「にじさんじ」と私

こんにちは、なんのんです。
課題に追われ、毎日夜中までレポートを書いていたので、ちょっと久々なnoteです。
さて、私はよく課題をやりながらYouTubeやニコニコ動画の動画を流しています。それで手が止まって課題が全然終わらないんですけどね……
そんな私が一時期熱心に見ていたのが「にじさんじ」です。箱が大きいので、正確には「にじさんじ所属の誰々」といった感じでしょうか。
今回は、「にじさんじ」に関する私の自分語りです。

※勢いで書いています。自分の日記でもあるので、配慮に欠けているかもしれません。

Vtuberとの出会い

今から2年前、私はニコニコ動画だけを楽しむ単なる腐女子でオタクでした。そのニコ動のランキングにVtuberの切り抜きが上がってきたのが、私がVtuberを知り、好きになった始まりです。
キズナアイちゃん、のじゃロリおじさん、ゲーム部プロジェクト……可愛い女の子(男の子)が動いていて、喋っていて可愛い、まず「視覚的な魅力」に惹かれました。

めっちゃ可愛くないですか?可愛いでしょ〜💕

そんなこんなで「ふーん、Vtuberね〜」という土壌ができたわけですよ。
同じように、にじさんじの存在もランキング上位に上がってくる切り抜きで、何となく認知していました。

にじさんじにハマる

それまで、有名どころを漠然と知っている程度だった私が、「にじさんじ」という箱を中心にハマっていくことになります。

ファーストインパクト《トリガー》
剣持刀也さん・夕陽リリさん・伏見ガクさんからなるトリガーの配信が、初めてVtuber(突き詰めればYouTuber)の配信を通して見たものとなりました。

YouTubeにも同じものがありますが、当時の私に沿って、ニコニコ動画の方のリンクです。

ここから「にじさんじ良いのでは?」となり、〇〇マンシリーズや、ダンス〇〇ダンスシリーズを見て、最終的に「咎人推せるかもしれない」となりました。
これが大体2018年4〜5月のことですね。月日が経つのが早い……

1つ好きになると、そこからどんどん広がっていきますよね、そうして私は「にじさんじの切り抜き」を見る頻度が多くなっていきました。

セカンドインパクト《ChroNoiR 》
咎人推せる……となっていた時点でお分かりだとは思いますが、やっぱりイケメン2人のコンビには弱いんです。
「終末じゃない」の歌ってみたも良いのですが、くろのわに関しては、切り抜きが豊富だったんですね。私はChroNoiRきっかけで葛葉さんが好きになったのですが、本格的にハマり始めた10月ごろ、それまでのまとめ動画が既にあって、凄く追いやすかったんです。切り抜き動画がなかったら、ここまで好きにならなかったかもレベルですね。

そして、2019年、耐えきれなくなった私は、ついにYouTubeのアプリを入れ、ログインし、チャンネル登録をしたのでした。
今でこそニコ動とYouTubeの二刀流ですけれど、まぁ、よくニコ動だけで生きていられたな、と思いますね!

ChroNoiRの歌(声がめちゃくちゃ良いです)と葛葉さんの配信で個人的に好きなやつです。

まとめてしまうと、紆余曲折あって、私の中の「にじさんじ」は葛葉を中心に回っているということです。

浦島太郎になった(誇張)

沢山の配信を見ました。ボイスも買いました。コラボカフェにも行きました。本当に毎日が楽しくて、Vtuberで満たされていました。

しかし、2019年8月。約1ヶ月の留学に出発し、配信を見れない日々が訪れました。
Twitterは覗いていましたし、勿論留学自体が充実していたのもあって、何不自由なく1ヶ月を終えて、日本に戻ってきました。
すると、何ということでしょう……配信を見なくなってしまったのです。

こればっかりは、今でも理由がよく分かりませんが、多分配信を見ない期間によって勝手に乗り遅れたんです。風邪で休んだ後、学校に行きにくい、あの感じです。何も知らない状態からハマった時は、感じなかったのに、ハマった後、たった1ヶ月追えなかっただけで温度差や、ネタの移り変わりを感じて、今も好きだけど、配信は熱心に見ていません(もともと全配信見るほどではなかったんですけどね)。

そんな浦島太郎には「にじさんじMusic Festival」と「にじさんじランド」が待っていました。凄く楽しかったです。留学前にチケットをとっていた自分を褒め称えました。多分、帰ってきた後だったら尻込みしてしまっていただろうから。

ただ、配信を見なくなっただけなんです。
相変わらずニコ動のランキングにある気になった切り抜きは見るし、歌動画も聴くし、TwitterもYouTubeも、葛葉だけ通知オンなのは変わりません。今もにじさんじが、葛葉が好きだし、面白いと思っていて、ただ、気持ちが整っていないだけなんだと思います。
誘惑に負けてちゃっかりZeep 福岡のネットチケットも買って堪能しましたしね。
思っているよりも配信を見る、アーカイブを見る、という行動には気力が必要なんでしょうね。見続けていると、全然そんな事は思わないんですけれど。

そんな私も、9ヶ月ほど経って、りりむちゃんのデトロイト配信から、ぽつぽつと配信を見るようになりました。今日のにじスプラ大会も昨日に引き続き凄く楽しみです。

笑いもありながら、一生懸命さに惚れ惚れする配信です。

もしかしたら、こんな風に寄せては返す波のように、沼に沈んだり浮いたりするのかもしれません。

「にじさんじ好き!」というクソでかい範囲

さて、にじさんじには多くのライバーがいます。私がハマりたての頃でさえ、一期生・二期生・SEEDs・ゲーマーズのように沢山いました。今は統合して増えて、海外にも進出して……
ライバー名をこんなに覚えられるなら、歴代内閣総理大臣の名前も覚えれないものか、と思うし、「にじさんじ」に脳のメモリーを食われてるんじゃないかと思うほど膨大です。

「にじさんじ知ってる?」にも「〇〇ちゃん知ってるよ」レベルから箱推しガチ勢レベルまでの差異があるように、「にじさんじ好き!」という、単なる「好き」という感情にも、箱の拡大に伴って多様性が増してきたように思います。

留学前の私は、スパチャしている、ファンアートを描いているリスナーの方が「愛を表現している」と思って、ふんわりとした劣等感がありました。
浦島太郎の私には、配信も見ていないのに「ファン」だと言えるのか、という疑問がありました。
どちらの私も根底の「好き」は変わらないのに、いつだって他人や過去の自分と比べて「好き」の重さや深さを測ろうとしてしまいます。

1人のライバーに対しての「好き」だけで、ここまで拗らせるので、「にじさんじ」になるともっとややこしくなります。

にじさんじが好きです。他の個人のVtuberや、他のVtuberグループも好きですが、比べ物にならないくらいの「愛着」があります。
そりゃ沢山いるライバーのなかで、好みじゃないとか、そんなに興味ないライバーだっています。でもそれだけ多様性があって、可能性がある「にじさんじ」が好きなんです。普段配信見ない子の歌や、新衣装、2.0アップデート……どれもワクワクするし、何だかんだ全員好きなんです。

でも、リスナーも多種多様なんですよね。皆が皆、同じように「好き」であるわけではないし、その方向性や、行動、思考が違うんです。
例えば、私がChroNoiRを葛葉寄りで見ている一方で、叶くん寄りで見ている視聴者もいるんです。当たり前のことなのに、何故かそういった事を想像できない人がいて、それもしょうがないことなのに、やけに怒る人がいて、無視すればいいのに、諫める人がいて、面倒くさいのも、そういえば葛葉の配信を見なくなった理由かもしれませんね。

1人をメインにしても配信を網羅するのは容易ではありません。そんな中、それぞれ推しが存在する「にじさんじ」のファンは、それぞれ視点が違うために起こる認識の齟齬に、より襲われていくのではないかな、と思います。
そう思うと、「にじさんじMF」など推し以外の魅力を知れるイベントも素敵だし、一体感を味わうことができますが、満足感的には「にじさんじ JAPAN TOUR」の方が高いかな、と感じました。
全員推しならどちらでも良いですが、仮によく知っているライバーが1人だとすると、前者で1/20、後者で1/5ぐらいの差になるので、明らかにお得感が違います。
「ぷちさんじ」可愛くて好きなのですが、ある意味、今の状態で、視聴者が自分の興味で広がるのに限界がある部分を、公式が穴埋めして、ゆるやかな箱推し、ぼんやりとした「にじさんじ」という枠組みを織り込んでいくような動画だよなぁ、なんて思いました。

なんか、芸人さんみたいですよね。同じ事務所所属の上下関係、同期の存在、コンビ、トリオ、その中の誰かが好き、みたいな。

箱が大きくなっていくにつれ、箱全体よりも個々で見るようになってくるイメージです。
「お笑いが好き」そのなかでも「〇〇が好き」のように、全体の好きを個別の好きが上回る感じ、もともと全体と個々に対する感情の向け方は違うけれど、それでも個々が強くなれば、全体への感情は、ある意味で薄れていくような気がするんです。

どうでもいい、失礼な話

ここからは殆ど関係ない、ただただおこがましく失礼な話をします。

私は大抵、人を見た目と話し方で判断します。
以前、満員電車の中で、小太りで髪のうねったおじさんと一緒になりました。私は失礼ながら「気持ち悪いな」と思いました。そのおじさんは、なんと見た目を裏切らない行為をとりました。スマホの、おそらくチャットアプリで、誰かとエ〇小説を書いて、送り合っていたのです。私は、プ〇デューサー(おじさん)と、し〇むーが、相手のプロ〇ューサー(多分おじさん)と、きら〇ちゃんが性行為する、何ともチープな文章を眺めて、「気持ち悪い見た目の人が、気持ち悪いことしているな」と一周まわって感心しながら思いました。
何が言いたいのか?そうです、この時ぐらいしか「気持ち悪いオタクのおじさん」に出会ったことがなかったんです。
そしたらビックリ、にじさんじのイベントに行くと、今まで接したことのないタイプの人ばかりだったんです。
メガネをかけて、汗をかいている小太りの男性、または女性。逆にキメキメ美人すぎて怖い女性、興奮してなのか挙動がおかしい感じの人。
私は疎外感を感じました。イタいおばさんでもない、キッズでもない、おじさんでもない、キモヲタっぽくもない、こんな平凡で凡庸な一般人風情が、カップルで来るでもなく、ぼっちでこんなイベントに来ていることに、何だかな、と思ったんです。それまで、イベントに行くほどハマったものがなく、女性向けジャンルにハマることが多かったのもあって、ここまでアウェー感を抱いたのは初めてでした。イベントは楽しみましたけどね!
つまり、自分が思っていたよりも、Vtuberは一般的ではなかったのです。こんなにも楽しいのにね。
一般的ではないジャンルにくる、オタクよりのオタクが集った空間に、一般よりライトオタクが踏み入れたら、なんだか馴染めなかったんだ、それだけの話なんです。
ただ、好きなものを好きだと叫ぶ事は素敵だし、楽しんでいる姿は輝いているけれど、気が向いたら見た目を小ざっぱりと清潔にしてみてほしい。コメント上でも「民度」やら「リスナーはライバーの写し鏡」やら面倒くさい事この上ない議論が稀に起こりますよね。
本当に、失礼甚だしい話ですが、にじさんじ関連のイベントに行って、「わー!ヲタヲタしい人多いなぁ!これがにじさんじか」と思いました。気持ち悪いセクハラマロも、こういう人が送っていたんだろうか、と偏見で考えました。
難しい事です。別に大衆に向けて発信するテレビとは違いますし、このままでも構わないんです。でも、もしVtuber界をもっともっと広げていくとしたら、ファンの印象をもっと軽くしていきたいし、見た目の印象は大きいように思います。2D・3Dに詰まった夢を見続けたいんです。私みたいな、ミーハーで超キュートなうら若きか弱い女の子が、「にじさんじが好きなんです!」って恥ずかしげもなく言える世界が欲しいんです。
Vtuberを好きな友達はいないし、イベントに行ったら地雷そうな女性と話しかけにくい男性ばかりで、分かるでしょうか、普通にカフェやライブ、トークイベントに行く感覚で行ったら、あれ?みたあな感じです。コメントでも薄々感じていたけれど、これが、もしかして……?みたいな。

自分のことを棚に上げ、ヤバそうな人たちばかりだったとショックを受ける……。なんて馬鹿なんでしょうか。でも、居場所が違うのでは?というのもあって配信から距離を置いたのかもしれません。

色々書きましたが、にじさんじが好きです。
自分の可愛さを過信してSLEEアイドルオーディションを受けたら、普通に最初の段階で落ちました。よかったです、落としてもらえて。あの時の私は正気ではなかったから。
にじさんじをこれからも好きであり続けると思います。可愛くて、かっこよくて、面白くて、魅力が尽きない世界だから。
でも本当に、ファンがおもしろいと相乗効果なのに、厄介だと面白さが半減するのは何でこうなるのか不思議。
その時々で適切な距離を保って、エンターテインメントを純粋に楽しみたいな、と思いました。

あまりに酷い文章で、公開するべきか迷うレベルです。自分でも読み返したくありません。
もし、ここまで読んでくださった方がいましたら、拍手を送りたいです。

それでは、また(*´-`)/