Library Of Ruina 攻略ログ㊱ 〜〇〇〇が帰って来ます。×××が目を覚まします。それから血鬼も。
Switch版「Library Of Ruina」攻略ログ第36回です。今回のタイトルは…念のため、ネタバレ防止加工を施しました。
都市の星2段目が未攻略の方は、ここから先は重大なネタバレになる可能性がありますので、閲覧はご注意ください。
この下にある目次からゲストの名前等明記しております。
またプレイ自体は8/27のアップデート以前のVer.1.0.2なので、最新版とは異なる部分が存在する可能性があります。ご承知おきください。
以前の攻略ログは下記のマガジンから、もしくはタグ『#LORログ』からジャンプください。
過去イチ、ヘッダ画像選びに難儀した…。
赤い霧
まあ、アンジェラの発言でフラグは立ってたので前段終わった時点で予測可能ではありますが。
でもてっきりローランの想像通り、ゲブラーを一回本にしてなんやかんやデータを抜き出すみたいなことだと思ってたので、ずいぶん優しい方法だなと。AIがAIを設計・学習して動かした…みたいな感じだと解釈している。
それにしても上手い設定だと思う。ルイナのゲームとしてのシステム上、レジェンドの赤い霧にこちらが勝たないといけないわけで。だけど「あくまでもシミュレーションで本人じゃない」って前提で、かつ一番の最盛期なのかも不明だから、このカーリーに勝っても都市最強の赤い霧って格は保たれる。
まあ、そんなことまで考えなくても、ゲストに強いフィクサーが出れば出るほど、最強度がかすむどころか逆に昇っている異常存在が赤い霧なんですけど…。
この接待の戦闘前後のストーリーは核心に迫って読み応えがありますね。最初はゲブラーとそれ話しなよう…と思ったけど、違うんだろうな、ゲブラーじゃなくてカーリーに聞かなきゃだめな質問だったんだろうな。
ブリーフィング・デッキ記録
まず最初に、この接待には特殊ルールがあります。ストーリー中でアンジェラが述べていた通り大半の指定司書は出撃不可能。
出撃可能な指定司書は面識がないローラン、実質ミラー対決になるゲブラー、そして――
哲学の階・指定司書、元調律者、ビナー。
開放からずっと休んでいた彼女が、とうとう腰を上げる。
ビナー様は固有コア・固有ページでデッキ編集不可能。すぐに戦いに打って出られる装いで、すごく強い。
まあこんな演出入るのは、もうゲーム側が哲学の階を使えと訴えてきているようなもの。はっきり言ってビナーの専用デッキが赤い霧メタになっている。だからここは哲学を使わない理由がない。
他だと唯一5人出られる総記が次点候補。
もしくは指定司書なしでも出撃自体はできるので、完全開放が終わってる階でEGO連打で押し切るか。
初回到達時点だと残念ながらゲブラーの言語は人数と開放度の兼ね合いで優先度低いです。
そして対戦相手の赤い霧・カーリーのスペックですが…これまで出た人類で最も高い体力! 幕ごとのリソース回復力2倍! 強力な反撃ダイス自動搭載! そしてパッシブ『最強』で誰も追いつけぬ速さ! 圧倒的ハイスペック!!
さらに体力50%で「EGO発現」状態に移行。戦闘準備画面じゃ詳細は確認できないが…端的に言うと赤い霧本気モード、圧倒的パワーで司書を切り刻んで赤い霧にする。
それでバトルページなんですが…まず「横斬り」「縦斬り」「突き」の3種がメインウェポンにしてリソース回復ページ。一定の体力ダメージが発生しなければ光回復やドローは発生しないものの、一度この規定ダメージを通してしまうと、コストが下がったページを大量の速度ダイスに毎幕ずらっと並べて来て捌ききれなくなる。
ダイス目自体は大人しいものの「気合い」はパワー3獲得。これでパワーを持って、↑の大量の攻撃ダイスで攻められたらマジどうしようもない。
そして強烈なのは2種の「大切断」。要は必殺技、正面勝負で止めるのは困難なダイス目。中盤以降の消耗して来たタイミングで使われたら死を覚悟する。
「縦」の方は一応防御ダイスで受ければ軽減可能ではあるものの、他速度ダイスのページ破壊効果まで持ってるので、受ける司書は生き残っても当該の幕ほぼ何もできない。
で、このバケモノを図書館はどう倒したらいいか。最初に述べた通り、ビナーがメタデッキになっている。
ただ問題はビナー様、そこそこ取り回しにコツがいる上に、それを練習させてくれないんですよね。ぶっつけ本番、ここがビナーのチュートリアルステージ(難易度:ルナティック)。
それと哲学の階の1番最初の幻想体・大鳥戦を予めクリアしておくことが必須級です。
あのー…ここで一つ申し上げたいことがありまして。
この攻略ログシリーズではこれまで、どんなにグダグダになろうとも初回クリア時の接待を記録に残すようにして参りました。
ですが、この赤い霧接待…初回クリアが3階層フルで使ってのゴリ押しになって、あまりにも見どころなくヒドい内容だったので、それの記事化を中止しました。
簡単に流れだけ書くと、
1番手:哲学。ビナーの光切れ・手札が早々に詰まりコスト下げられ。
EGO発現から一気に崩壊。赤い霧残体力200
2番手:総記。大切断連打で1幕1殺ペース。5幕まで粘って残50
3番手:言語。残り50なので一方攻撃でごり押し1幕END
というわけで、以下のログは本の回収ついでに哲学1階層で勝ち切ることを考えた、対・赤い霧デッキで挑む2回目の接待になります。
なおビナーは1度この接待クリアをするとパッシブ帰属ができるようになりますが、あえて帰属なしでリトライしました。
哲学の階 使用デッキ
ビナー
イリーナ(手品、抜き取り、こんなときこそ、最善の選択、電気ショック)
引換え2、保険補償2、盤面返し、等価交換、分散補償、仕上げの一撃2ネモ(精神回収、液化肉体、不安定な充電、電気ショック、深呼吸)
循環2、跳躍2、Eシールド2、チャンスです、準備しましょう、エネルギー光線ウアジェト(液化肉体、不安定な充電、ファイヤーバット、ぶぅぶぅ、即興乱打)
人形の盾2、ギギギッ、家族のために2、フルーシーヤ、どっしり2、ウアジェトの目
まず要であるビナーの固有デッキについて。
ユニークな効果のバトルページの中でも一際重要なのが「柱」。ビナーの強さは「柱」を使いこなせるかで決まると思っている。
「柱」の1ダイス目にあるダイス再利用防止がインチキ効果。
これちょっと意味がわかりにくいのだが、遠距離ページなのがポイントで、要はこのダイスとマッチした近接ダイスが結果に関わらず消滅し、遠距離弾いた後の攻撃が発生しない。
このダイス消滅はどれだけ相手の出目が大きかろうと有効。だから「大切断-縦」「突撃」は「柱」をぶつけることで無力化できる。また1ダイス消せるため、リソース3種のコストダウン防止にも有効。
だからマッチにも強いページだけど、いつ「大切断」が来てもいいように「柱」1枚は手札に温存しておきたい。デッキに2枚しかないから、ほいほい使ってるとここぞで引けない。
そしてこのインチキ「柱」をちゃんと狙ったページにぶつけるために、幻想体・大鳥の「ランプ」ページがこの接待では必須。『最強』相手では素でマッチを奪うのは困難を極める。
他「錠前」はマッチと「大切断」の遅延で有効、「鎖」も速度ダイス封印で手数を減らせて地味に頼もしい。
そして「妖精」で付与される状態異常がとても強い。出血の類型でダイスを振る度ダメージなので、手数が多いカーリーだと状態異常妖精で削れる量が馬鹿にならない。反撃があるので入れにくいが、積極的に狙って行きたい効果です。
ただ強い事しか書いていないようで、ビナーにも弱点がある。全体的にコストが重く光切れを起こしやすいこと。毎幕手札が4枚になるよう補充されるんだけど、「柱」「錠前」「衝撃波」で一度手札が詰まると2,3まともに身動き取れなくなることが割とよくある。そして崩れる。
そのために幻想体ページ「監視する目」があるって言ってもいいんだけど、これはこれで司書補に負担がいくデメリットあり。
…というわけで、ビナーの光取り回しをカバーすべく採用したのがイリーナコア。「分散補償」を捨てて光回復をさせられる。ついでに「盤面返し」も捨てれば、司書補でマッチを取りやすくなりビナーの負担軽減に繋がる。
またシンプルに「仕上げの一撃」のマッチ性能が高いこと、体力斬撃耐性もこの接待向きと判断しました。
次のネモコアも斬撃両耐性なので好適。そして専用ページの「エネルギー光線」が刺さる。充電して撃てば「横切り」「縦斬り」を2ダイスとも吹き飛ばせるし、「気合い」のパワー付与も安定して阻止できる。循環跳躍で手札を回すとクイックがつくのも良。
カーリーからの被ダメを少しでも減らすのが攻略のカギになってくるので、2連防御と「準備しましょう」の保護2幕配布もかなり活きる。
最後にウアジェト、守備に寄せて保護とデバフでサポートするスタイル。これだけ汎用で組んだデッキのままですね。
斬撃に耐性ないため「大切断」が怖いものの、一発で混乱しなけりゃ『蜃気楼』があるので意外と平気。ウアジェトの固さを信じよ。
基本的にはビナーに頑張ってもらうが、彼女が気持ちよく戦えるための各種サポートはするし、勝てるマッチはきっちり司書補で分散して受けていく。そんな感じでみんなで勝とう。
実戦
体力半分までは肩慣らし……ではなく、EGO発現以降を耐え抜けるかは、むしろ前半戦でいかにカーリーを押さえ込むかにかかってくる。
前半の時点で3種のページのコストを下げさせてはいけない。きっちりマッチなり防御ダイスなりで防ぐように立ち回ろう。
5幕目でEGO発現。
ここからのカーリーは常時威力+2、司書が倒れたら更にパワー永続追加。
だから前半戦でページのコストが下がってるか否かで、ここからの難易度が全然違うし、最初の「大切断-横」で死人が出ない体力を残せているのが大事。
それとここからはカーリーが1幕で40ダメージを与えられなかった場合、パッシブで混乱抵抗値をごっそり削れる。彼女は混乱回復手段を持っていないので、2、3幕これを発生させられれば勝てる。
なので後半戦は、防御ダイスや保護や麻痺虚弱やビナー柱やビーム破壊やらあらゆる手段で被ダメを減らし、誰も死なせない立ち回りを意識する。
混乱…てことは…やっ……やったァーッ!!!!! EGO解除!!!!
前幕はビナー様が突進ライフ受けやったから40ダメージボーダー無理だと思って計算してなかったんだけど、そっか、司書補トリオのド根性マッチが効いたんだ! 哲学の階、全員で頑張ったな!!
入手ページ雑感
赤い霧のコアの装備はゲブラー専用。この接待のクリアをもって言語の階が覚醒する。赤い霧はガチで強い。
ただしこちらが使う場合、EGO発現は感情レベルを上げて手に入る特殊ページを使用して、さらに次の幕からで時間がかかるのと、カーリーは通常ページで連発していた「大切断-縦」もEGO発現まで行かないと使えない。【9/1追記】ごめんなさい、勘違いしてました。通常ページとしては使えないけれど、EGO発現前でもEGOページ選択画面から「縦」は使えます。
そのため、赤い霧はいかに早く安定して感情稼ぎ&専用ページコストダウンの立ち上げをするかがポイントかと。私はこの立ち上がり数幕が苦手でなあ…。
それと1幕にダメージ40与えられないと混乱ガッツリ減らされるてのは注意が必要。よほどマッチには負けないけれど、先に司書補が狙ってた敵を倒してしまったり、ギミックでダメージストッパーがかかって事故ることが結構ある。
専用ページだけでデッキ組むと回避ダイスが無いので、強い回避があるページを1枚入れると対策可能。個人的には「堅固な守り」が好き、ドローもできるし広域対策にもなる。
それと赤い霧コア、装備はゲブラーにしかできないけれど、パッシブ帰属には普通に使える。もし言語使わないなら『最強』は主力に帰属したいっすね…速度なんてどれだけ早くても困らない。
あとは…技術科学の階に帰属したら、「縛られた怒り」とのシナジーがヤバくてヤバイ。
それと戦闘じゃないけれど、書庫での赤い霧の本は必読。
また赤い霧接待のクリアで正式にビナーも解禁され、任意の接待で使用可能になる。ただしこちらはコア&バトルページ編集不可、ついでに外見投影や戦闘表象での見た目の変更も不可。
遠距離オンリーかつ搦め手で赤い霧とは別ベクトルの強さ。もうここから言語と哲学だけ使ってればOKレベル。
パッシブ帰属だけはカスタマイズできる、光の取り回しの悪さや威力を補うのがいいかと思う。
言語の階 幻想体バトル ノスフェラトゥ
そのまんま吸血鬼。前作ロボトミーコーポレーションでは未実装でアートブックでのみ存在を確認できるアブノーマリティ。
ギミック分析・解説、デッキ記録
吸血鬼なので【血】がキーのギミック。
【血】が少ないほどパワーアップ、完全に腹ペコだと強い単体攻撃ページで血を吸いに来る、満腹になるか時間が経っても血が吸えないと広域攻撃ヒャッハー!してまた腹ペコになる。みたいな感じ。
また取り巻きの大量なコウモリも【血】の数に反比例してパワーアップ。
なので【血】がゼロの開幕が全員パワー大量で一番危ない。
そしてノスフェラトゥの体力が50%になると形態変化する。
敵の数が多いし、パッシブの文量も多くてゴチャゴチャしてるように見えるが、実はシンプルにダメージレースをやるタイプの幻想体バトルです。
中層に多いギミックで殺してこない代わりに、火力が高い強敵。
うん、強いんだけど…出てくるタイミングと相手が悪かった。強いは強いが、パワープレイなら赤い霧の方が上なんだ…。
要するに、この幻想体バトルは赤い霧ページのチュートリアルステージですね。
ゲブラーがやられないようにしつつ、急いでEGO発現まで持って行く感じでいきましょう。
司書補たちは……赤い霧ベースの火力勝負について行くのはちと大変だが、頑張れ。
言語の階 使用デッキ
赤い霧(熱血、追慕、保険補償)
突き3、横斬り2、気合い2、堅固な守り、突進ヤエ(液化肉体、体力回収、煙中毒)
煙管、煙の打撃2、煙の強打、煙突き、息遣い、堅固、即席改造、噴煙カトリエル(一撃、もくもく、最善の選択、深斬り、鋭利な一撃)
抜剣、装填、階級と尊重、衝撃弾、即決審判、防御命令、火力集中、蒸気2歯車の信者(速度、煙中毒、ピリピリ、熱血)
煙管、歯車2、煙の強打、自動突撃、奇襲命令、息遣い、感覚喪失、蒸気
なにせデッキが9枚しか入れれないので、赤い霧のバトルページはどれを使うか迷うけれど、自分はいつもこんな感じだなぁ。横or縦を相手によって変えたり変えなかったり。
パッシブは司書補が落ちる可能性が結構あると思ったので『追慕』にしたけど、この幻想体バトルだと『狙撃』のがよかったかも。
で、司書補たちは赤い霧のダメージ量をサポートする煙が中心。ヤエは新規採用、他は前回の一般招待で組んだ時のほぼそのまま。細かい調整はこの幻想体バトルが終わってからの方がいいかと思って、ここはラフに。
実戦
開幕で【血】が2以下の条件を満たすため、いきなりノスフェラトゥの条件ページ「渇き」が飛んで来る。
強い3ダイスの遠距離にパワー3が乗ってるので、普通にマッチすると厳しい。先頭で負けるとダイス破壊されるし。これはゲブラーの「突進」で弾く想定。ただ…うまく手札引けるばかりじゃないって。
結局1幕目でノスフェラトゥに血を9積まれ、2幕目で広域攻撃「血の宴」発生。使用後に血-5だから、この幕超えると一旦落ち着くかな。
「血の宴」で付与された状態異常【恐水病】の効果でした。体力割合ダメージ+バフ&出血6付与に加えて、体力50%以下の時に25%の確率で味方を攻撃する。…こんなんあったの、全然覚えがなかった。
よりによって使って来てるの「深い息遣い」でクソ強い。これどうしよ…このままだとルビーも混乱する…これマッチ取れるんかな、あっ取れる!
なんだか味方マッチのどこかでバグってる気がするけど、もう気にしないことにするね…。
5幕目でようやくゲブラーがEGO発現できるラインに到達。体感めちゃ長かった、早速使いましょう。
勝ったな…とはならないですが、ここからはもう赤い霧にお任せで。というかお任せする感じで司書補の行動を調節しないと、ダメージ条件で混乱自爆するから…。
7幕目でノスフェラトゥが変身。変身後はパッシブやページが変わる。
で、いきなり血0条件のクソ強い広域攻撃「血の渇望」と「耐えがたき渇き」を同時使用してきておる…。死人が出るぞこんなんされたら…
広域はもう受けるしかなくて、どうするかは「耐えがたき渇き」の方。4ダイスの攻撃ページで先頭ダイスが強い上に全ダイス破壊効果ついてるから、まともにマッチで防ぐのはムリ!
だから…「大切断-縦」でページごとぶっ壊すしかねぇ!
本気モード入ってからが一瞬で終わっちゃったけど、変身で状態異常飛ばさないそっちが悪いと思うよ、ノスフェラトゥ。
幻想体ページ雑感
あんまり使ったことがないノスフェラトゥのページ。
「吸血」は条件が緩い回復ページでダメージアップ効果もある。…便利じゃん! なんであんまり使わなかったんだろう。
出血の数値に条件がないので、パッシブの帰属で手軽に使えていいっすね、コレ。
「恐水病」を取ると血のギミックが使えるけれど、これはデメリットの方が大きくて微妙と思う。敵の時のギミックままならよかったが…。
それと単純にページの説明が悪いと思う。詳細取ってみないとわかんないのはちょっと…。
そして「葡萄酒」も半分はこの血が絡む効果だけど、そもそも「恐水病」を取ってないと発動しない。これも説明が不親切な印象…。
ただ「葡萄酒」の出血敵撃破で全体回復の部分は単体で発動するため、多人数複数舞台接待なら取ってもいいかと。似た効果の自然科学「友」よりは発動させやすいと思う。
ノスフェラトゥ戦をクリアすると言語の階もフルメンバーになり、階の最終段階、完全開放戦への道が開けます。
ただし言語は先に自然科学の完全開放戦をクリアしていないと挑めないため、ストーリー接待の進め順によっては発生が後になる。
自分はこの次の記事で言語の階・完全開放戦に足を進めます。
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