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Web3ってなんだ?

 Web3、このところよく聞くワードです。まあ、少し前から出てきていましたが、国家戦略とかに出始めたのでさらにメジャーになってきたのかなと思います。こういう言葉、いっぱいありますね。SDG’sとかDXとか。マーケティング的には大切なのでしょうが、大体、中身がなんなのかはよく分かってない
 暗号資産とかブロックチェーンとか追っかけてきた身からしてもWeb3ってなんだろうと考えてしまいます。ジャック・ドーシーの言っているWeb5はもっとよく分からない。
 単に勉強不足なだけなんですけど。なので、よくまとまった本とかあれば読みたい。なにか、良い本ありますかねー。Web3に関する本は少し読んだんですが、表面的なことしか書いて無くてよく分からない。まだあまり良い本には出会ってません。

 勉強不足なりに、ビットコインを追いかけている自分としては、ある程度こういう物なのかな?というおぼろげながらなイメージは持っていますのでそれを少し書いてみたいと思います。

 単純に(いつも単純に考えるようにしているので)考えると、要するにサービスに接続するのにどっかのサービスにログインするんじゃ無くて、メタマスクとかをつないで使うってことか?と考えています。
 それだけじゃねーよって言われそうだけど、結局のところそういうことなんじゃないの?って思っています。確かにメタマスクを接続してサービスを使うとユーザ登録という行為は発生しません。Wallet接続するか?と聞かれて、接続するを選択すればサービスが使えます。確かにこれ便利だわって思ったこと、何度もあります。バックグランドでどういう仕組みで動いているのか分かってないのでちょっと怖い感じもしますが、それを無視すれば、ユーザ登録いらないって便利です。

 だって、IDとパスワード覚えなくてよくて、メタマスクなどのWalletのパスワードさえ覚えていればいろんなサービスが使えるんだもの。今や、何かするには「登録せよ」っていうボタンがまず出てくるこのインターネット世界。そんなに覚えられないよ、だし、どこに登録したかも記憶の彼方なので登録したの忘れているサイトも山のようにある。
 この前、あるお店で、サイト登録すれば割引が使えますというので、登録しようとしたら、「このメールアドレスはすでに登録されています」と出てきて、あれ?登録したっけな?と思い、適当にパスワードいれたものの、ヒットせず、「パスワード忘れた人」をクリックして再登録しようにもメールが届かず、結局、登録を諦め、割引も諦め、買い物も諦めた、ということがありました。
 んもー、こういうことがあると、めんどくせーなーと思ってしまいます。もしかしてWeb3になればそんなこと無くなるかも。メタマスクのようなWalletさえ持っていればサービスに接続出来るならそりゃ便利だ。
 
 今をときめく、GoogleやAmazonやAppleに頼らなくても、自分のデータを抜かれなくて使えるというような文脈でWeb3がよく言われますが、そんな壮大なことはさておき、いちユーザの立場で考えたときに、いちいちIDとパスワードを登録せずにサービスを使えるというのはとても便利です。そうなるならWeb3、ガンガン流行って欲しいです。頑張れWeb3。

 あと興味があるのはSBT、ソウルバンドトークンってやつです。これ、ヴィタリクが言い始めたみたいですが、面白いですよね。売り買い出来なくて、付加情報が他者から与えられる。つまりはその人の証明として使えるって言うことです。どこそこの学校を卒業したとか、xx銀行が利用許可を与えたとか、はたまた、カード利用でブラックリストに載ったことがある、とかそういう個人の認定を他者が与える、で、しかもやりとりが出来ない。KYCの代わりに使えそうです。もちろん普及しないと駄目なんですけど。
 使えるようになれば、いろんな発行サービスとか、全部デジタル化出来そうな気がします。今、免許証を見せてくださいって言われるような作業もSBTがあればある程度代わりになるかもとか。なりすましをどう防ぐかというのは考えないといけない気がしますが。頑張れWeb3

 私の理解の範囲を書いてみました。これ以外にもいろいろあるのかもしれませんが、まだ勉強中で何が変わるのか理解出来てません。少しずつ勉強していきたいと思います。


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