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「トークン」とは?

こんにちは!わたりです!
今回は分かるようで分からない言葉「トークン」について
詳しく紹介していきます!

「トークン」とは?

現在使われている意味

商品券や図書券、クーポン券、お店のポイントなど、
商品やサービスの引換券としての意味を持っています。

Web3業界における意味

初めに2022年9月現在においては、明確な定義はされていません。

ブロックチェーン上で発行された、その所有者が何らかの権利を持っていることを証明するもの。を指すことが多いです。

特定の企業や開発チームが発行者となり、既存のブロックチェーンを利用して、発行・開発されています。

ユーティリティトークンとセキュリティトークン

ユーティリティトークン

「ユーティリティ(Utility)」とは「有用性・実用性」を意味する言葉で、このトークンを持っていることで、特定のサービスを受けることができる権利を持つことができます。

その一つに「ガバナンストークン」があります。これはブロックチェーンを開発する段階で発行され、議決権が付与されているトークンです。
開発方針などを投票によって決められ、トークンの保有量に応じて投票権の重みをつけられています。

これは、ブロックチェーンを分散的に管理するために、ステークホルダーに権限と責任を分散させるために用いられています。

セキュリティトークン

セキュリティトークンは、証券型トークンとも呼ばれていて、株式や証券の特徴を持っています

例えば、事業者が資金調達を目的としてトークンを発行し、投資家がトークンを購入します。
そのトークンには、定期的に配当金を受け取れる権利が付与されています。要するに株式と同じようなものです。

配当金の支払いに関しては、事前にプログラミングした状態で発行しておけば、事務コストの削減をすることもできます。

現在の証券取引プロセスにおいては、取引が約定され、決済が完了するまでに3営業日を要しています。
セキュリティトークンを利用することで、0営業日で決済まで完了する仕組みが考えられるため、効率化に期待されています。

ファンジブルトークンとノンファンジブルトークン(NFT)

ファンジブルトークン

「ファンジブル(Fungible)」とは、「代替可能、代用できるもの」の意味があります。現在の資産の例としては現金が挙げられます。

例えば、100円玉はどの100円玉も同じ価値があり、自分の100円玉と他人の100円玉を交換したとしても何ら問題はありません。

ビットコインなどの暗号通貨も同様であり、ファンジブルトークンに分類されます。

ノンファンジブルトークン(NFT)

「ノン」ファンジブルなので、「代替不可能、代用できない」トークンとなります。
例えば、あなたが描いたこの世に1枚しかない絵は、替えが効かない「一点物」です。こうした唯一無二のものをトークンにしたものをノンファンジブルトークン(NFT)と呼びます。

NFTは、固有のIDが発行されているデジタルデータ(画像や動画、音楽、アート作品、ゲーム内のアイテムなど)の所有権のことです。

その所有権は購入して自分で保有することはもちろん、他人へ転売することも可能です。

これまでデジタルデータは簡単にコピーすることができたので、データ自体に価値が生まれることはありませんでしたが、ブロックチェーンの技術によって、ブロックチェーン上のデータにIDを付与することができ、そのデータを所有権が誰であるかを世界中の人が確認でき、改ざんすることができなくなったので、現実の絵画のようにそれ自体に価値が生まれるようになりました。

それでは!良いWeb3.0体験を!

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