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済州島 西帰浦江灯(ソギポカンジョン)クルーズ港からの観光情報

外国船の日本発着クルーズの場合、済州島では西帰浦江灯(ソギポカンジョン)クルーズ港に停泊することが多いようです。

西帰浦江灯クルーズターミナルからの最も代表的な観光地はオルレ市場。ほとんどのクルーズ船はオルレ市場までのシャトルバスを出しています。

でも、オルレ市場は2時間もあれば美味しいものをちょっと食べて、お土産を買うこともできてしまうので、その後どうすればいいの?というご質問をよく頂きます。

そこで、オルレ市場からタクシー移動で比較的簡単に行ける観光スポット、そして西帰浦江灯クルーズターミナル周辺のお散歩スポットもご紹介したいと思います。

さらに、ちょっと遠出してでも済州の美しい海を見たい!という人向けに、オススメのビーチとその行き方についてもご案内します。

 ちなみに、オルレ市場の詳細については、プラネット取材班(公式)ページの済州島クルーズ寄港地で別途ご案内しているのでこちらをご覧ください。

まずは起点となる西帰浦江灯(ソギポカンジョン)クルーズターミナルの写真から。ターミナル内にはセブンイレブン、その隣には両替所があります。ターミナル内はWiFiも使えます。

写真では左にタクシーが走っていますが、タクシー乗り場はターミナルを出て左(写真では右側)です。

 ターミナルの建物を出て左がタクシー乗り場ですが、停まっているタクシーは基本的にカカオアプリで呼ばれて来ているもの。観光地から戻ってきた人を降ろしたタクシーに乗れればラッキーですが、アプリで呼ばない限り、港からタクシーは捕まえにくいと思った方がいいかもしれません。

 シャトルバスでオルレ市場に行けば、大通りからタクシーを捕まえることはできます。
ただし、英語も日本語も通じないので、行きたい場所がハングル語で書かれた地図やガイドブックを見せる必要があります。タクシーはクレジットカードが使えますが、乗る時に念のためクレジットカードを見せて使用可能な種類か確認することをお勧めします。タクシーはメーターが付いていて、0(ゼロ)ウォンではなく基本料金からスタートします。

 それでは、オルレ市場付近からタクシーに乗って行ける観光スポットのご案内です。

オルレ市場の近くには、済州3大瀑布の2つ「チョンジヨンポッポ(天地淵瀑布)」と「ジョンバンボポ(正房瀑布) 」 があります。
 
まずは、チョンジヨンポッポ(天地淵瀑布)の写真から。

チョンジヨンポッポ(天地淵瀑布)までの所要時間は、オルレ市場からタクシーで5分くらい。ただし、滝まで130段ほどの階段を下りる必要があるので、車いすや歩行困難な人にはお勧めできません。

一方、ジョンバンボポ(正房瀑布)はオルレ市場からタクシーで15分くらいですが、階段などはないのでアプローチしやすい観光地と言えます。
ジョンバンボポ(正房瀑布)の写真はこちらです。

チョンジヨンポッポ(天地淵瀑布)、ジョンバンボポ(正房瀑布)どちらも、観光案内所からタクシーを呼んでもらって港に帰ることができます。
 
タクシーに乗ってまで観光はしたくないけれど、オルレ市場から少し歩いてもOKという場合は、海に向かって歩いていくと、こんな感じの絶景スポットがあります。

足に自信があれば、オルレ市場から海側に向かって歩いていくと・・・
こんな絶景が目の前に広がります!


滝には興味がないのでシャトルバスでオルレ市場まで行って、またシャトルバスで港まで戻ってきたけれど、なんだかまだ物足りないという場合、またはオルレ市場には興味はないけれど、港付近でぶらぶらしたい、という人のために、港周辺のご案内も少々・・・

 ターミナルを出て、右側の歩道(ターミナル内のカフェレストランの前)を道なりに少し上って港を出るとすぐつきあたりに海鮮食堂があります。
食堂の前の道が左右に分かれているので、左側の道を行くと、カフェや食堂があります(右側の道は大通り)。また、港に停泊しているクルーズ船の全景を撮影することもできます。

 こちらのレストランが運よく営業していれば、済州島名物の黒豚のバーベキューを食べられるかも・・・

 または、おしゃれなカフェでクルーズ船を眺めながらまったりするもよし・・・

カフェから遠くにクルーズ船が見えます

 また、お店に入らなくても、クルーズ船の全体がよく見えるフォトスポットもあります!

港に停泊するクルーズ船の全体を撮影できます!

 片道20分くらいのコースですので、天気が良ければ海を眺めながら、のんびりお散歩するのもいいかもしれません。

 ちょっと上級編になりますが、せっかく済州島に来たのだから、白い砂浜とエメラルドグリーンの海で遊びたい!という場合には、挟才海水浴場(ヒョプチェビーチ)がおススメです。

白い砂浜とエメラルドグリーンの海の色が写真ではうまく伝わらなくて残念!

港からもオルレ市場からもタクシーで片道45~50分(片道4万ウォンくらい)かかりますが、一見の価値はアリ(個人的見解ですが・・・)。遠浅のため、泳ぐというより水遊びという感じなので、お子様連れのご家族にもぴったりです。
絶景のビーチと海を眺めることのできるおしゃれなカフェもあります。帰りがけにカフェを利用すれば、港までのタクシーを呼んでもらうことができます。

カフェの2Fから眺めるビーチは圧巻の美しさです!

 今回は、西帰浦江灯(ソギポカンジョン)クルーズ港からのオルレ市場以外の観光情報をご案内しました。

 もちろん、済州島を代表する観光スポットである世界自然遺産 「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」に行きたいとなると、西帰浦江灯(ソギポカンジョン)クルーズ港からは非常に遠いので、船会社のオプショナルツアーに参加する必要があります。

 でも、オプショナルツアーに参加しないのであれば、せっかく済州島まで行ったのだから、港とオルレ市場の往復だけではちょっともったいないかも・・・。シャトルバスを利用して、そしてオルレ市場からタクシーを利用して、あるいは港から徒歩で・・・思い思いに済州島での1日をぜひ、お楽しみください!


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