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マイニング専用OS、HiveOSがおすすめな11の理由〜HiveOSでマイニングは不労所得!

仮想通貨のマイニングにおいて多く使われているOSは現在3種類あります。

1. Windows
2. HiveOS
3. NiceHash OS(NHOS)

それぞれについて簡単に説明するとともに、私がHiveOSをお勧めする理由を10個ご紹介したいと思います。

Windows

Windowsは世界で最も使われているOSでしょう。Windows上であらゆるマイニングソフトを実行することが出来ます。AMD用のTeamRedMiner、NVIDIA用のT-Rex Miner、両方に対応したGMinerやNBMinerやPhoenixMiner、ほとんとがWindowsに対応しています。

それに加えて、マイニングのハッシュパワーマーケットプレイスであるNiceHashもWindowsを強烈にサポートしており、NiceHash QuickMinerを使っている人の数は非常に多いです。

そのため、Windowsでマイニングリグを運用している人もかなり多いと思います。もちろん、ゲームをしながらマイニング、という方も多いでしょう。

NiceHashについては過去にも記事をいくつか書いたので良かったら読んでみてください。

Windows+NiceHash QuickMinerの組み合わせが最も簡単であり、最も台数としては多いと思います。マイニングを始める方に必ず最初にお勧めしたい選択肢です。

私はNiceHash QuickMinerを使ってRTX 3070を3枚、RTX 3080を1枚、余っていたGTX 1660Superを1枚、ゲーミングPCの3080を1枚でマイニングしています。

設定も簡単、スマホからも管理可能、少額払い出しなので、Windows、というよりは普段使い慣れているWindows+NiceHash QuickMinerがおすすめです。

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NiceHashの管理画面

HiveOS

圧倒的なシェアを誇る、マイニング専用のOSです。昔はいくつかのOSの選択肢がありましたが、今はHiveOSが1強と言っても過言ではないでしょう。

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管理画面もとても使いやすいです。

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NHOS(NiceHash OS)

NiceHashが提供しているOSです。

NiceHash QuickMinerと似ていて「High」「Medium」などのパワー設定がワンクリックで変える機能は付いているのですが、消費電力の最大値を指定することが出来るだけで、マイニングのハッシュレートは上がりません。(オーバークロックされません)

そのため、設定はすべてUSBファイル内の設定ファイルにJSON形式で書き込む必要があり、プログラミングを多少分かっている人がいないと辛いでしょう。

また、USBメモリを抜いて設定を変えて、また指して、安定するか確認して、また抜いて、、、と設定に非常に手間が掛かります。

お勧めする理由は殆どありません。

NiceHashも最近開発をほとんどしておらず2021年3月には1度だけアップデートをしていますが、それ以前は2020年のみで、あんまり開発に力が入れられてないのが分かると思います。

NHOSは動作確認ぐらいにはいいですが、長期運用にはWindowsかHiveOSをお勧めします。

HiveOSをお勧めする11のメリット

1. 利用の開始の簡単さ

HiveOSはサイトからサインアップして、OSイメージをダウンロードしてきて、設定ファイルをUSBの中に入れて、マイニングリグ(PC)に指してそこから起動するだけで、あとは全部Webの管理画面から設定等が行なえます。

なれればHiveOSの環境を構築するのはUSBに書き込む時間も含めて1時間、それを除けば15分もあれば出来るので、非常に便利です。

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2. 格安のOS利用料金

OSの利用料はいかのようになっています。
・1台までは無料
・4台までは「Hiveonpool」を使う限りは無料。もしくはイーサリアム以外のマイニングであれば4台まで無料
・5台以上の場合はいかなる場合でも全リグが月額1リグ当たり月額$3

5台以上のリグを運用する人は多くないので、概ね無料と言って差し支えないでしょう。私みたいに12リグを運用していても1日残すとは150円以下ない程度であり、1リグ3ドルを12ヶ月払っても36ドルなので、Windowsよりも格安です。

3. 高速な起動

USB3.0以上のUSBメモリ、ポートに接続していれば、3分と立たずにリグは完全に起動します。なにかトラブルがあったときに再起動してもすぐにマイニングが再開できるのは非常に便利です。

マザーボードがわのPowerLoss時の設定をPowerON(自動電源ON)に設定しておけば、何か異常が起きた場合に、コンセントを遠隔でオンオフすれば、ブートしてすぐにマイニングを再開してくれるので、とても便利です。

4. 管理画面があるからディスプレイが不要

HiveOSは専用の管理画面があり、Webサイトからすべてのリグの設定値や現状のハッシュレートや消費電力を見ることが出来ます。

1台1台にディスプレイ、キーボード、マウスを接続するのは大変面倒です。
HiveOSならば、ノートパソコンやスマホからでもらくらくとすべての設定がリモートで行なえます。リグに物理的に手を触れる必要はありません。

また、多くの方は特にこの操作を覚える必要はありませんが、Linuxになれた方などはコマンドラインインターフェイス(CUI)、Shellのターミナルで操作することも出来ます。

ShellのワンタイムのURLを管理画面から発行

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URLにアクセスするとコマンドラインで操作が可能です。

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5. 徹底的なマイナー向けの監視機能

よく使われる、使っている機能として下記の2つが挙げられます。
a. Hashrate Watchdog
b. Autofan

Hashrate Watchdog

アルゴリズム、マイニングソフトなどでのハッシュレートの低下を検知して、リブートなどを行ってくれます。また、消費電力が想定を上回ったときや下回ったときにも同じことが行なえます。外出時でも安心してリグを運用することが出来ます。

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Autofan

ファンの回転数をアグレッシブに設定できます。GPUコア温度を50度を目指せ、といった設定ができるので、真夏や、静かに運用したいときなど、非常に便利です。

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なお、メモリ温度のターゲット指定はGeForceではNVIDIAのLinux向けのドライバーで実装されていない機能なので、機能しません。

6. 複数のアルゴリズム&オーバークロック設定の管理

マイニングするアルゴリズム、ウォレット、プール、マイナーソフトなどを「フライトシート」という機能で一括で切り替えることが出来ます。
以下は12個のリグに一括でフライトシートを適用する図です。

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また、フライトシートを切り替えた際に、マイニングアルゴリズムが変わる場合、アルゴリズムに合わせてオーバークロック設定も変更されます。

以下はetashとautolykos2の2アルゴリズムが設定されているオーバークロック設定の例です。

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7. 圧倒的な安定性

マイニング専用のOSなので無駄なものは入っていません。WindowsでマイニングをしているとNVIDIAのドライバーが勝手にWindows Updateでアップデートされてマイニングが止まったり、Windows Defenderなどのウイルス対策ソフトが勝手にNiceHashを削除したり、余計なことが多いです。HiveOSではそういった事が全くありません。

また、前述した監視機能などにより、不安定になっても自動でリブートなどするため、マイニングを止める時間を最小化します。

「あー、リグが落ちてた!!勿体ない!!」

なんてことはHiveOSでは滅多にありません。

過剰なオーバークロックなどをしなければ、24時間365日、敗椅子ぎかもしれませんが、数ヶ月ぐらいは全く手を触れること無く、管理画面も見る必要なく、安定してマイニングをし続けます。本当に安定性が抜群です。

7. 開発が活発で常に最新

HiveOSを使っている人は非常に多く、開発も活発です。マイニングソフトが更新されればその翌日や翌々日にはHiveOS側も追従してアップデートがされます。

Radeon 6600XTなども発売から数日でベータ対応、1−2週間後にはHiveOS自体も対応していました。

Lite Hash Rate(LHR)に対応した、ハッシュレート制限を多少突破したNBMinerのアップデートがリリースされた際にもHiveOSでも割とすぐに使えるようになりました。開発元がしっかりとメンテナンスしているのは当たり前ですが、非常に素晴らしいことです。

8. 圧倒的なユーザー数、コミュニティ

何か困った時、トラブルになった時、人に聞いたり掲示板を見たりするでしょう。その際にHiveOSを使っているユーザーの方の書き込みに行き着くことが多いです。

おすすめのオーバークロック設定や、どのグラフィックボードで、どのマイニングソフトを使って、どれぐらいのハッシュレートがでた、みたいな書き込みを見て、即座に自分のHiveOSで管理しているリグで試すことが出来ます。

コミュニティもDiscord上で活発です。

9. 初心者にも優しいオーバークロック設定のテンプレート

オーバークロックの設定は環境やグラフィックボードそれぞれの個体に沿ってすべきだと思いますが、いろんな方が使っている「とりあえずこれで問題はないでしょう」というベストではないがベターではある設定値がHiveOS上で簡単に選択できるようになっています。

RTX 3080の例。1番上を基本的には選べばオッケーです。
最適値ではないけどベターな汎用設定ではあります。

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10. USBメモリから起動出来るのでSSDやHDDが不要で省エネ・ローコスト

HiveOSは以下のURLを参考にイメージをダウンロードして、USBメモリにインストールして、マイニングリグに挿せばそれでHiveOSは起動します。

WindowsであればSSDにインストールしないと起動が遅いですし、SSDは多少値段がします。また、SSDの消費電力はUSBメモリよりも遥かに大きいです。

SSDを買わなくていい=ローコスト
SSDを用いない=省エネ

消費電力を抑えられるので素晴らしいと思います。また、HiveOSはWindowsに比べて消費電力は抑えられています。グラフィックボードの消費電力に比べたら微々たるものですが、Windowsで50Wをシステム消費電力として使うのと、HiveOSで30Wで済むのでは、20Wの差があります。この差は24時間365日起動しっぱなしになるマイニングリグにおいては馬鹿にできません。

11. 日本人も使っている人が多い! & NiceHashとも接続できる

日本人でも使っている人が非常に多く、困った時に他の人に日本語で質問することが出来るでしょう。私のNoteもHiveOSを前提にして書いているものが多いので参考になると思いますし、以下のDiscordサーバーで誰かに聞いてみるということも出来ると思います。

今はNiceHashは送金手数料は固定なので、もうDiscord Botとしては機能していないのですが、代わりに、日本最大のマイニングコミュニティとなっています。NiceHashの方も参加されており、公式チャンネルが同Discord内に設立されているほどの規模です。

また、上記のNiceHashの方向けのチャットなのにも関わらずHiveOSのユーザーが多くいる一つの理由として、HiveOSはNiceHashと接続することも出来ます。

イーサリアムではなくビットコインで報酬を貰いたい方はNiceHashに接続するのが楽でしょう。Windowsで運用するよりも安定性はずば抜けており、HiveOSを私は強くお勧めします。

まとめ

HiveOSはマイニングリグの管理専用のOSとして最も広く使われています。
そのため、情報の多さ、アップデートがちゃんとされている、使いやすさなど様々な点で非常に優れたOSです。

利用料もWindowsに比べて破格、もしくは無料であり、SSDやHDDをOS用に買う必要もないので、非常にローコストです。そして省エネです。

Windowsのリグが不安定、これからマイニングを始めたい、といった方はぜひHiveOSを試してみて下さい!

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時間を掛けて調べたり写真を撮ったりして記事を書いています。「良かった」と思ったらサポートしてもらえると嬉しいです。 有料エリアを設けることもありますが、どちらか片方だけお願いできれば助かります。 サポート頂ければもっと多く頑張って書きます!