王冠ミルクティー

月明かりから身を隠す
行き場のない引き籠り
外は何時も眩しくて
気が狂いそうだった
神童と呼ばれた過去も
今はもう幻の様に
遠くへ過ぎ去って
跡形すら残らない
王冠ミルクティーを
片手に眠る最後の夜
美しい事を知らずに
彼は此処からいなくなった


読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします