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パチ屋に最適なノイキャンイヤフォン SONY WF-1000XM5 vs Bose QuietComfort Ultra Earbuds

パチンコ屋さんに行ってパチンコ、パチスロをしたことのある人は皆こう思ったことがあると思います。
「うるさい!!!」と。

パチンコ・パチスロ台は音量設定が出来る機種が多いですが、音量2ぐらいで十分大きい音であるのに、音量7などの設定で打っている人が結構います。
非常に、非常にうるさいです。

パチ屋の騒音は聴覚に悪影響

音量2や3で設定していても、耳に悪影響を与えるぐらいの騒音です。
私は普段Apple Watchを付けていますが、パチンコ屋さんでパチスロを打っているとApple Watchは警告を出してきます。

聴覚に影響を及ぼすおそれのあるレベルまでデシベルの値が上がると、Apple Watchはこれを検知し、手首をタップして知らせることができます。

「聴覚に影響を及ぼすおそれ」と言われるほどに、パチンコ・パチスロのお店はうるさいのです。そのため、皆自分の耳を守る必要があります。

耳をまもる対策

主には3種類の対策方法が挙げられます。
①耳栓
②ノイズキャンセリングイヤフォン、ヘッドフォン
③そもそも、行かない

①耳栓については、正直、耳栓の能力を超えて音は突き抜けてきます。耳栓は音量を下げる、ライブ用の耳栓みたいなものと、完全なる耳栓と大まかに2種類ありますが、ライブ用の耳栓は全く役に立ちません。
10db, 20dbほど下げてくれますが、それでは全く足りないぐらいにパチスロ機は爆音です。(人に依る)

そのため、実質的に、②ノイキャンイヤフォンが選択肢になると思います。大きくても良い人はノイキャンヘッドフォンも。

SONY WF-1000XM5

SONYのイヤフォンは原音に忠実で、高域の伸びが良く、私は非常に好ましいと感じる音色です。WF-1000XM4から使っていますが、WF-1000XM5はさらにノイズキャンセリング性能が向上しました。

WF-1000XM5をつければ、概ねパチスロ機の音量4が2に感じられるぐらいには、騒音が軽減されます。なにかを再生すればなおさら周りの音は気にならなくなるでしょう。
ただし、何かを再生したら、せっかく楽しみに打ちに行っているのに、それが最大限楽しめなくなると思うので、私は何も再生しない派です。

さておき、パチ屋がうるさい!と思ったら、WF-1000XM5はかなり有力な候補の一つです。

Apple AirPods Pro

SONYよりもよりオーソドックスな存在として、Apple AirPods Proがあるでしょう。私ももともとはこちらを使っていました。非常に便利ですし、音も悪くないですが、一度WF-1000XM5を使ってみると、AirPods Proには戻れません。

ノイキャン性能はWF-1000XM5が圧倒的に上。
音質、高域の伸びもWF-1000XM5のほうが好ましいです。

これらは主観ではありますが、ノイキャン性能については「SONY WF-1000XM5」と「Bose QuietComfort Ultra Earbuds」の2機種が「我々がNo1だ」と言い張っているので、パチ屋向けイヤフォンとしては、AirPods Proは選択肢から外してよいでしょう。

Bose QuietComfort Ultra Earbuds

BOSEのQuietComfort Ultra Earbudsがノイキャン性能No1だ、パチ屋にはQuietComfort Ultra Earbudsだ、という噂を耳にしました。

SONY WF-1000XM5でも不十分、隣の台が音量6に設定しようものなら、溜まったものじゃありません。私は冷房避けにパーカーを持っていっていることが多く、パーカーのフードを被って少しでも騒音から逃れようとしています。そんな中、BOSEの方が良いと言われたら、試してみたくなるのがオーディオマニアでもある私です。

さて、実際にBOSE QuietComfort Ultra Earbudsを使ってみた感想をストレートに書いてみます。

  • ノイズキャンセリング性能は確かに高い。しかし、SONY WF-1000XM5を大きくうわ丸ほどではなく、正直なところ、僅差のレベル

  • ノイキャンの自然さはSONYに劣る。SONY WF-1000XM5は純粋にすべての音量を2段階下げてくれるような感じなのに対して、BOSE QuietComfort Ultra Earbudsは、中域低域をカットして、高域は残っているような印象。なんだか少しだけ違和感を感じます

この時点で私としてはSONY推しですが、BOSE QuietComfort Ultra Earbudsにはさらなる問題がありました。

  • iPhoneとの接続が不安定なことがある。イヤフォンとiPhoneの接続、切断時に、イヤフォンから「iPhone Lost」「iPhone Connect」みたいな音が流れますが、そこそこ頻繁です。自宅で使っているときや電車内だとそれほど起こらないのですが、不思議です。

  • 破裂音のような音が鳴ることがある。これは致命的です

原因は全くわかりませんが、時々、「パン!」と破裂したような音が鳴ったような印象を受ける事がありました。音というよりは、飛行機の離着陸時のような、気圧の変化を感じるような感じでもありました。

なんだか、BOSEが想定した騒音を超えたときに、発生することがあるように思いました。

例えば、スマスロ ガールズパンツァー 最終章を打っているとき、隣台(左台)が「パンツァー・フォー!」ってリール逆回転するときとかに、左側のイヤフォンだけがそんな感じになったのです。

↓この画面が出る直前のあの音…

パンツァー・フォー!

そういうわけで、個人的には「パチ屋に最適なノイズキャンセリングイヤフォン」というニッチなカテゴリにおいては、SONY WF-1000XM5が最適であるように思います。

BOSE QuietComfort Ultra Earbudsは、ノイキャン性能は確かに高いものの、瞬発的な大きな音へ追従出来ません。

また、バッテリの持ち時間も、公称スペックにて、SONY 8時間、BOSE 6時間です。12時間打ち続ける人にとっては、6時間は少々短いでしょう。

オーディオとしてのイヤフォン比較

この3機種、パチ屋向けはSONYが良いと書きましたが、自宅や音楽、それ以外などではそれぞれ一長一短あり、これについては好みでしょう。

SONY WF-1000XM5
原音に忠実であり、複数台との接続もでき、解像度の高い音が出る素晴らしいイヤフォン

BOSE QuietComfort Ultra Earbuds
立体感を作り出す、コンフォートモードを搭載しています。あらゆる音源で非常に立体感を感じます。全く持って原音に忠実ではない音になりますが、これはこれで、素敵であると感じる事が多いです。

Apple AirPods Pro
こちらは音よりは利便性一辺倒でしょう。iPhoneやMacを併用している人にとって、楽々と切り替えたり、通話できたりすることは、非常に便利です。セットアップも容易です。デザインもAppleらしい色合い、形状で、おしゃれアイテムとしても良いでしょう。

まとめ

どれがいいとは用途によって一概には言えないものの、あくまで「パチ屋に最適な、耳をまもるための、ノイズキャンセリングイヤフォン」というカテゴリでは、私の試聴結果としては、SONY WF-1000XM5が良いと思いました。ご参考までに。

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