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#30 言い方

言葉を生業としている芸人は言葉に対して慎重に向き合ってく必要があると思います。
今日は最近あったことを踏まえてお話したいと思います。


言い方って本当に大事だなと最近は思う事が多いです。漫才をしている時やバイト先など様々な場面で言い方によって人に与える印象が変わると痛感します。

僕は12月から相方と一緒に新しいバイトを始めたのですが、そこでも言い方について思う事がありました。
それは新しいバイト先の社員の方がこないだ相方のへいじの仕事の内容について指摘をしてきたみたいなんです。そして珍しくへいじが苛立っていました。へいじが怒る事は珍しいのでちゃんと話を聞いてみると10:0いや100:0でへいじが悪かったです。
何度聞いても社員さんは何一つ間違った事を言ってませんでした。でもよくよく聞くとへいじが怒ってたのはその社員の言い方でした。指摘された内容ではなくその時の言い方です。つまり言い方1つで人の発言は変化します。いくら正論を言っていても人の心には響きません。言い方って本当に重要です。

昔よく夜中バイト終わりに自転車で帰ってる時に防犯登録の確認を警官にされてました。
あの時もタメ口で話してくる警官とかにはイラッとしてました。確かに公務だから仕方ないけれど、言ってしまえば無罪の人の無罪を確認する人生においてとっても無駄な時間です。言い方が丁寧なら我々も協力的になってる可能性もあります。

それと僕のおかんは論破でお馴染みのひろゆきさんがあまり好きじゃないと以前言ってました。それも紐解いてくと嫌悪感を抱いてるのはやはり言い方でした。おかんに限らず会ってもない人を言い方だけで判断してしまうのが世間です。本当に言葉の使い方は気をつけていかないといけません。

漫才でも細かい言い方でネタのウケが変わってきます。僕は表現力が乏しいです。
もしかすると今まで言ってきた腹立つ人たちに自分もなってるかもしれないです。
その場合はごめんなちゃ〜い。

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