悲喜交々
未だに体調が戻らない
どうしてだろう
今まで自分の感情を言い当てられて嬉しかった経験がないわけではない。
今まで「背負えないなら背負わないで」と言って、踵を返した人が居なかったわけじゃない。
別にそれらは何も悪くはない。
出来ないことは出来ない。
無理にやろうとしても病むだけだ。
長男の「俺たちがしてこなかったツケが回ってきたんだよ」と、頭の中で鳴り止まない曲がぐるぐる回って気持ちが悪い。
体が沸騰するような熱さも
血の気が引くような寒さも
息が出来ない金魚のような呼吸も
なんで泣いてるのかも
よくわからない
だってずっとひとりだったじゃない
力になるよと言ってもならずに
分かり合いたくない人は喚くだけ喚き散らして
そこに『私』はいつだって要らなかった
そんなもんじゃないかこの世界なんて
『私』が泣いてる時に部屋をノックしに来るような
奇特な人間なんて
いつだって長男だけだったじゃない
いつものことじゃない
どうして
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