鬱々と
今日もつまらない一日が始まる。
まふゆが最初だったし、ちょっと読んでみるかと読んでみました。
このあたりからもう愕然なんですけど。
まふゆ父はきちんと向き合ってるし、何より世話になってる人に挨拶してる。
うちの父がしたことと言えばなんでしょう?
心配してるとは言ったけど「必要なものはあるか?(自宅ではないから)無くて不便なものはないか?あったら持ってくるよ。」なんて言ってないですし
そもそも「今どこにいる?」を聞かずに捜索願など出して、生命の危険がないのに警察も真に受けて受理して、体調が悪いから帰ってくれと言っても帰らず、ピッキングして入ってきて人格否定ですからね。
「せめて県名だけでいいから」とか言えば大分類だし教えますけど、それよりまず警察をけしかけて娘の人格を侮辱させたわけですよね。ウケる。
まあ警察にクレーム入れたとは言いましたが、そのクレーム、私を侮辱した警官に届かなきゃ意味が無いのよ。わかる?
そもそも「親として情けないが」すら聞いていないのですよね。
気付かなかったのはまぁ……子どもの心理とかもあるから、同情の余地はありますけど
母親の圧は目の前で見てたよな。笑って流してたよな。そこで「そんな言い方をしたら、まふゆは進みたい道に行けなくなるだろう」が適切な差し挟みだと思いましたが。
まあ片親とだけなら辛うじて、誰かに付き添ってもらえれば無理ではない(可能とは言ってない)は分かります。私も母は何とか会えますが、ひとりではとても。面会の時に他人に話しかけないといけませんからね、息が出来ないわ。
「すみませんが、まふゆをよろしくお願いします」も、何も言っていない。
居候先の子に負担を掛けて、「申し訳ありません」じゃなくて「いつも××の様子を書いてくださってありがとうございます」だけ。
1人増えるのです、居候先が裕福でもないなら、普通は負担になります。
そんな事も、わからないの。
で、まふゆ母がワンシーンだけ出ましたね。
「お母さんが悪かったから」
上辺だけだとしても認める力はあるんだなぁ……。が感想です。
その言葉が本当に詫びてるかは知りません。
帰ってきて欲しいから言ってるだけかもしれません。
でも、まふゆ母は出来てるんですね。
「私たちが悪かったよ、ごめんね」ではなく「お前が生きてくれるなら、それでいいから」だそうです。謝らないそうです。へえ。
仲直りできないなら生きてる意味がないから死にたいんだけど。
そんなふうに考えながら読み、新しいセカイに水面が出来てるの、感覚的に分かりました。
まふゆはその水面に、宝物も、そうじゃないものも、全て眠らせているんだなと思うと
頭撫でてあげたくなった。
「澄んでるのに底が見えない。」
それがまふゆの気持ちなのです。
澱んでいない、まふゆの気持ち。
まあまだ次のチャプターあるし、ライターも企業の方針に従うから私とはズレるだろうけど
まふゆに「有って」わたしには「無い」ものは、浮き彫りになったかなと思います。クッソ鬱です。
でもねやっぱり、まふゆには
捨てないで欲しいんです。
時間が掛かっていいから、自分で選んで欲しいんです。
それが母親への怒りになろうが。
それでも家族を大事に想いたいだろうが。
それがまふゆのこころだから。
家族を大事に想いたいなら、帰れるだろうし。
高校生ですから、大学を機に自立しますでも通用はするでしょう。学費はきついけどまあそこは親が払うよね。
まふゆには、「帰る」も「離れる」も選択出来る采配がされています。あとはまふゆのこころだけ
わたしはどうしようかな。
帰りたいって言っても聞かないし、離れるにしても6万円生活です。腹減ったわ。死にたい。
選べないのが。進まないのが。
場を準備しても準備しても破壊されるのが。
どうしようもなく疲れるのです。
まふゆのなかに、すこしだけ
ゆめをみていたい
どうせかなわない、うたかたのゆめを。
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