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人生初!4時間悩んで出会った運命の財布。

今回はゲーム関連の話ではなく、日常を記事にしてみようと思います。タイトルにもありますが、「財布を買うのに4時間悩んだ」という話です。購入した財布の紹介はもちろん、今回は歴代の財布も紹介してみようかなと思いますので、気長に見てください。Instagramにも画像投稿しましたので、もしよかったらチェックしてみてください。では行きましょう..

今までの財布

僕は25年間生きてきて、今回買った(殆どもらい物)財布は4つ目です。初めて手にした財布は、

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こんな感じの財布です。これは折りたたみ財布?2つ折り財布?(もしそうならInstagramで人生初とか書いたの嘘になりますごめんなさい)初めての財布にしてはなかなか渋い財布ですが、人生で初めての自分のお財布です。確か岐阜県の高山市だった気がしますが、小学生の頃にレザーショップで職人に作ってもらった財布です。画像2枚目の黒い部分は僕の名前をローマ字で刻印してもらいました。(本名なので隠させていただきます)。本革なので使えば使うだけ味が出て、なんだかんだ今でもちょっとした買い物には使っています。10年以上経つのでいい味が出ています。革スゲー。

2つ目の財布はポリスの財布です。

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これは中学生の頃に誕生日にもらった財布で、人生初の長財布です(人生初好きだな..)。長財布に憧れていたので、クッタクタになるまで使いました(笑)この頃はカードは多くなかったので中身は綺麗な印象です。当時黒は定番で被るのが嫌という理由で黒ではない茶系を選んだ記憶があります。

3つ目も同じくポリスで、高校の時に誕生日でもらいました。

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今回は人生で初(出た人生初..)の黒色の長財布です。「あの時の僕はどうかしていた..定番の黒色を選ばないなんて!」と、突如黒に憧れを持って、この時は黒色を選びました。理由は特に無く、気づいたら同じブランドを選んでましたね。この財布は今回新しい財布を買う直前までの約4年間(もしかしたらもっと経つかもしれない..)使い続けた財布です。

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大学卒業して車に乗るようになったんですが、後ろポケットに財布を突っ込んで座るとすぐ変形してしまいます(男性なら分かるはず..)。なので途中から座る時に財布を取り出すように心がけましたが、入れていたカードが多かったので膨れ上がってムチムチした財布になってしまいました。と言っても、使うカードは2、3種類で出し入れすることも少なかったので、中身は案外綺麗に保てた気がします。

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そして今回紹介するのが人生で4つ目の財布で、僕にとっての運命の財布です。財布の紹介の前にこの財布にたどり着くまでの経緯を軽く書きます。

ミニマリストに憧れて..

最近ではキャッシュレス化が普及してきて、スマホでの決済が出来る場所も増えてきました。必要最低限のモノだけ持ち歩くミニマリストスタイルも多く見かけます。僕はそれに憧れました。今まで長財布にカードをありったけ突っ込んで、お札も小銭も放り込んでボッコボコに膨らんだ状態で使っていました。そりゃ重たいし形も変形するさ(笑)

そんなわけで、ポイントカードをアプリで管理出来るものは移行してカードを減らし、小銭は極力持ち歩かずにスマホ決済をメインにしてしまえば「財布いらないんじゃね?」って思ったんです。しかし、いざそのスタイルに合った財布を探してみると、「これや!」っていう財布が見つからないんですよ。「いやいや、モノ持たないなら財布はすんなり決まるでしょうに。」「携帯性いいもの選んどけ」誰もがそう思うだろうし、僕も思っていたんです。なのに決まらない。なぜか、ミニマリストになれなかったからです。

恥ずかしいことに、ポイントカードとか、次回有効なクーポンとか、自分の中で捨てられないモノが結構あったんです。それと現金が入っている安心感ですね。マネークリップみたいな財布にして、現金(お札)を数枚入れるスタイルも楽だしいいなと思ったんですけど、小銭を全く使わないわけではないですし、やっぱり小銭入れは必要だなぁと考えてしまったり..つまり、モノを減らすことで解消されるはずが、モノがなくなると困るという全くミニマリストに向いてない人間だったんです。

それともうひとつ重要なことがあって(しょーもない言い訳です)、僕が住んでいるのは都会ではなく地方だという点。最近は少しずつPayPayとかLINE Payとかスマホ決済ができる店舗も増えてきたんですけど、意外と少ないんですよね(東京に行くと感動する)。そこでカード払いを利用するんですけど、ここで問題になるのが財布の収納力ですよね。車も運転するので免許証も必要ですし、クレジットカードもJCBとVISA2種類あるし..「やっぱりもう少し収納力欲しい」って思ってしまったんですよね。ぶっちゃけなかったらなかったでそんなに苦労しないとは思うんですけど、スマホ決済が出来ないと、備えてカードを複数枚持ち歩いてしまうのが原因なんですよね(つくづくミニマリストに向いていないと自覚しました)。

4時間かけて悩みまくった

そんなわけで、自分の中で一体どんな財布を求めているのか、しっくりこない状態で財布を選びだしたらそれはもう沼にハマりましたね。「4年ぶりに買い換えるなら今後ずっと使うことも想定してブランドに手を伸ばすのもありだな~」と思いつつも、「いや、高ぇよ」と思ってしまったんです。そう、高額なんです。財布の価格じゃない。

ブランドについて
ブランドなのか価格なのか分からないんですが、良いモノだとなんとなくモチベーション上がりますし、大切に扱う気がするんですよね。これを「ブランドに興味がある」と表現して良いのかですけど、僕の中でやっぱりひとつの指標になるんですよね、ブランド力って。(余談でした..)

あーだこーだして普通に1時間消えましたね。さすがに埒が明かないので、「2万円以内で決める!」「長財布はやめる!」って絶対条件を決めたんですよ。そして2つ折り財布に絞って選んでいると、何が起きたと思いますか?「こだわりの悪魔」が出てきたんですよ。「パタパタしたのは嫌だ、ジッパーがいい」「革の質感はこんな感じ」「もうちょっと光沢抑えて欲しい」と。「めんどくさいやつだなお前」と自分に言ってやりたくなりましたよ(笑)でも追求したら止まらないんですよ。仕方がない、これがこだわりの正体なんですから..

ジッパーがいい理由としては、今まで使ってきた長財布2つともジッパーだったことも理由のひとつなんですが、ジッパーだとコンパクトでしっかり中身を保護してくれてる感じがして好きなんですよ。ミニウォレットって挟むだけとかカードがむき出しとかで見えちゃうのが好きじゃないんですよね。カードとかお札ひらひら~って飛んでっちゃいそうで。あと、ジッパーってなんとなくおしゃれじゃないですか?(完全に僕の価値観なのでスルーしていただいて結構です)アクセントにもなって、保護もしてくれるので、パタパタ財布はやめようと決めました。が、なかなかありませんでした。キーケースは多かったんですけど、シッパータイプの2つ折り財布は見つかりませんでした(長財布に多かった)。なのでせめてボタンで留められる財布に決めました。

この時点で選び出して3時間は経過しています。

・価格は2万円以内(欲を言えばブランドでこの価格)
・2つ折り財布(コンパクトなやつ)
・ジッパー付き(もしくはボタンで留められる)
・カード収納がそこそこできる(最低6枚)

こんな都合のいい財布がこの世にあるのだろうか。もしかしてだけど、「俺が欲しい財布ないんじゃね?」「いやいや、これだけ悩んで買わずに帰るのも嫌だ」「・・・俺は何をしているんだろう」とひとりで葛藤と戦い出しました。めんどくさい部分が残りの1時間で見事に発揮しやがる。そんな時に店の看板が目に入りました。

Paul Smith

ポール・スミスが目に入ってきたのです。ポール・スミスは僕が初めて買ったマフラーがこのブランドだったので知っていました。「お、おぉお!ぽ~るぅううぅううう!おじゃましま~す!」と店を覗いてみました。これぞ運命。素晴らしい出会いがありました。

これや!俺が求めていたやつや!~直感的選び方~

誰もがあるのではないでしょうか、なんだかしっくり来る感じ。まさしくそれです。もちろんポール・スミスの中にも種類はたくさんあって、選ぶのにかなり苦戦しました。しかし4時間も自分の中の絶対条件を追求してきたので「買うならこれかこれだな!」と2~3つに絞ることが出来ました。もう一度条件を書き出しますと、

○価格は2万円以内(欲を言えばブランドでこの価格)
○2つ折り財布
(コンパクトなやつ)
○ジッパー付き(
もしくはボタンで留められる)
○カード収納がそこそこできる(最低6枚)

条件全てクリアの奇跡の財布がこちら。長くなりましたが、ここから今回購入した財布の紹介です。お待たせしました(笑)

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牛革ですが、つるつるした革ではないので傷や汚れが目立ちにくい質感です。色は「黒・ネイビー・茶」の3種類でした。茶と迷いましたが、全面のPaul Smithの文字が金色なので、黒の方が個人的にしっくり来るなと思ったので、黒色に決定しました。では順番に見ていきましょう。

手に持ってみた感じです。ちょうど手のひらサイズでコンパクトな印象です。重さは140gでとても軽いです。

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次に2つ折りのボタン部分を開けたのがこちら。

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カードの収納は全部で10枚!申し分ない収納力。ただ全部入れるとガチガチな印象(特に画像右側は表部分なのでボタンを留めると突っ張る)ので、ここは憧れのミニマリストを意識して左側4枚と右には2枚の6枚くらいに収めてみようかなと思ってます。

お札はスペースが2つに分けられているので、1000円札と1万円札に分けたり、片方はレシート入れたりと、使い勝手は良さそうです。

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次にこだわり抜いたジッパーの部分ですが、ジッパーを開けると小銭入れになっています。ここも2つに分けられているので、硬貨を分けられます。僕は微妙に使うポイントカード類(スタンプカードとか)を片方にまとめて入れてます。さらに小銭入れの横にもカード入れの場所があるので、パスモを入れています。

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背面は余計なものは一切ないシンプルな感じです。

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ポール・スミスの醍醐味と言っても良いであろうステッチが横からチラッと見えるのがとても良いですね。ハードな部分もカジュアルな部分もポール・スミスの魅力が詰まっている印象です。ポケットに入れた時にチラッとジッパーのストライプが見えるのも可愛らしいですよ。

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もはや運命的な出会い

4年ぶりに買い換えようと思った4つ目の財布に4時間悩んで出会いました。これは運命を感じてしまう。「財布の寿命は3年」そんなことは知りません。僕はこの財布を最低5年は使い倒してやろうと思ってます(笑)長財布の時は立ち上がった時にポケットから地面に落ちてしまうこともありましたし、無駄なもの入れてたので変形してましたけど、この財布はコンパクト!このまま綺麗に扱えばまぁ、ボロボロになることはないだろうって思ってますけどね。(なんなら5年目にいい感じに味が出てきそうな..)とりあえず大切に使っていきたいなと思います。もうすでに愛着湧いちゃってますが、今すぐにこれ持って出かけたい衝動に駆られてますからね(笑)

(出かけてきた感想ですが、めちゃくちゃ最高。ただ、まだ慣れていないせいもあって、レジでの出し入れがぎこちないです(笑))

この記事を書くに当たってネットで値段を見てみたんですが、2万2千円ほどしてましたが、僕は店頭で1万6千円ほどで購入しました。参考までにどうぞ。

長文になってしまいましたが、ここまで読んでくれてありがとうです。その辺の男が財布を買い替えたよというしょーもない日常の一部でした(笑)ではまた。

Crusy

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