ボーンナイフ

アダムの背骨とイブの心で焼いた
ボーンナイフを握りしめて
僕は異国の戦場へと向かう
鉄の月から差し込む明かりに
照らされたゲリラ兵を狩り続ける
荒れ果てた未開の土地と罠を
巧みに操る彼らに僕達は
少しづつ削られて病んでしまう
負ける事を許さない祖国が
全てを枯らす雪を降らせて
皆がその場で笑いながら狂い死んだ
骨すら蝕まれ十字を切る暇も無く

読んで頂き感謝致します サポートして頂いても書く事しか出来ませんが 宜しくお願いします