長いお別れを

高速を260キロで
飛ばすZX‐11を
手足の様に扱い
車の間を縫い疾走する
いかれた俺の相棒
溶けて逝く夜さえも
楽しんで笑ってた
月の無いカフェで
ココアフロートと
グラタントーストを
常に頼んでた
いかした俺の相棒
退屈を嫌って
刺激を求めてた
素敵な俺の相棒に
長いお別れを
全てが過去になって
消えてしまっても
それすら愛そうか
チャイナタウンみたいに






読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします