見出し画像

円安が続くインフレにより影響と減速していくだろう理由

ムーディーズ・アナリティックスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は「まるで日本は他の国とは別の惑星にいるようだ」と言う。

世界で最も取引されている通貨の一つである円は、1月以来、対ドルで約14%値下がりしている。

「円安を止められるものは何もない。ブレーキもなければ、円安を止められるものもない」とザンディ氏は言う。

日本にとって最大の問題は、経済が減速していることだという。円安だけでなく、輸出の減少や、消費者の低迷に経済が打ち勝てないことが原因のようです。

「インフレ率は、金融政策の助けがなくても、来年には5%、あるいは6%に近づくだろう。政府が介入しない限り、6%に近づくだろう」と思われます。


またザンディによれば、現在、日本経済は不況ではないが、景気は減速している。「このままでは来年の今頃、日本は不況に突入している可能性さえある」とのこと。

日本経済にとって最大の懸念材料は、円安である。

「円安が始まれば、日本経済や輸出に打撃を与える。なぜなら、海外の需要が減り、その結果輸出が減るからだ」との見方もりあり、円安は、日本の輸出にとって二重の痛手となる。

「日本にとって問題なのは、海外で商品を売るときに、輸入品にもっとお金を払わなければならないこと」であり、現在の円相場が1ドル=150円であることを指摘した。

円相場は10月の150円から1ドル=145円まで下落した。

日本の日銀は、インフレを促進するために主要政策金利を過去最低の0.5%まで引き上げて、景気を刺激しようとしている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?