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クラフトビール日記:ひみつビール アザラシミルク

ようこそ週の折り返し。そして奏章III。
あと、先週買ったビールたち。
というわけで、月曜も飲んだけど今日も飲む。

以前から気になっていたひみつビールの、以前から気になっていたアザラシミルク。
ネーミングが特徴的で印象に残っていたのだけど、今まで機会に恵まれず飲んでこなかったもの。
ミルクシェイクIPAかな?と思ったけど、ラクトースが入っていないので違うっぽい。
まぁ古いか、その呼び方は。

ちなみにラクトースは使っていないけど、名前通りミルクは使っているらしい。それと米。
……米?
米といってもコシヒカリの方で、SAKE IPAではないらしい。

感想

とろみすら感じるほど粘性高めの液質で、マンゴーやパイナップルを思わせるトロピカルなフレーバーと、しっかりダンクな舌触り。ホップの苦味が甘みや酸味と絡んで、後味は若めのオレンジっぽい感じ。
そして飲み干しても舌にはミルキーな余韻が残る。
SAKE IPAではないらしいとは書いたものの、温度が上がったときに感じる余韻にはどこか、米で作られたお酒っぽさを感じなくもないような。

度数11%らしいどっしりとした味わいで、ヘイジーとしてはかなり重厚。
かわいらしいネーミングと見た目だけど、飲みごたえはばっちり。舌触りだけでなくフレーバーも百科事典並みの分厚さで、
最近のお洒落さを意識してそうなうちゅうあたりと比べるとかなり直球で、手加減がない。

度数以上に濃厚さを感じるので、味の要素ひとつひとつはキャッチーではあるものの、飲みやすいかというとそうではないような気がする。むしろ、度数高めのヘイジーを飲み慣れた人向けの一杯かな、とすら思う。
大抵のヘイジーは350mlだと物足りないと感じるけど、これは350mlで充分だなと感じるほど。
そういう意味で、ヘイジーとペイストリー寄りのインペリアルスタウトが好きな人なら結構気に入るかもしれない。
個人的にはこういう直球なビールは好ましいと感じるけど、万人受けするタイプではないよなぁ(笑

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