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探り探り進む日々

寒いですねこんにちは。
今まで作りがしっかりした家にいたからかな賃貸寒すぎるわ。前に居た居候先も賃貸なのになんでこんな値段が高いだけのハブなんですかココ。さっむ。

さて着込みまして。
本当なら暖気のある上で寝たいんですけど、生憎のボロ屋で風呂もマシに入れないので上がれない。
管理杜撰じゃね。2回問い合わせても返答ないし
何しに毎月5000円も払ってんだ仕事しろ

さて、依存ちゃんについて最終思考してました。
まだ考えてたん?と言われると、ズバリまだです。
方向性が決まっただけとは言いますね。

どんな形であれ、あちらは約束を守れない。
それを守ろうとすると義務化してしまい、結果的に自身の尊厳を傷付ける。私はそれは嫌。
かといって、まあ傍にいれば鬱陶しい点は山にできるくらいありますが、なんなら一々細かく指摘しないといけないのは遠くてもめんどくさい。
しかし、執着されるのは別にどうでもよかった。共依存ではなく、本当にどうでもよかった

なので、みんなからの有難い忠告は9割が「縁を切れ」なのですが、自分的にはしっくり来ず。
カウンセラーさんの「1年くらいじっくり相手に出来るエネルギーが溜まるまで放置(保留)」が近いかなぁと思いました。
これが私の甘さではないのかと言われると、否定要素は無いが肯定要素も無く
それこそ、『器質的な障害だから変われない』彼女と似て、『気質的な思考回路だから変われない』のかもしれないすね。めんどくさいね。

まあ、放置されてるうちはあっちは私が死んだで認識してるだろうから、生きてたよって言ったらギャン切れしそうですけどね。
しょうがないじゃん、君、『自分が失くなる』んでしょ?解離性障害になったでしょ?
私は近くにいると毒なんだよ。自分で立証しただろ。むしろ帰ってきたら喜べ?
見捨ててもおかしくはないんだからね。

そうこの
言葉。
言葉がね、腑に落ちなくてね。

見捨てる?なんか違うな。
縁を切る?なんか違うな。

お互いに考えが落ち着くまで音沙汰を途切らせる?
うーんこれかな?

何が違うのかな。って考えて。
その子の涙を思い出しました。
発達でどんなことが難しくても、譲らなかったのが「死なないで」。
これだけは口を噤んだことがありません。
まあ依存してるならそうかもしれないけど。
初めてお祭りなんてものを友達と楽しんだとか、りんご飴なんて食べたことがないとか、姫リンゴがなかったからリンゴ買ったら食い切れなかったとか(私に美味しく食べられました)

確かに私には何もしなかったよ。絶望的なまでに。
でもその半年で、その子は……4歳下だから29か。
29年生きてきて「初めて食べました」「初めてやりました」「初めてもらいました」と、なんでこんなことまで初めてなの?が多いくらい初めてを経験しました。
いや、疲れたよね。洗濯用ハイターの使い方も知らなかったもんね。
クエン酸の話をした時はちょうど買い置きがなかったので、ミカンの皮でシンクを拭かせたら、『面白い~~~取れる~~~え~~~???』って感じでしたもんね。
昭和の人に育てられるとおばあちゃんの知恵みたいなのはつくんですよ。ヒガンバナは非常食とかね。

思い出があるから捨てられませんかと言うと、NO。
いや、鬱陶しいです。遥かに鬱陶しいです。
ただ、「餡掛け焼きそばってなんですか?」「みぞれ鍋の作り方が分からないんですけど、なんで大根が要るんですか?」「芋ホットケーキ美味しいですね、レシピは?」とか
あとはやっぱり泣いてるとこかなぁ。

死んで欲しくないよと
泣く姿や声には、どうにも引力があるようです。
母も受話器越しに泣いてたからね。

機械のように生きてきた。
道具として生きてきた。
私の世界に色は必要なかった。
昭和のテレビはモノクロとかセピアですからね。
色は、必要なかった。

誰かを強く想う気持ちは、色だと思います。

話が逸れますが、絵は描いたことがありますか?
絵の具とかの油彩でもいい、水彩でもいい、色鉛筆、クーピー、マーカー、なんでもいいです。
その『色』は、どうやって出来ているかご存知でしょうか。
特に、涙たる『青』。
何で出来てるか、知ってますか?

抜粋
例えば日本美術の青色の代表格である群青の原料は藍銅鉱(アズライト)という石。

油彩で使う色の練り方としては、原初的な印鑑の朱肉と同じです。
今でこそ、ポンと色をつけて、ポンと押しますが
元来は赤色の練りものを、油彩と同じように溶いてから、それを印鑑につけて押していました。
スゲー手間ですよね。
でも綺麗なんですよ。
青だって種類がこんなにもある。

何気なく使う青。
でも、花では最近まで再現が難しいとされてきましたね。直近なら青薔薇かな?
少し前の青薔薇の花言葉は「不可能」でした。
毎年花を見に行く習慣があるのでブルーローズ(未完成)をよく見ましたが、どう見てもブルーじゃなかったよね。だから不可能なんです。
今は青薔薇の再現が可能になったため、花言葉も「希望」に変わりました。現金だな。

「涙」の青色は、リンク先のどれだと思いますか?
私は色鉛筆派なので、色辞典(色鉛筆商品名)ですが。
色鉛筆だって、原料は岩石です。
水彩もそうです。
色を重ねないと再現できないものなら、それは何度も塗って本物に近づけて行きます。

私たちの感情は?何色でしょうか。
怒りですか?なら赤でしょうか、紫でしょうか、赤紫でしょうか。
朱色?緋色?錆色?

赤色って面白くてね
色鉛筆の重ね塗りでは、下地が黄色なんです。
黄色がね、真っ赤な、真っ赤な赤になる。
コレ。太陽真っ赤でしょ。


涙の「青」は、何で再現される?
その「想い」は、不必要だからで終われる?
いやまあしんどいよ。鬱陶しいよ。
じゃあ、流してきた涙はなんだっただろう。

私を想って泣いた「色」を
不必要なゴミだから捨てますとは
ちょっとなんか言えなくて。
先延ばしという、狡い手を使うことにしました。

何事も、無意味な事象などなく
ただ折り合いの悪かったものや、解釈を間違えたものや、余裕がなかったものが横たわる。
やり直しがきかないのが今の日本社会で、日本社会はそれを許してしまっている。

私ね
「なんか違うなぁ……」と心が思うことは、出来ないんです。滑稽でしょう。
だから悩んで、悩んで、悩み尽くしてから決めるんです。即断即決しないんです。
ほら、日本人お得意の文句があるでしょう?

「勿体ない」ってさ。

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