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AIの有効な利用方法により生産性が向上する可能性があるが、その能力は人の能力に依存する

生成AIが話題になってからいよいよツールとして色々なところに組み込まれ始めています。このnoteにもその機能が使えるようになっています。そろそろ真価が問われるフェーズになってきたのかなと。実際には期待が大きかっただけに実態は多少割り引いて考える必要があるかなと思い始めています。使っている人も同じ気持ちなのではないかなと。

マイクロソフトのコパイロットはまだ試してませんが、この記事の通りなのではないかと。
chatGPTを使うと、調べ物が簡単になりました。でも、資料や文書の作成・修正には少し物足りない感じがします。このnoteにもAIを使った機能がいくつかありますが、文章の修正や見出し・タイトルなどは便利ですが、やっぱり少し自分で再修正したくなる感じがします。

多分、マイクロソフトのコパイロットもそんな感じなんだと思います。期待としては自分で作るより数段優れた資料を作成して欲しいんだけど、そこまでのレベルじゃない、みたいな。車の完全自動運転がなかなか実現できないのと同じ状況にあるような気がします。
ここからどこまで進化するでしょうか。実はずっと気になっていることがあります。それは翻訳に関する精度です。youtubeやXその他ブラウザでも最近は翻訳ができるようになっています。これだけ生成AIが出てきているのだからもっと翻訳も進化して良さそうなものなのですが、なんとなくまだ完全には至っていない感じがしませんか?
確かに大体の意味はわかるものの、やはり不自然さは拭いきれません。生成AIにより、より自然な翻訳が実現されるのかもと期待していましたが、まだそのレベルにはないようです。

ここから一気に精度が上がるのか、それともじんわりしか進化せず期待が剥がれ落ちるのか今後の進化スピードが気になります。現在、AIの進化に期待して関連株は上がりまくりです。エヌビディアとかアームとかの上昇は相当なものです。これはおそらく、例えばマイクロソフトのコパイロットを使用すると企業の生産性が倍になった、などの未来を考えた期待値によるものだと思われます。
ところが実際、資料の作成をお願いすると、結局最後、自分でちまちまと査読して再修正しないといけない、となるとそこまでの生産性は上がらない。そうすると、車の自動運転がなかなか進化しないように最後の一歩に非常に時間がかかることが分かり始め、結果として期待外れとなるかもしれません。
難しいところが、使い方次第であることです。丸投げせずに上手く使えばかなり効率的に仕事が処理できる可能性があるので、2倍とまではいかないもののかなり生産性が向上する可能性はあるというところです。そこは人側の能力にかかってくるところなので読みづらい。

今をときめくAI銘柄はマイクロソフトのコパイロットの出来にかかってくるかもしれません。今の所AIが具体的に収益ツールとなっているのはマイクロソフトくらいなものです。それ以外はどうやって儲けるのかビジネスモデルがまだ不透明です。アルファベットもGoogleでAIの結果が出るようになっていますが、これが広告収入かもしくはそれ以外の収益に結びつくのかどうかが分かりません。メタも同じです。
それぞれが何を出してくるのか楽しみに待ちたいと思います。

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