「甘いものは別腹」
とは、よく言ったもので、
まさにその通りだと思う。
家でご飯を食べても、レストランで食事しても
食後のデザートを食べたい派である。
ただ、歳を重ねるごとに、代謝も落ちてくるので
糖質の摂取量には、気をつけねばならぬ。
だから、別腹ではなく、甘いもの分を空けているつもりだ。
家の机で仕事することが増え、
小腹が空いたときや夕食後のコーヒーのお供に
全国各地からご当地お菓子を妻が準備してくれている。
お菓子のありかがぼくにばれると、
一気に食べてしまうため、
いつ、どこで買っているのも知らなければ、
どこにおいてあるかも知らないし、
探しもしない。
お菓子を食べすぎないコツは、手元にお菓子を置かないことだから。
今日のおやつは金平糖。
京都は、緑寿庵清水さんの「ほうじ茶金平糖」。
金平糖って、砂糖の塊でしょと思って
一粒食べる。
ほうじ茶の香りが口いっぱいに広がる。
金平糖を二粒食べる。
口の中で、金平糖同士がぶつかる音が心地よく、風鈴の音を聞いている感覚。
金平糖を三粒食べる。
もっとほうじ茶の風味が広がり、
金平糖の耳障りの良い音が
口から耳に抜けていく。
次は、四粒かと思ったら、
隣から「おいっ」と声がかかる。
珍しいお菓子をちょっとずつ、味わって味わって、
次の仕事に備えたい。
明日のおやつは何かなぁ〜？
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