日本スポーツ界は衰退していくと思います

『年俸120円Jリーガー』安彦考真氏のおっしゃることに同感。

これはサッカーだけではなく、日本のスポーツ界のことである。

もしスポーツの神様が存在するならば、

「現在のスポーツ界は間違った方向に進んでいる。正しい方向へと戻せ!」

とのメッセージを伝えるための東京五輪延期なのではと私は思えるのである。

利権で私服を肥やす組織委員会と電通。それをスポンサーが故にジャーナリズムを放棄して報道しない新聞社。
選手に考える力がないのか、それともマスコミやスポンサーに利用されているのか。この場に及んで五輪開催を煽るメッセージを残す五輪代表選手。
自社の雇用は守らずリストラを加速させても、スポンサー契機は継続する五輪スポンサー企業。

東京五輪に関して一部を挙げてみたが、これも恐らく氷山の一角だろう。

部活動に目を移せば、体罰や暴力指導は減らず問題が起きれば責任の所在を曖昧にする教育現場。

大学の体育会に至っては大麻問題まで発生している。
規律で縛り閉鎖的な環境で競技に打ち込む。学生本来の仕事である勉強をしなくても卒業可能なシステム。そして、学生から高い学費を徴収して、部活動を宣伝費無しに学校の広告宣伝に使う大人達。
もう、部活動や体育会のシステムは限界であり終焉を迎えているのでは?

新聞社(マスコミ)が金儲けで大会を主催する。故に選手の偶像化と感動の安売り報道が促進される。そのマスコミ戦略によって創られてしまったのが、"競技バカ"の選手と関係者によるスポーツの現場なのである。

「応援よろしくお願いします!」

この言葉の乱発が日本スポーツ界の衰退を促進させていると私は考えている。

応援の意味を捉えられず物を考えない競技バカ選手が増え、その競技バカを利用して金儲けをしている取り巻きが運営しているのが日本スポーツの現状ですから。

挙げれば切りがないのでここで止めますが、是非とも添付した安彦氏の文章を自分が好きなスポーツに当てはめて読んでいただきたい。

2021年のスポーツ界が良い方向に向かうことを切実に願うばかりだ。

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