話をしていきます。
どんな色が好き?今なにしている?今後どうなりたい?
出来上がりのキャンドルのイメージはどんな形なの?
丸かなぁ〜?縦長かなぁ〜?
答えが帰ってくるわけではありませんが🤣
ふとした時に会話を楽しみながら
あきさんのイメージが湧いてくるのを待ちます。
今回はあきさんから近況を伺っていたのでそれらが落ち着いてから作ることとしていたのですこし時間をおくことで決まっていました。
なので安心してゆっくり時間と会話を重ねていきました。
ご依頼をいただいてから1ヶ月経った頃
あきさんのご予定も落ち着いていました。
実はイメージが全く湧いていませんでしたが😅
時は満ちた気がしたので作ることにしました。
最近はイメージが降りてから作り始めるのに
無謀か?とドキドキしながらも
さあ、作ろう!
と準備をします。
いつもは2〜3個のビーカーを用意するところ、
4個は用意していました。何か足りない気がして。
そしてそのうちの2個にビーズワックスを入れ溶かし始めます。
さてあきさん作るよ♪
といったのもつかの間ちょっとまてよ。が入ります😅
今日は音楽を掛けよう♪
とパソコンに向かいます。
いつも掛けているのは空間を浄化させるような環境音楽です。
音楽を掛けないこともありますが、
少なくとも基本的に歌詞のある歌は選ぶことがありません。
歌っている方のイメージが強くなるのと、
歌詞が私の言葉を遮るような気がするから。
ですがその日は手はそこへ向かわず以前ダウンロードしていた
歌詞のある歌を選びます。
自分でも不思議でしたが迷うことはありませんでした。
ただこの人でいいのか?は思い一応他の歌手も探しましたが
他の方になることはありませんでした。
選んだのはヘイリーの「アメイジング・グレイス」
彼女の歌をリピートさせ聴き始めた瞬間
景色が広がって見えます。
ワックスを溶かすのを止めて慌ててメモをとります。
見えている映像は詳細で空気感が伝わってきます。
湧いてくる言葉を慌てて書きなぐり情景とは全く一致しないけれど
絵も残しておきます。(めっちゃ恥ずかしいけれど)
この絵があるといつでもその空間に行けるような気がして。
(実際今もその空間へ戻り書いています)
森があり
畑があり
一人豊かに暮らしている女性がいました。
町からは少し離れているような場所で
自給自足で暮らしている女性
うさぎや蝶や鳥がいつも遊びに来ていてちっとも寂しくない。
朝起きたら鳥たちに餌を置き
座布団がほころんだら丁寧に繕い(パッチワークのように)
家族が遊びに来たら野いちごを詰み
自分で育てた野菜を収穫し
丁寧に料理をしています。
いつも笑顔が絶えず心穏やかに豊かな生活を楽しんでいます。
その彼女が優しくあきさんへ問いかけてきます。
なんどもなんどもアメージンググレースを聴きながら...
何回この曲を聴いただろうか?
一通り書き出した後、ワックスに向かいました。
作るべきキャンドルがわかったから。
それは
あの空間をキャンドルで表現する
再度制作開始
2つ用意していたビーカーには黄色と緑をそれぞれ入れることにしました。
溶かし終わったら黄色から花びらを作り始めます。
花びらの元ができる直前で2度目のちょっとまてよが入ります😅
芯になる部分の色はこれではないようなの。
アメージンググレースを聴きながら色を探っていくと
以外にも淡い紫が浮かんできます。
(なんか以外でした〜紺のイメージがありましたから。とまた違う色をいう私も変ですが😅)
3つ目のビーカーを出し紫色を作っていきます。
そして再開。
薄紫色を丁寧に丁寧に巻いていきます。
窮屈感は無いようにしながら。
これは物語の中心あきさんを現しているんだなぁ〜
次にやっとさっき作った色が始まります。
薄い黄色で先ほどの紫よりちょっと背が高く
紫色を包み込むように囲んでいきます。
よく戻ってきたね
黄色は作るたびに染料を足していきます。
出来上がりには差が無いかもしれないけれど
毎回毎回色を重ねていきます。
colorful
少しずつフォレストグリーンも足していきます。
今回は森がテーマだから緑が中心😊
あの情景にあった畑や木々の部分のイメージを花びらに織り込むように。
一枚一枚丁寧に作っていきます。
忘れないで!
畑に遊びにくる野うさぎや窓辺に遊びにくる鳥・蝶や空を泳ぐ雲たちが囁いてきます。
それをそれぞれをピンク、水色、白、マーブルを作り
森の中に織り込んでいきます。
私の頭では綺麗な色展開しているところに
不協和音が入ったようなきがしました。
「せっかく美しかったのに色がバラバラで失敗してしまった」
そう思うとやり直そうか迷い、手が止まります。
私という個人はなんども何度も迷ったり悔やんだりしますが
でもこのままでいいのだということを過去の経験で知っていたので
ゆっくり頭の声が収まるのを待つことにしました。
キャンドルを作るときに注意するのは自分を消すこと
黄緑色の花びらで鳥たちを包んでいき、
花は大きく成長していきます。
そして最後は大きな森に囲まれていく。
全ての森も畑もうさぎも鳥も雲も蝶も全てが最初の薄紫のあきさんを
優しく包み込むように
楽しく話しかけるように
キャンドルからのメッセージ
事前にメッセージを沢山もらっていたからか
キャンドルからのメッセージはシンプル
競わなくて良いよ
豊かさ
内包
静けさ
変化の訪れ
6565
アメインジンググレイスのビジョン
それは
あなたへの感謝であり
神への感謝であり
自分の今までの感謝であり
生き物への感謝であり
ここという場への感謝であり
宇宙(かみ)への感謝であった。
美しく
優しく
聡明
しなやかで
ゆるぎなく
深い洞察
あなたの数百年に感謝
スピリットは今も
あなたの魂に宿っています。
今一度問います。
なぜそれをするのか?
なぜそれでないといけないのか?
心から望むものとは?
ありたい姿とは?
ハートが震える喜びのような
活力が湧いてきたら
それがあなたの答えです。
ただそれを突き詰めていく事をしてください。
自分の専門性を突き詰める旅を
楽しんで
2nd Day
あきこさんにキャンドルをお渡ししてきました。
何色になるか、
黒でもいいよという話をしていたのでドキドキしていたかも!?
だからか第一声は
「わぁ〜!⤴︎」
でした。 (良かった ほっ笑)
キャンドルのメッセージをお伝えしていると、
所々で「あっ!」「んぐっ!(涙ぐむ)」そんな場面がありました。
思い当たる節があったようです。
大概このメッセージの話をしていると20分〜30分としていますが
それだけで終わりません😅
キャンドルを見てその方のエネルギーが変わってくれるのが嬉しいんです。
そのテンションを受けて私も上がります🤣
二人で大興奮で写真撮ったり話をしたり写真撮ったり...
あきこさんのその時のことをまとめてくださっているのでこちらに貼っておきますね。
その日の興奮冷めやらずで収録したスタエフ配信はこちら
一人キャンドルナイト
あきさんとの最初のセッションの帰り、
ふらふらっと何って決めていないんだけど、
何かを買わないといけない気がしながらショップを見ながら駅に向かって歩いていました。
そこで出会ったのがキャンドルホルダー
教会という名前でした。
あ、これだ!と思い買って帰り
夜にティーライトに灯して
あきこさんのお父様のご冥福をお祈りさせていただきました。
仏教でも大丈夫だよね^^;
誰かを思い灯すキャンドル
さいとうあきこさん
そんな素敵な魂の記憶を持つ彼女は圧力鍋の研究家であり
(多分日本でお一人ではないかしら!?)
圧力鍋のお料理教室を主宰や写真のインストラクターもされている
多彩な女性です。
彼女の圧力鍋の知識は本当に多岐に渡るのでどのメーカーをお持ちの方でもバッチリお料理ができるレシピを教えてくださいます!
私も10月に参加させていただいた時に大興奮でしたからほんとオススメです!!
圧力鍋研究家 さいとうあきこ
調理器具メーカーの営業職を経て、2013年より圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ(東京都目黒区)」を主宰。
圧力鍋の魅力と安全で便利な使い方を紹介している。活動7年で、延べ2300人以上の圧力鍋ファンを生み出す。圧力鍋の魅力を最大限に生かしたレシピは「びっくりするほど簡単なのに、ちゃんと美味しい」と大好評。2020年からは、YouTubeチャンネルをスタートし、圧力鍋や電気圧力鍋のレシピや情報を発信中。
その他、テレビ取材協力・雑誌やWEBサイトへのレシピ・コラム提供などでも活動中。
<活動実績抜粋>
・NHKあさイチ「スゴ技Q 圧力鍋特集」
・NTV 所さんの目がテン「ほったらかし料理」(電気圧力鍋使用)
・TV東京 なないろ日和「圧力鍋」
・雑誌 Clim(2013年11月号) 巻頭特集「ぱぱっと3品 圧力鍋でミラクル調理」
・雑誌 通販生活(2014年 秋冬号)「これがプロのイチ押し新商品(プロイチ)」特集
・展示会「インテリアライフスタイル」圧力鍋協議会ブースにて、8社の圧力鍋デモンストレーションに出演
今ならおせち特集をされていますよ!
詳しくは彼女のサイトをご覧ください。
身体にどこまでも良いキャンドルを求めて研究しています。 サポート頂けたら嬉しいです😊❤️