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この漫画を読み返したかった理由

こちら

「親の真意を知るために旅に出て、打ち破られる」みたいな話です。

いつかは私もこうなるのかもしれない。
そんな気がしてくるのです。
大体私が読みたくなる瞬間ってそうなの。

アルピがまた歩き始められたように、ベレナイのような存在がない私には、一体何がどう転ぶか分からない。

医師と話をしていました。

「今まで理性で生きてきた、というのが勘違いである可能性(感情を認識するのを拒否してきた)と、本当にそうであって歪み切ってる可能性と、あなたのもつ信条(もしくは感情)に固執している可能性があります」

「貴方のやり方は実に正しく誠実です。方向性は合っています。ただ、その荷が重くて持てないと身体が嘆願していても、我慢できてしまうので気が付きません。我慢が美徳ではないと理解しています。しかし頭がストレスを認識しないように歪んで受け取ろうとします。そこが体調不良の原因になります。」

「後回しにも出来る。線引きも考えている。キラーストレスに向き合う胆力もある。何が悪いではなくとも、変えられない相手と自分のスタンスを妥協できる部分が見つからない。あなたの原動力が真心や思いやりでも、それが結実しないならストレスにしかならない。その時の感情を貴方は認識できない。」

私が、世界の誰よりも、私を見捨ててきたのだろうな。
そうする理由があったから。私は信条だと認識しているコレがずっとあったから。
傷付いたまま生きてきた親が、悪くない人生だったと思い到れるように、ただそればかりを優先して。

だから「親が死ぬ前に」と焦る。
死んだら人生がそこで終わるから。

今のままだと、失敗だらけで親としても何も出来なかった人生だったと、勘違いされたままになる。
それこそ自殺の理由になりうる、認識を拒否できない確実なキラーストレスだし、遠くない未来に有り得る。

子離れできない親を、甘やかすのは多分間違っている。私は依存されるのは嫌いだから。
でも、親は一生親で、子は一生子なんだよ。

手に掴みたいものが
重過ぎるんだ。

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